mv-icon
税理士法人
TAPブログ

【本】レビュー『歩く マジで人生が変わる習慣』

  • user 内田
  • time 2026年2月7日
  • tag
  • comment 0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩く マジで人生が変わる習慣』池田光史 ニューズピックス

歩くことは色々な事を解決してくれます。運動により、心身の調子を整えてくれます。

「真に偉大な思想はすべて、散歩中に浮かんでくる。」フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)
「茂み、木々、森、草地、岩の間を歩くほど幸せなことはない。」ベートーヴェン(音楽家)
「歩くことは人間にとって最良の薬である」ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)
「睡眠と歩くことは、削ってはいけない。」ジョン・アダムズ(アメリカ第二代大統領)

メタ社のマーク・ザッカーバーグも「歩きながら考え、議論できる環境」を重視している。
歩くオフィスがもたらす創造性 〜シリコンバレーが取り入れる「歩行思考」の秘密〜”

OpenAI社のことに関わる中で、テクノロジーや経済の未来は、いよいよこの歩くことの視点、つまり人間の身体性という視点を抜きにしては語れない時代に突入にしていくんじゃないか、と直感するようになった。人間の幸せは、動物として快調かどうかにかかっていると。文明の発展とともに人類が失ってきたものは何か、おそらくそれこそが-人類を人類たらしめた「直立二足歩行」ではないだろうか。そう僕たちは歩かなくなった。

この10年程で、何百もの研究論文が、歩くことと脳の関係を解明しつつある。アメリカ-ダートマス大学の人類学者デシルヴァは著書『直立二足歩行の人類史』において指摘する。歩行は脳を変化させる。しかも、歩行は創造性だけでなく記憶力にも影響を与える。ハーバード大学医学大学院レイティ、ベストセラー『運動脳』を書いたスウェーデンのハンセンであれ、多くの研究者たちが脳における「海馬」すなわち記憶や学習をつかさどる部位がよく歩くことで、体積の減少ペースを抑えるどころか、逆に鍛え抜かれて大きくなること明らかになった。僕たちが歩くと海馬でみずみずしいニューロンが次々の誕生し健康になっていくのだ。脳の海馬研究を専門とする東京大学の久恒准教授は「15分以上のウォーキングを週3回取り入れると、アルツハイマー病の発症率を35~40%抑えられるようだ」と言う。千葉大学-宮崎良文名誉教授たちは2004年から2018年の15年にわたって実施した実験から、都市歩行よりも森林修業をした人の方がストレスが低下することを解明した。現代人の脳は、むしろ常に強い覚醒・ストレス状態にありそもそも働きすぎており、そうした現代人が自然に触れると、人としての本来あるべき姿に戻る。

歩くことは、脳をリラックスさせる。スタンフォード大学での「歩く実験」では室内のウォーキングマシンを歩いたグループより、屋外を歩いたグループの創造性スコアのほうが、さらに高かった。そして面白いことに、屋外の中でも、人工的な都市の中を歩くより「自然の中」を歩くともっといい。過去の偉人に、それを体現していたウィーンの森を好んで歩いたベートーヴェンがおり『田園交響曲』は、自然の中を歩きながら作曲したという。
アイデアは呼ばれることなくやってくる。森の中を歩いているときに。
ベートーヴェンは毎日午後に歩くのを習慣にしていた。彼の場合は、後に持病の悪化や聴力の喪失を経験しているが、自然の中での長時間の散歩が、精神的な癒やしや健康の維持にも役立つと考えていた。

歩くと、長生きする。週150分のウォーキングを行う人は、運動をしない人に比べて、平均して3.4人~4.5人の寿命延命が見込まれることがわかった。またヨーロッパの研究では、毎日20分の散歩をすると、肥満の有無にかかわらず、身体活動がまったくない人と比較して、全ての原因による死亡リスクが低下することが示されている。歩くと、不眠が改善して、ストレスも減る。歩くと不眠も改善すると、日本の研究では、運動習慣のない健康な働く人々にとって、ウォーキングは入眠時間を短縮し、総睡眠時間を増加させる可能性があることが示されている。さらに、脳卒中のリスクも下がる。アメリカの2010年の研究で、毎日歩くなどの中程度の身体活動を行う女性は、脳卒中のリスクが減少することがわかった。前出のスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンは、こう指摘している「私たちはもはや狩りも採集もしていない。そこに問題がある。動くことのない現代の生活は人間本来の性質を壊し、人類という種の存続を根底から脅かしている」。座る時間をこまめに中断することで、肥満、代謝異常、心疾患、がんのリスクを抑えられる。食後に歩くことで血糖値の急激な上昇を抑えて糖尿病予防に有効。

脳の健康に関する世界評議会、ブレイン・ヘルス・ネットワークのディレクター-英エクセター大学医学部名誉教授のジェームズ・グッドウィンによれば、この20年間だけでも、何が人を幸せにするのかを科学的に解明しようとした論文は、実に1万7000件以上も発表されているという。幸福はお金で買えるが上限があるという条件付きで、富がふえて貧困から脱する過程で幸福は増すが、概ね7.5万ドル(約1140万円)を超えると幸福度は横ばいになるという。自然の中を歩くことは、失いつつある好奇心や、日常では忘れさせられている欠乏の感覚を、鮮やかに呼び覚ましてくれる最高の場なのかもしれない。そもそも僕たち人類の身体の鋳型は、広大な大地を動き回り、長く過酷な狩猟と空腹を耐え抜いて歩き続けた時代に完成したのだから。グッドウィンは幸福についてこう指摘する。
「人の脳は動くことで進化したのだ。進化によって人間の身体は作られたのだ。それがわかれば、現在の座ってばかりの生活が、体と心にどれほど悪いかということも理解できる。さらに、現代人が健康で幸せに生きるために、進化の結果を利用する方法もわかるはずだ。」

 

 

 

 

 

『歩く マジで人生が変わる習慣』池田光史 ニューズピックス

 

歩くことは色々な事を解決してくれます。運動により、心身の調子を整えてくれます。

 

「真に偉大な思想はすべて、散歩中に浮かんでくる。」フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)

「茂み、木々、森、草地、岩の間を歩くほど幸せなことはない。」ベートーヴェン(音楽家)

「歩くことは人間にとって最良の薬である」ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)

「睡眠と歩くことは、削ってはいけない。」ジョン・アダムズ(アメリカ第二代大統領)

 

メタ社のマーク・ザッカーバーグも「歩きながら考え、議論できる環境」を重視している。

“歩くオフィスがもたらす創造性 〜シリコンバレーが取り入れる「歩行思考」の秘密〜”

 

OpenAI社のことに関わる中で、テクノロジーや経済の未来は、いよいよこの歩くことの視点、つまり人間の身体性という視点を抜きにしては語れない時代に突入にしていくんじゃないか、と直感するようになった。人間の幸せは、動物として快調かどうかにかかっていると。文明の発展とともに人類が失ってきたものは何か、おそらくそれこそが-人類を人類たらしめた「直立二足歩行」ではないだろうか。そう僕たちは歩かなくなった。

 

この10年程で、何百もの研究論文が、歩くことと脳の関係を解明しつつある。アメリカ-ダートマス大学の人類学者デシルヴァは著書『直立二足歩行の人類史』において指摘する。歩行は脳を変化させる。しかも、歩行は創造性だけでなく記憶力にも影響を与える。ハーバード大学医学大学院レイティ、ベストセラー『運動脳』を書いたスウェーデンのハンセンであれ、多くの研究者たちが脳における「海馬」すなわち記憶や学習をつかさどる部位がよく歩くことで、体積の減少ペースを抑えるどころか、逆に鍛え抜かれて大きくなること明らかになった。僕たちが歩くと海馬でみずみずしいニューロンが次々の誕生し健康になっていくのだ。脳の海馬研究を専門とする東京大学の久恒准教授は「15分以上のウォーキングを週3回取り入れると、アルツハイマー病の発症率を35~40%抑えられるようだ」と言う。千葉大学-宮崎良文名誉教授たちは2004年から2018年の15年にわたって実施した実験から、都市歩行よりも森林修業をした人の方がストレスが低下することを解明した。現代人の脳は、むしろ常に強い覚醒・ストレス状態にありそもそも働きすぎており、そうした現代人が自然に触れると、人としての本来あるべき姿に戻る。

 

歩くと、長生きする。週150分のウォーキングを行う人は、運動をしない人に比べて、平均して3.4人~4.5人の寿命延命が見込まれることがわかった。またヨーロッパの研究では、毎日20分の散歩をすると、肥満の有無にかかわらず、身体活動がまったくない人と比較して、全ての原因による死亡リスクが低下することが示されている。歩くと、不眠が改善して、ストレスも減る。歩くと不眠も改善すると、日本の研究では、運動習慣のない健康な働く人々にとって、ウォーキングは入眠時間を短縮し、総睡眠時間を増加させる可能性があることが示されている。さらに、脳卒中のリスクも下がる。アメリカの2010年の研究で、毎日歩くなどの中程度の身体活動を行う女性は、脳卒中のリスクが減少することがわかった。前出のスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンは、こう指摘している「私たちはもはや狩りも採集もしていない。そこに問題がある。動くことのない現代の生活は人間本来の性質を壊し、人類という種の存続を根底から脅かしている」。座る時間をこまめに中断することで、肥満、代謝異常、心疾患、がんのリスクを抑えられる。食後に歩くことで血糖値の急激な上昇を抑えて糖尿病予防に有効。あ

 

 

 

 

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です