レビュー『ゼロ秒思考』
- 内田
- 2021年10月16日
- 本
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『ゼロ秒思考 ~頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング~ 』赤羽雄二 ダイヤモンド社
2013年に発売された書籍ですが、中田敦彦のYouTube大学でも取り上げられていて、読んでみました。
不思議と私自身もこの書籍に書かれたA4横書きメモと、少し似たようなメモを取ることがありました。
●思考の質とスピード双方の到達点がゼロ秒思考
多くの人が自分に自信を持てず物事が進まないことを悩んでいるが、適切な判断力を発揮するために、誰にでも驚くほどの効果があるのが、頭に浮かぶことを次々とA4の紙に1件1枚で手書きメモをするだけの方法である。
●メモ書きの効果
メモを書くと頭が整理される(もやもやした思い、懸案事項、考えも整理される。)
メモを書くと自信が出てポジティブになれる(目の前の課題が素早く可視化され、人間が生来持つ自信とポジティブが出てくる)
メモを書くと腹が立たなくなる(全部メモに書き出すとすごく楽になる)
メモを書くと急成長できる(色々な問題が同時に起きても、慌てず騒がず、重要なものから解決できる。)
●メモの書き方
1分以内で4~6行、各順番を気にせず各行を具体的に長めに書く。
思いついたことをとにかく何でも書く。
メモは、毎日10ページを思いついたときに計10分程度で書くこと。
●メモを使いこなす
人はみな自分の観点で善悪、好き嫌いを判断するが、多面的にメモをすることで相手の立場でものを考えることが出来る。
一つのタイトル(=テーマ)を深堀りすると、あっという間に難しい問題が小分けされ、分解して整理でき、同時に全体像が頭に入るという大きなメリットが出てくる。
●メモをクリアフォルダに分けて整理する
書き始めて4~5日したところで、5~10個程度のカテゴリーに分けてA4クリアフォルダにラベルを貼って整理する。
カテゴリーの例は「①やりたいこと、アイデア」「②コミュニケーション」「③チームマネジメント」「④考えたこと」「⑤情報収集」「⑥聞いた話」「⑦ミーティング」など。
メモは普段は見直さず、3ケ月に一度ざっと眺めて、6ケ月後にもう一度読み返し、その後は読み返す必要は無し。