平成26年農業総括
- 内田
- 2015年1月17日
- 税務・会計・経営
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十勝毎日新聞に平成26年の十勝農業の総括が書かれてありましたのでポイントを箇条書きしてみます。
・小麦は4,5月の雨の影響で収量が伸びなかった。
・ビートの糖度は平均で17.4%ほどで17%台を見たのは数年ぶり。
・小豆など豆類は平年並みに取れたが相場が少し安い。
・ジャガイモは平年作以上。
・肉牛は枝肉や素牛の価格が堅調に推移したが、肥育農家は素牛の価格が上がって厳しい。
・酪農は11月から乳量が上がり始めたが、昨年減った分との比較なのでまだ増えたとは言えない。
バター不足を起こしてしまったのは系統組織の大失敗。肉牛価格が高く、乳牛に和牛やF1を
生ませる人も増えているが後継牛が減り酪農の足腰を弱めることになる。
また、『農家の友12月号』に今年の北海道農業の総括が載っていたので箇条書きにて纏めてみます。
・「秋まき小麦」の生育量は平年並み。播種が遅れた地域ではやや劣った。収穫期は7月26日で順調に終了。
・「春まき小麦」は一部地域では降雨などによる品質低下がみられたが、平均収量は平年を上回り品質も良好。
・「大豆」は出芽はおおむね良好。収量は、地域差があるものの平年を上回ると予想される。
・「小豆」は出芽以降の生育は、終始良好。草丈、葉数ともに平年を上回った。
・「金時」は期間中は概ね高温で推移したため、草丈は平年よりやや長く、倒伏が見られた地域もあった。
・「馬鈴薯」は植付後に気温が高く経過したことからと萌芽期が平年より十勝で6日早くなった。