環境産業
- 内田
- 2017年9月30日
- 税務・会計・経営
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世界から見た環境産業についてのセミナーに参加して参りました。
・6月にトランプ大統領がパリ協定の離脱宣言をしたことはアメリカの産業競争力を低下させる。
・中国は賃金が上がってきており、国として再生可能エネルギー産業の輸出化などの無形資産の付加価値化へシフトしようとしている。
・日本は1970年代のアメリカ-マスキー法という自動車排ガス規制を機に技術力を高め自動車業界で成功を収めることができたが、昨今はフランスが2040年にガソリン車ディーゼル車を廃止にする方針を掲げるなど、ヨーロッパが環境産業では先をいっている。
・日本でも温室効果ガス排出量は減ってはきているが、世界に比べるとはるかに低い。
環境という面ではまだまだレベルが低い日本。
これからの気候変動対策は国とのして競争力を高めるために絶対に必要な要素であり、
太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスといった再生可能エネルギーを産業として伸ばしてしていくことが急務となっております。
例えば、北海道十勝で言いますと生物エネルギーであるバイオマスに力を入れてきております。
自然豊かな北海道では自然地域資源(森林、地熱、生き物等々)を用いてエネルギーを創り出し、産業化していくことが人口維持にも繋がる気がします。