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レビュー『リクルートのDNA』
リクルートグループの創業者ー江副浩正氏の起業家精神について書かれた著書。
トヨタ創業者や松下幸之助に対するお話や、自身の経営論を語っている点が面白いです。
江戸時代の日本は鎖国され当時のGDP経済成長率はわずか1%だったと聞く。
明治に入り海外に学び多くの起業があり、日本は世界のトップに躍り出た。
リクルートという会社には自由闊達な社風があり、そこから絶え間ない起業があることは、まるで明治時代のそんな日本を見るようである。
最近、トヨタ自動車の豊田章雄さんも、かつての本田宗一郎さんも「我が社のために働く人はいらない、自分のために働く人が欲しい」と言っております。
働く人の夢が叶う会社は素晴らしいですね。
一方でユニクロの柳井さんについて「全て自分でやる」という経営スタイルも記述されていて印象的です。
成功する起業家20条から印象に残ったものをいくつか記載します。
「1人では大きな事業はなし得ない。気力と体力のある若い人材を集め目標を共有して事業を推進すること」
「経営哲学を社員と共有すること。そのためには自らの経営理念を周りに熱く語り、社員と議論を重ねなければ理念の共有は難しい。理念なき経営者のもとでは社員の心が一つにならない。」
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内田
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2019年8月3日
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本
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2020年度北海道開発予算要望
北海道建設新聞に2020年度(2021年3月期までの一年間)の北海道開発予算要望が
載っておりました。
例えば2019年度のものはこちらに載っております。
http://www.mlit.go.jp/hkb/hkb_tk1_000044.html
やはり公共事業を主とする土木建築業者さんにとって北海道の次年度の仕事量は気になる所です。
2020年度は2019年度より全体として566億円(37%増)の2,096億円を求める方針です。
特に農林水産基盤整備は前年比265億円増で、その大部分が農業農村整備の増額です。
個別に見ていきますと「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策推進」を
もとに昨年の胆振地震を受けて地震津波の復旧被害防止などにも力を入れています。
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内田
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2019年7月27日
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北海道・十勝・札幌
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北海道農業の最重要課題と対応
日本農業新聞の北海道欄に参院選候補者による、北海道農業の最重要課題と対応について書かれてありました。
いくつかを抜粋して記載してみたいと思います。
・後継者不足について
少子高齢化が進む中で担い手の確保が大きな課題。
安定的な収入を見込めない農業を我が子には継がせられない。
日米貿易協定に反対し、個別所得補償制度の法制化で安定化を図る。
・農業基盤の整備
農地集積の促進、大規模生産を組織する、
若者や女性をはじめ、農福連携など多様な担い手を確保し、
スマート農業などによる省略化に取り組む。
・農家数の減少と家族経営
北海道農家は最近10年で2割以上も減っている、
今後も安心して農業ができるように家族農業の支援計画を作る。
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内田
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2019年7月20日
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北海道・十勝・札幌
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レビュー『超 筋トレが最強のソリューションである』
『筋トレが最強のソリューションである』 文響社 Testosterone 久保孝史
・マッチョを雇用すべき4つの理由
①自制心が強く自己管理能力が高い
②タイムマネジメント能力が高い
③栄養学に強く健康で丈夫
④運動が生活の一部のためストレスに強い
・仕事での説得力に胸板の厚さ
スーツがはち切れんばかりの胸板があるだけで、人々は話を聞いてくれるし、
あなたの話に説得力が生まれる。
胸板も人望も一挙に厚くして説得力を増すにはベンチプレスがよい。
ベンチプレスをしている人としていない人では昇級スピードが段違い。
・世界のハイパフォーマーは必ず筋トレしている
世界で最も忙しいといっても過言ではない多くの海外のエグゼクティブたちが貴重な
時間を割き、筋トレを習慣化していることが筋トレが仕事に有効な揺るがぬ証拠。
オバマ前大統領⇒週6回、朝7時から45分間、筋トレと有酸素運動
マーク・ザッカーバーグ⇒週3回以上、朝一番のランニング
マイケル・コルバット⇒スクワット、腕立て伏せ、ダンベル運動など
・筋トレは健康管理、集中力や生産力の向上に役立つ
ハーバードメディカルスクールの研究で、定期的なエクササイズは記憶力、集中力、
頭脳明晰さに関わりの深い化学物質の分泌を助けることを証明されている。
健康こそが人間が持ちうるもっとも貴重な財産であり、筋トレが体を若く保ち、
慢性的な痛みを予防し、自尊心を養ってくれる。
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内田
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2019年7月13日
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本
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レビュー『スタンフォード式 再興のリーダーシップ』
『スタンフォード式 最高のリーダーシップ』スティーヴン・マーフィ重松 サンマーク出版
ハーバード大学、東京大学、スタンフォード大学でリーダーシップ授業を行う心理学者の方による書籍です。
チームという「感情的な生き物」に牙をむかれず先導する「学術的根拠」「企業調査」で裏付けられた内容とのことです。
・We are the Leader 私たちは皆リーダーである
私たちはあらゆる場面で人との関りがあり、お願いをしたり許してもらったり、そのような場面で人はロジックでなく心で動く。
リーダーであるために強すぎてはいけず、人間である限り完璧でなくその弱さを認めてもらえることも強さである。
誰もがミスを犯す可能性があるという弱さをお互いが認めて、全体のメリットを心配りすることができる人がリーダーである。
・自分自身を尊重し、人を否定することなく、自分とチームの利益のために積極的に行動できるアサーティブリーダー
個人としての土台:
自分の人生のリーダーとなり、本当の自己を包み隠さず表現できるようにする。
(弱さを認める。人と比べない。生涯の大きな目的を見つける。超・集中状態になる。)
部下を前に出す謙虚:
メンバーに決定権を与え、最初の一歩を踏み出せるように背中を押してあげる。
(語るのでなく質問する。謙虚な問いかけ。少し手伝えばできるエキサイティングな仕事を任せる。)
自分で変えられるものを変える勇気:
自分を変容させチームを変容させられる力
(上司でなくメンターになる。働く意味のビジョンを伝える。ほめた後のフィードバック。)
価値観等を理解する知恵:
人と人との間の壁(パワー、男女、世代、固定観念)を取り払い違いを持つ人がお互い尊重して働ける環境
(感謝すること、CQを高める、)
・いい指摘の心得
佐賀鍋島藩の武士山本朝友の『葉隠』より
「人の失敗、間違い、欠点をはっきりと指摘することは、大切なことであり、思いやりであり、重大な責任である」
そのためには、寄り添い型の共感をもったうえで適切な方法で指摘をしなければならない。
・リーダーシップを発揮しないと組織にゆでガエル減少が発生する
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内田
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2019年7月6日
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本
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レビュー『強いチームのつくり方』
『強いチームのつくり方』前田恭孝/伊藤建之 総合法令出版
こちらの書籍原作者の方にすすめられて読んでみました。
社内でカイゼン活動を行う際に、
小集団で改善活動を行うことが継続的な改善につながり、それが仕組み化していくことができるという内容です。
「現場力」とはなにか、その源泉は人と人との関係にあり、個々人が持っている意欲に集団単位で働きかける。
従来の企業は、組織文化・経営ビジョンの見える化・目標管理・コーチング・メンタリングなどを行ってきた。
しかし、それでは組織が個人に力をチャージする視点に欠け、人間としてのマネジメントとしても良くない。
人は「人と人」との関係の中で気づき、成長し、それにより満足を感じる。
それがやる気や組織への貢献意欲を高め、次の成長へとつながっていく。
「関係性アプローチ」を使うことにより、敵は味方、孤独は仲間に変わり、職場での関心が自分さえから
皆のために移っていきます。
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内田
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2019年6月28日
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本
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レビュー『コロンブス2019年6月号』
『コロンブス2019年6月号』 東方通信社
最近、よく聞かれる民泊ビジネスを特集していましたので読んでみました。
・日本最大の民泊サイト「MINPAKU Biz」によれば、民泊という言葉に法律的定義は無く「自宅又はマンション等を他人に有償で貸し出すこと」を一般的に言う。
・2015年から広がった民泊の背景には「インバウンド急増」「増える空き家の活用」「シェアリングエコノミー推進」などがある。
・当初は器物破損等トラブル続出により、政府は法整備へ向けて旅館業法-簡易宿所営業の許認可基準を緩め、特区民泊の滞在日数を引き下げ、新しく民泊新法が2018年6月に施行。
・民泊新法では旅館業法の許可や特区民泊の認定を受けずとも、インターネットによる電子申請だけで民泊の営業を行うことができるようになった。(年間提供日数180日以内)
・民泊届け出数は3分の1が東京で、インバウンドに人気の沖縄や北海道以外は非常に少ない。(インバウンドが7割。2019年4月時点東京5,425件大阪2,442件北海道2,269件沖縄912件)
・民泊事業者に求められるのは規制を守ることと共に、人手不足や効率運用が過大となり、行政やオンライン旅行会社との連携も求められる。
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内田
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2019年6月21日
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本
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