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【TAPの仕事】2024年3月 個人確定申告の振り返りと反省
確定申告業務に携わっている皆さま、3月15日までの確定申告業務、大変お疲れ様でした。
消費税申告は3月末までとはいえ、所得税の期限15日までが一つの区切りかと思います。
弊社は本別事務所-約160件、帯広事務所-約170件、札幌事務所-約110件、という件数でした。
件数が多いから良いとか悪いというのはあまり無いのですが、納税者の方の代わりに作成申告代理を行う事は一定の地域貢献と感じます。
少し、今回の個人確定申告のお仕事の振り返りをしたいと思います。
・譲渡や廃業
今回の個人確定申告では事業を廃業したり、営業権を売却したり、不動産を譲渡したり、という申告が多く、そのために時間が掛かる申告書が多かったです。個人確定申告は個人事業所得や不動産所得が特に時間が掛かりますが、譲渡所得が入ってくると取得原価の把握等で工数が要ります。
・動き出しの早さ
3月15日が申告期限でありますが、そこを全体の完了期限とせずに3月10日を完了目標としました。(2割程そこまでに終わらなかったですが….)。2月末申告期限の法人決算申告があるとはいえ、3月に入ってから個人確定申告に手を付けては遅く、本当に仕事が出来る人は2月前半には手を付け始めます。今回もそのように動いていただけたスタッフの仕事は非常に早かったです。
・新規のお客様
例年、新規のお客様が多いと繁忙度合いが増します。今年度は各拠点10件程は新規のお客様が増え、その点で少し大変だったように感じます。
・所内チェックで発見された誤り
控除の漏れ。収入の第一表への飛ばし漏れ。消費税計算での2割特例適用漏れ。機械取得税額控除の適用漏れ。譲渡所得が長期でなく短となっている。簡易課税の業種適用誤り。源泉徴収票からの転記金額謝り。
次回は、次年度に向けて改善点を記載したいと思います。
- 内田
- 2024年3月16日
- TAPの仕事
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