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税法・会計の勉強方法
他の会計事務所の方と
「税法や会計について日常的にどのように勉強すればよいのか」
についてお話する機会がありました。
これは会計事務所の仕事をする人にとって大切なテーマです。
どんなに税法・会計の勉強をしても、人間の頭なので少しずつ忘れる分野もあります。
そして特に税法は毎年のように改正が行われていきます。
だからこそ、会計事務所の仕事をするかぎり定期的に知識のブラッシュアップのため
勉強しなおす必要があります。
・日商簿記、税理士試験、FPなどの試験を目指して勉強する。
・試験勉強の内容を定期的に見直す。
・事務所内で勉強会を開いて、問題を解いていく。
・税理士会などが主催の研修会に参加する。
などが勉強機会となります。
うまく実務に役立てることができる勉強会・研修会を研修したいなとも思っております。
- 内田
- 2012年12月15日
- 税務・会計・経営
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役員給与の研修会
北海道ミロク会計人会の主催により、「役員給与の税務」をテーマにした研修会を
帯広-とかちプラザにて開催いたしました。
講師は北見地区会より小作税理士先生をお招きし、2時間半お話いただきました。
11月後半という多忙な時期にもかかわらず、会計人会の事務所様を中心に多くの先生・職員様に
ご参加いただけて良かったです。
講師の小作先生のお話・研修資料はともに素晴らしく、定期同額給与・事前確定届出・役員退職金など
を事例を交えて大変わかりやすくご説明いただきました。
ぜひまた帯広にて研修会をお願いしたいと思いました。
次の日に、なぜか逆に私が北見にて研修を行わせていただきましたが、小作先生の素晴らしい研修を
聞いたあとだったのでなかなかのプレッシャーでした(苦笑)
- 内田
- 2012年11月23日
- 税務・会計・経営
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11月11日から税を考える週間
11月11日から17日まで「税を考える週間」ということで、十勝毎日新聞に特集が載っておりました。
「税を考える週間」は税務行政による、税金の役割について広報活動が行われる週間です。
新聞記事には、国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」や「タックスアンサー」について書かれて
ありましたが、確かに両方とも便利で私もたまに使っております。
税金について考えると日本の現在・将来の姿が見えてきます。
子どもたちに税金について知ってもらい、良い税制にしていくことが明るい日本の将来につながります。
そして何より大切なことは、国民が納めた大事な税金を本当に大切なことに使ってもらうことだと
も思います。
- 内田
- 2012年11月10日
- 税務・会計・経営
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iPad
最近、AppleのiPadを仕事でよく使わせて頂いております。
最初、関西の税理士先生が仕事での利用方法をレクチャーしてくれて使いはじめました。
その税理士先生は、社内会議や税務調査でも、テレビ電話の形でiPadを利用されていました。
私はそこまで高度な利用はできておりませんが、とにかく外部から事務所PCやメールに接続できるのが便利です。
アクセスパスワードが設定されているのでセキュリティは安心ですし、仕事にこれほど役立つとは思っていませんでした。
ただ、ソフトバンクの電波が届かないところで利用できなかったり、通信速度が遅い時があるのが玉に瑕(たまにきず)です。
他の業種でもさまざまな利用方法が広がっていくかもしれませんね。
- 内田
- 2012年10月6日
- 税務・会計・経営
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JALの再生
”日本航空、上場廃止から2年7カ月ぶりに再上場 上場通知書贈呈”(FNN)
JALが再上場しました。
これによりJALがある程度の再生を果たしたと言えます。
数字的に見てみると、
09年3月期の営業利益(連結)は▲538億円に対して、前期11年3月期の営業利益(連結)は
1884億円と、過去最高利益。この額は、更生計画で見込まれた641億円の約3倍。
12年3月期は2049億円を見込んでいるそうです。
不採算路線の削減、大型航空機の売却、グループ全体1万6000人のリストラ、賃借料・役務費
など各種費用の徹底的な削減、部門別採算制度の活用、航空運送事業以外の事業の収益性向上、
「JALフィロソフィ」教育
など、売上は落ちても(1.9兆円→1.2兆円)、大きく利益を生み出す施策を打ってきたことがわかります。
中小企業でもこのような早期の再生が行われていってほしいなと思います。
- 内田
- 2012年9月29日
- 税務・会計・経営
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連結決算と税効果会計
公認会計士業務で久しぶりに「連結決算」と「税効果会計」を扱いました。
両方とも税理士業務ではあまり携わらない会計論点です。
連結決算というのは親会社が出資している子会社の決算も取り込んで、グループ会社全体の
決算書をつくることです。
とにかくグループ会社間の取引や債権債務を消しまくるのですが、これがなかなか手間です。
資本連結に関しても、親会社の100%出資会社でないと、「少数株主持分」が出てきます。
連結決算に関連して連結キャッシュ・フロー計算書も扱ったのですが、これも時間がかかりました。
税効果会計も会計士の専門分野です。
例えば、税引前利益100で税率30%(法人税等30)のとき税引後利益は70になります。
ここで追加で退職給付費用が100あったとしたら税引前利益が0になりますが、退職給付費用は
税務上経費にならないので、法人税等はかわらずに30、税引き後利益は▲30となり
何だかおかしなことになります。
これを調整するのが税効果会計で、繰延税金資産と法人税等調整額を30ずつ計上し
法人税も利益もゼロという正しい数字に直してくれます。
繰延税金資産の回収可能性も見ないといけないので将来の見積りの要素も入ってきます。
- 内田
- 2012年8月25日
- 税務・会計・経営
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経営者の名言
私は経営者の名言が好きで、けっこう幅広く調べてます。
私が好きな名言をいくつか書いてみようと思います。
・自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。
―こんな軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世の中で最も幸福な人である。
(実業家-ジョン・ワナメーカーの言葉)
・商品を安く買って高く売れば儲かるが、それでは他人の利益にはならない。
高く買って安く売れば、自らが滅びる。
発明と工夫、貯蓄と投資をくり返してゆけば、他人も自分も繁栄することができる。
(YKK創始者-吉田忠雄氏の言葉)
・世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。
あきらめた時が失敗である。
(京セラ創業者-稲盛和夫氏の言葉)
・何事も慢心したらあかん。
伸びるべきものが伸びないのも、慢心のせい。
(島津製作所-上西亮二会長の言葉)
・信頼はたいへん高価な財産。簡単に購入できるものではない。
(アメリカの経済学者-ケネス・アローの言葉)
・経営者にとって大事なことは、何と言っても人柄。
結局これに尽きるといっても、かまわないほど。
まず、暖かい心というか、思いやりの心を持っているか どうかということ。
・人は何度やりそこなっても、「もういっぺん」の勇気を失わなければ、かならずものになる。
・才能なきことを憂うる必要はないが、 熱意なきことをおそれなくてはならない。
(松下電器産業創業者-松下幸之助の言葉)
自分は経営の神様にはとてもなれませんが、そんな経営者たちの考え方に少しでも近づけたらいいな~なんて考えています。
- 内田
- 2012年4月28日
- 税務・会計・経営
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