最近の畜産事情
- 内田
- 2018年5月13日
- 税務・会計・経営
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十勝毎日新聞の記事より。
北海道十勝の畜産経営では飼育戸数は前年比で減る一方で、頭数は増えています。
ホクレン十勝地区市場も黒毛子牛の取引数が全国一となったようです。
〇乳用牛
・ホルスタインメスの乳牛はやはり搾乳の業務というのは毎日おこなう大変
な作業を伴うので後継者不足と共に農家戸数は減っています。(35戸が搾乳中止。)
・飼育総頭数は2%も増加して226,058頭、そのうち100,921頭が育成牛。
・個人経営が35戸減の1,120戸、法人経営は12戸増の206戸。
〇肉用牛
・全体の農家戸数は3.2%減の580戸。
・黒毛和牛の頭数は17%増の42,142頭、ホルスタインは1.8%減の94,277頭、
F1等は3.6%の79,404頭となった。
〇飼料畑
・飼料用トウモロコシ作付面積は5%増の23,639ha。
・酪農家1戸当たりの平均飼料畑面積は3.6%増の52.5ha。
〇馬・豚
・馬の飼育戸数は4戸減の156戸。(輓馬系は99戸)
・馬の全体の頭数は11.4%減の674頭。
・豚の飼育戸数は前年と同じ26戸。
・繁殖豚は87.8%増の13,088頭、肥育豚は4.6%増の57,531頭。