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十勝大樹町のロケット事業

  • user 内田
  • time 2019年10月12日
  • tag 北海道・十勝・札幌
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日本政策投資銀行さんによる大樹町(たいきちょう)–ロケット事についての講演をお聞きしました。

世界では、民間の宇宙ビジネスが広がってきていますが、日本では官需が9割で、本当に民需取り込みが大切になってきます。
現状の国内宇宙機器産業規模は3,500億円で今後も伸びが期待されるわけです。

十勝大樹町の優位性というのは
①東と南方向への広い打上げ方位角
②拡張できる広大敷地
③航空宇宙実験施設として30年超の実績
地元の理解と協力がある
⑤ロケット打ち上げに適した気候条件
⑥とかち港や帯広空港など宇宙機器輸送の利便性
など色々とあるわけです。

すでにIST(インターステラテクノロジー)が大樹町に拠点を構えていますが、
今後さらに開発型企業や研究機関が来てくれることで、雇用創出、出張者、社会インフラ、商業施設、
により経済効果が望まれます。

北海道の基幹産業である一次産業を中心に労働力不足交通網や災害時の脆弱性などの課題がありますが、
ロケットによる衛星データはこれらの課題に対する解決を、
スマート農業漁場予測二次産業でもi-Constructionの建設業、自動走行運輸業など
にも活かされるだろうとのお話でした。

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