複式簿記の歴史
- 内田
- 2016年12月10日
- 税務・会計・経営
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会計・決算の仕事をさせて頂いていると思うのがこの技術を発明した文明の偉大さです。
より具体的には貸借貸借表の作成を可能にした複式簿記の発明・発展が素晴らしいといえます。
複式簿記の起源はローマかアラビアかと言われていますが、
15世紀ごろ:イタリアにて商人たちが本格的に使い理論が体系化。
17世紀ごろ:オランダで期間損益計算の概念が発展。
19世紀ごろ:イギリスで発生主義の概念が入り現代化。
19世紀個ごろ:福沢諭吉が「帳合之法(ちょうあいのほう)」を日本に紹介。
という流れで日本に入り広がっていったそうです。
複式簿記の歴史を見ていくと、ドイツの大作家ゲーテの言葉がとても印象的です。
「複式簿記が商人にあたえてくれる利益は計り知れないほどだ。人間の精神が産んだ最高の発明の一つだ。」