ニトリとユニクロはなぜ売れる!?
- 内田
- 2009年11月1日
- 税務・会計・経営
- 0
このモノが売れない時代に、売上が伸びてて凄いな~と思う会社がユニクロとニトリです。
両社ともモノをつくってウル、いわゆる製造小売り業です。
帯広にもユニクロ、ニトリがあるので、お店に行ったことがある方はわかる
と思いますが、とにかく商品が安い!!
低価格化をすすめてても、両社の業績はこんな感じです。。。
★ユニクロ(ファーストリテイリング)★
決算日
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平成17年8月
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平成18年8月
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平成19年8月
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平成20年8月
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平成21年8月
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売上高
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3,839億円
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4,488億円
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5,252億円
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5,864億円
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6,850億円
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経常利益
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586億円
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731億円
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646億円
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856億円
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1,013億円
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★ニトリ★
決算日
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平成17年2月
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平成18年2月
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平成19年2月
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平成20年2月
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平成21年2月
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売上高
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1,294億円
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1,567億円
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1,891億円
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2,172億円
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2,440億円
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経常利益
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152億円
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190億円
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231億円
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265億円
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339億円
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モノが安い→みんなが買いに来る→規模の利益でもっと値段が下げられる→さらに買いに来る人が増える
という正のスパイラルですね。
ふつう製造業の売上原価率というのは高くて、60%台でかなりいい方です。
ところが、ユニクロ・ニトリともに売上原価率が驚異の50%!
ものすごいコストダウン力です。
両社とも国内でアイデアを出して、人件費の安い海外でつくってるのが大きいのでしょう。
あと両社に共通するのが、お店と店員さんが明るいところです。
商品のデザインも色鮮やかで素敵ですし、店員さんも皆さんやる気満々で動きが機敏です。
この商品開発、社員教育の素晴らしさがお客さんを惹きつけるんでしょうね。
<リンク>
・㈱ニトリ