刊行以来、多くの人から「人生のバイブル」として支持されている名作のマンガ。
仲間との「密」な関係とモチベーションの「熱」。チームで協力し何かを成し遂げることの素晴らしさ。
改めて読んでみて印象的だった言葉を書かせていただきます。第1章「挑戦」最後まであきらめない生き方
・自らを鼓舞する
「こういう展開でこそ オレは燃える奴だったはずだ・・・!さっさと続きを始めるぞ!オレの気持ちが醒めないうちにな!」
県大会の翔陽戦の後半、三井は体力の限界を感じていた。この時三井はこの言葉を胸に思い出す。中学MVPをとった時、来賓席の安西先生から「最後まで希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ」と言われたことも。第2章「努力」今できることをやり続ける姿勢
・
適切な目標を設定する
「とりあえず日本一の高校生になりなさい」
陵南戦の直前に倒れた安西先生が無事に退院したあと、流川は自宅を訪問し、アメリカ留学の意向を伝える。しかしすぐに反対され、そのあと安西先生にアドバイスされた言葉。やる気が引き出されるとても良い目標。
第3章「挫折」逆境でも折れない思考法
・負けても這い上がる
「オレを倒すつもりなら・・・死ぬほど練習してこい!」
天才プレーヤー・仙道は桜木をこてんぱんに倒す。その試合終了後、納得いかない様子で帰ろうとする桜木に、仙道が声をかける。これは、そのとき期待を込めて桜木に発破をかけた仙道の言葉。はいあがる強さを持つ。
山王と海南の試合をビデオで見てその強さに驚愕した湘北のメンバーは意気消沈してしまう。そのとき、小暮が赤木と三井にかけた言葉。このセリフからは、小暮がそれだけ人一倍本気で全国制覇を夢見てきたことがわかる。意志を信じるのだ。