mv-icon
税理士法人
TAPブログ

mv

Latest Posts

【本】『amazonのすごい会議』

 

 

 

 

 

 

 

 

amazonのすごい会議』佐藤将之 東洋経済

TAPでも月に数回会議(MTG)を実施しております。
各拠点で月に一回のMTG、各プロジェクトチームのMTG、それらのMTGに少しでも役立てばということで読んでみました。

アマゾンが、様々な事業を次々に生み出し、同時展開し、急成長を遂げている巨大企業であり、事業の数が増えればプロジェクトの数も増えていく中で、プロジェクトの成否を決めるのが会議なのです。
新たな企画やアイデアを考える、ビジネスプランを検討する、意思決定する、進捗状況を確認する、etc。
アマゾンで開かれる会議には4つの種類があり、①決裁を仰いだり、物事を決めて合意を形成する「意思決定会議」②新しい施策やサービス、ビジネスなどを考え出す「アイデア出し会議」③みんなが知るべき情報を報告したり共有したりする「情報伝達会議」④決定事項の実施状況を追跡・確認する「進捗管理会議」。この中でアマゾンでは③はできるだけ無くした方がいいと考えている。

ビジネスで正しい方向感をつかむためには、定量的に測れる評価指標KPI(KeyPerformanceIndicator)の設定が欠かせず、数字としての訪問回数・顧客数・クレーム数など具体的なKPIを、アマゾンでは必ず毎週1回モニタリングする会議を実施します。KPIがすべてデータ化され、レポートが自動生成されるようになっているので、それを見ながら各部署の責任者が問題点などあればコメントを述べる形で会議は進められます。報告者に対して「それはなぜか」と上級職の人は納得のいくまで細かく質問をして、担当者が見逃している問題が他に隠れていないかを確認していきます。
ジェフ・ベゾスがよく言っていたのが「Good intention does not work,only mecharism works!(人の善意に頼って仕事をしてはいけない。仕組み作りが重要だ)」ということ。ビジネスの継続性を保証するため検証周期は1か月に1回では遅すぎて、仕組みとして1週間に1回は見直すことが必要である。

アマゾンの会議がうまくいっている根底には14か条の「リーダーシップ理念(Our Leadership Principle)」があり、特に7つが良い会議に繋がっている。
①Ownership(オーナーシップ):出席者は会議に参加する際に経営者であるかのように考えて判断ほしい。
②Customer Obsession(顧客へのこだわり):実際に会議の中で「それって本当にお客様のためになるの?」という言葉が頻繁に飛び交います。
③Insist on the Highest Standards(常に高い目標を掲げる):会議の中で妥協しそうな時「私たちの目標は?」と確認を入れることが大切です。
④Think Big(広い視野で考える):年間計画や自分よりも一段上の目線で物事を考えて会議に臨みます。
⑤Dive Deep(より深く考える):会議の中でも、もう一歩深めないと、本当の姿は見えてこないということです。
⑥Bias for Action(とにかく行動する):素早い行動はすべてを解決する。アマゾンはビジネスでスピードを重視する組織。
⑦Learn and Be Curious(学び、そして興味を持つ):アマゾンでは人材成長が良い影響として積極投資をしております。

アマゾンの会議から、会議をスリム化するヒントが得られます。
「自己満足で会議を開いてはいけない」アマゾン内でよく言われること。上記③情報伝達会議はChatグループなどで流せば一瞬で終わります。本当に必要な情報であれば、みんな主体的に見に行きます。このように、細かなところから見直していくことが、無駄な業務や無駄な情報伝達会議を減らす一歩になります。
必要がない人を呼ぶと会議は停滞するため、出席者を減らすことも重要です。アマゾンではオーナーが会議の招集をするときに、絶対に出席してほしい「必須出席者」とそうでない「任意出席者」を必ず分けるようにしています。
またアマゾンでは、会議のオーナーがゴールの確認とタイムキーピングを徹底しております。最初に会議を開く趣旨を確認してゴールを共有し、その後15分ほど各自が黙読をすることで、その後の非効率な質問を排除するのです。

  • user 内田
  • time 2025年11月29日
  • tag
  • comment 0