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【TAPの仕事】製販分離
私たちの事務所では「製販分離(せいはんぶんり)」というものを進めております。
会計事務所によっては会計等業務をお客様一件ごとに、一人の担当者が全て行うという方法を取っていることも多いです。
例えば、一人の担当者が、お客様にアポをとり、資料を取りに行き、持ち帰って整理して、製造としての入力業務を行い、不明点はお客様にお聞きし、担当者が自分でチェックをして、自分で印刷をして、お客様へのお渡しや説明も自分一人で行うという流れです。
(これとは他に、給与計算・年末調整・償却資産申告・所得税確定申告・決算・銀行対応・税務調査対応・なども一人で行うことにもなります。)
しかし、このような担当者一人がすべての業務を行うと、一人の人に凄く負担が掛かり、その担当者が動けないと事務所としての業務が遅れます。業務がブラックボックス化されるため、事務所内での助け合いもできません。製造業務に忙殺されることでお客様への助言業務などの付加価値業務も行いにくくなります。
そうならないように「製販分離」を出来る限り推進しようとしております。
製販分離とは、会計事務所業務を見える化・分業化して、会計税務資料の作成業務(製造)の負担を減らして円滑化・迅速化し、付加価値業務(販売)を提供しやすい体制にすることです。
これによりいくつかのメリットがあります。
・分業化されることで、手の空いている人が業務を進めることで事務所として迅速に業務を進め、一人ひとりの負担が軽減されます。
・業務がブラックボックスされず見える化が進み、誰でも作成業務やチェック、時にはお客様対応もできるようになります。
・お互いの業務のチェックをしやすくなり、業務品質が上がります。
・病気や退職などで一人が抜けたとしても、すぐに対応することができます。
まだまだ製販分離を実施できていない業務もありますが、今後もお互いに助け合える業務体制を作っていきたいと思います。
- 内田
- 2020年7月25日
- TAPの仕事
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【TAPの仕事】経営者を元気づけること
日本全体で見ても中小企業に分類される会社(ex.小売業-従業員100人以下)が全体の99.7%と大半を占めます。
ですので、これら中小企業が元気になれば、その地域が、日本全体が元気になるものと思います。
会計事務所の仕事で大切なのは、この「中小企業の経営者を元気づける」ことです。
経営者はいつも不安を抱えていて、相談相手をいつも求めております。
そのような中で会計事務所というのは、定期的に会社様と接触をして、社長さんとお話するからこそ、経営者を最も元気付けることができるお仕事です。
では、元気づけるというのは例えばどのように行うのか。
・まずは悩み相談にのってあげて、その悩みを解決してあげること(お話を聞くだけでも経営者の方は気持ちが楽になります。)
・専門技術としての簿記や会計数字を使って「数字がこうなったら会社も元気になりますよ」と元気づけること
・税金や資金繰りの知識をお伝えして、情報提供をしてあげること。
などの方法があります。
もしかするとカウンセラーのような役割かもしれませんが、一生懸命に元気づけることを続けさせていただくと、
けっこうな確率で経営者の方から感謝をされて、それがうれしいものです。
決算数字は「学校の通信簿」「病院の健康診断」「飛行機のコックピット」に例えられることがありますが、
特に「病院の健康診断」結果のように、数字を見て「お体は健康ですよ」とお伝えすると、経営者の方はとても元気づけられるようです。
今後もそのような役割を担えるような存在でありたいと思います。
- 内田
- 2020年7月11日
- TAPの仕事
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