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レビュー『任せるコツ』
『任せるコツ』すばる舎 山本渉
・相手の意欲を作り出す
「仕事を受ける側は全ての仕事を面倒と思っている」
・断れる余白を作っておく
頼む時に余力がない前提で断りにくくしない工夫が必要です。「
「これは仕事なんだから、できる/できないじゃなくて、
・好意を伝える
「去年の面談で●●って言ってたから〜」「
・頼む際は威張ったり謝ったりしない
上司は偉い、マネージャーが上でメンバーが下、
また、感謝は必要ですが、謝る必要はありません。
・重要な相談に導くための雑談と冗談
コツは聞いて、そして聞くこと。
・フィードバック、感謝、評価
仕事を依頼したらそれがどう役だったかを伝えてください、
そして評価。冷静に、客観的に、フェアに行いましょう。
・Z世代の伸ばし方
Z世代が会社や仕事に求めることは昔と変わっています。
・今ではなくチームの将来を考える
一つの営業部の新規契約の例。マネージャーは能力が高く10件、10人のメンバーはそれぞれ1件。
これだけ能力に開きがあれば任せたり育成に時間を費やしたりするより、自分で動きたくなります。数字化すると10+10×1=20
次はマネージャーが現場に費やす時間を半分に減らしてその分メンバーの育成に力を入れた場合、本人の契約が5になったとしても、仮にメンバー1人につき2件となれば、契約数は増えることになります。数字化すると5+10×2=25
長い目で見ればメンバーの能力は「2」が上限ではなく、「3」「4」と増え、「10」になり、マネージャーを超える可能性すらあるのです。
「チームに任せられる人がいない」というのは、「私はマネージャーとして無能です」と言っているのと同義語です。「自分でやったほうが早い」というのは、育成を無視し組織を弱体化させる罪です。
・正しい丸投げと間違った丸投げ
正しい:相手の身になって考える。その依頼がどのように役に立つか目的を伝えている。相手の余力の配慮がある。断ることができる余白がある。相手にとって適度なチャレンジがある。プレッシャーと期待が過剰でない。感謝の気持ちがある。
間違い:自分が楽になることだけを考える。目的や意義を伝えずただ作業だけさせる。相手のやる気や忙しさなどの状況を確認しない。命令として押し付ける。誰に任せるかを吟味せずやってくれれば誰でも良いと思い思っている。相手の動機づけをしない。感謝や評価などのフォローをしない。
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										内田 
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										2024年7月13日 
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										本 
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