新型コロナウイルスの農業分野への影響(和牛価格の低迷等)
- 内田
- 2020年5月9日
- 税務・会計・経営
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方々には謹んでお見舞い
一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。
新型コロナウイルスの影響は農業分野にも影響が出ております。
「酪農」について、北海道の生乳も学校給食が無くなり廃棄されている部分もありながら、
ホクレン価格は年に一回の改定のため現時点での影響は見られません。
生乳として使われないものは加工分野にまわっているお話もお聞きします。
「畑作」について、政府保証のある馬鈴薯、小麦辺りは大丈夫だろうといわれておりますが、
市場価格の影響を受ける小豆辺りが秋の収穫時期以降にどうなるだろうか、という声をお聞きします。
「肉牛」について、3月に市場価格が落ちた後も、価格は低迷したままです。
緊急事態宣言による飲食店の休業は自然と牛肉消費を落とし、インバウンド消費やオリンピック消費も
見込めない今後を考えても価格が厳しくなっております。
現状では、こちらの新聞記事に書かれておりますようにスーパーへの卸価格が下がれば、
家庭での消費が根付く可能性がありますので、その点に期待したいところです。