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【本】レビュー『90日で業績アップを実現する「ローコードDX」』

  • user 内田
  • time 2024年10月26日
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90日で業績アップを実現する「ローコードDX」』 船井総合研究所 クロスメディアパブリッシング

弊社-税理士法人TAPはタスク管理ソフト(jooto)、RPAロボット(BizRobo)、クラウド業務ソフト(マネーフォワードfreee)、スケジューリングソフト(ACELINK 事務所管理smart)などのローコードDXを進めておりますが、まだまだです。
今後、さらに良い形で進めていくために読んでみました。

ローコードプラットフォーム:従来のようにプログラミング言語によるソースコードを記述するのではなく、予めプラットフォームに具備されている画面部品・ロジック部品などをGUI操作による組みあわせと最小限のコーディングで、高品質なシステムを少ない工数で短期開発を可能にするソフト

いまDXに取り組むことが、これから10年の命運を分ける。
今後は少子高齢化による人手不足が進み、中小木野それは深刻な話です。従来はIT開発専門業者に外注せざるを得なかったが、ローコードでは開発が容易で、企業内におけるシステム内製化促進ができます

中小企業がローコードDXに成功するための5つのポイント
社長が覚悟を決め、自らも関与すると同時に、社内のエース級の人材をDXの中核人材として投入している。
②人海戦術や、少々の頑張りでは達成できないような、ストレッチした高い目標設定をし、また挑戦しようとしている。
③現場が成果を体感出来て生産性が上がるなど、当初の段階で明らかに成果の上がる絵を描いた状態で臨んでいる。
④短期間で成果を上げ、まずは小さな成功事例をつくり、現場の意見を聞きながら次々と新たな挑戦目標に挑むスタンスで取り組んでいる。
⑤5~10年後の経営体制をイメージし、デジタル人材が経営トップと営業部門をサポートする組織体制を組み上げている。

システム内製における外部パートナー活用のポイント
チェックポイント①:現場主義-経営者と現場に寄り添ってくれるか
チェックポイント②:全体最適の提案-横展開が可能か。変更可能か。手作業がしっかり減るか。
チェックポイント③:成果へのコミット姿勢-実現したいビジネスの目的を理解してコミットしてくれる所は意外と少ない
チェックポイント④:同規模・同業種での実績-自社の業界の商習慣を理解してくれるかどうか。
チェックポイント⑤:投資対効果の算出-同業種での業務効率化事例など情報収集してくれるか。
チェックポイント⑥:不要な開発の提案-必要と思えない開発提案が含まれていないか。
チェックポイント⑦:業績の推移-ベンダー自身の業績が伸びており組織力が高いか。

実際に開発されたシステムの運用に必要なこと。
①システムの操作マニュアルや運用マニュアルの準備
②利用する人たちへの操作説明会の実施
③問い合わせ窓口の設置や運用保守体制(担当・副担当、ドキュメント)の確立
④改善要望や質問事項の対応

<書籍内で紹介されているローコードツール>
kintone(キントーン):サイボウズが提供する、国産のツール。SoR(System of Record)領域が中心となり、使いやすく現場主体のシステム内製を目的として導入されているケースが多いと言えます。業種別のサンプルアプリが用意されているため、すぐに使う事がき、各種パーツをドラッグ&ドロップなど直感的な操作で開発ができます。

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