Latest Posts
大手電機メーカーの決算
大手電機メーカーの3月決算がかつてないほどの厳しいものになりそうです。
“電機の不振 商品力を高め再浮上を“(北海道新聞)
決算予想はパナソニック▲7,800億円、ソニー▲5,200億円、シャープ▲3,800億円といずれも過去最悪の決算になると予想されています。
パナソニックの数字に関しては、国内の製造業として過去最大規模です。
原因はいろいろあると思いますが、
・薄型テレビ事業の不振
・海外子会社の業績悪化(ソニーの場合)
・他電機メーカーの買収に伴う損失計上(パナソニックの場合)
などが主な要因だと思います。
最大のライバル、韓国のサムスンやLG電子に負けないような商品を生みだしてV字回復を目指してほしいところです。
- 内田
- 2012年4月15日
- 税務・会計・経営
- 0
でんたくん
公認会計士や税理士の商売道具の1つが「電卓(でんたく)」です。
(この電卓は10年以上使っていますが、同じものを3つ持っています。)
このまえ税務相談会にて相談者の前で電卓を叩きはじめたら、
「やっぱり凄いねプロだね~、左手でそんなに早く押せるんだ~。」
と驚かれました。
はじめて電卓を左手で叩きはじめたのは、21歳で公認会計士予備校-TACに通いはじめた
ときでした。
講師の先生の「右利きの人は右手で文字を書きながら電卓を押せるんで、左手で電卓を
押した方よいですよ。」というコメントを聞いて、頑張って左手で電卓を見ないで押すことを
マスターしました。
外科医の先生や大工さんみたいに卓越されたものではありませんが、仕事に裏付けされた
ちょっとした技術・腕です。
- 内田
- 2012年3月10日
- 税務・会計・経営
- 0
タイトロープの女
NHKドラマ『タイトロープの女』(火曜午後10時・全6回)を見ています。
税理士仲間のあいだで「珍しく税理士がしっかりした役で出てるドラマ」として話題になっていました。
実際見てみると、そんなにしっかりした税理士でもないのですが、マルサの女などに比べるとだいぶマシかなと思います。
それより、税理士うんぬんよりも中小企業の事業承継や事業再生について考えさせられます。
舞台は大阪のワイヤー工場。主人公・十倉由梨(池脇千鶴)は、愛人と再婚した父を嫌い、ピアノ演奏で生計をたてていましたが、
突然父の弔報が。
主人公に残されたのは、借金と愛人と全株式。
企業経営を考えさせられる内容です。
次回は粉飾決算がテーマになりそうなので、会計的にも面白いと思います。
・タイトロープの女-公式HP
- 内田
- 2012年2月5日
- 税務・会計・経営
- 0
価値創造
世の中に何らかの価値を生み出せるのはとても嬉しいことです。
会社や事業の存在意義も価値創造にあるのかもしれません。
社員一人一人が「自分が地域や世の中のためにどんな価値を生んでいるのか」考えるのも大切です。
少し前の日経新聞に「価値創造」についての記事があり、興味深く読みました。
要約するとこんな感じです。
「 日本企業の世界的な存在感が低下し続けている。日々の懸命の努力にもかかわらず
、意味ある成果の実感に乏しく社会的閉塞感につながっている。
我々はいま虚業から実業へ回帰すべきであり、自社の価値創造の仕組みを徹底的に
見直すべきだ。
ファーストリテーリングの””一勝九敗”やホンダの”走ってから考える”という発想が、日本
の俊敏でしたたかな経営を支えてきた。それは分析や戦略計画でなくリーダーたちの未来
創造への執念だった。
震災からの復興と失われた20年からの脱却のため、リーダーは日本の強みであった知を
価値にかえるDNAを確認し、21世紀にふさわしい収益性と社会性のバランスをとった戦略
を断行する必要がある。 」
閉塞感を打ち破る価値創造の仕事を自ら行い、又サポートもしていきたいと思う今日この頃です。
- 内田
- 2012年1月22日
- 税務・会計・経営
- 0
2011年の十勝経済について
2011年も早くも師走に入り、時間が過ぎるのは早いなーと思うこの頃です。
少し早いかもしれませんが、2011年の十勝経済について振り返りたいと思います。
★2011年 前半
2011年前半は3月11日の東日本大震災により日本全体に大きなショックが広がりました。
その影響は全国に広がり、十勝においても自粛ムードから消費が冷え込みました。
また観光旅行関連、十勝帯広空港乗降数、十勝川温泉なども極端な落ち込みとなりました。
当時は多くの業種で資材等の仕入に苦労をし、燃料代は上がり、将来の見えない状況でした。
しかし一方で、十勝の生産機能は当時も底堅く動いていたように思います。
★2011年 中盤
震災の影響による消費低迷からなかなか抜け出せない状況で、公共工事・住宅投資もともに弱い動きでした。
しかし、そんな中でも食品・機械設備製造は一部持ち直しを見せ、雇用状況も改善の兆しが見られたのは大きな一歩でした。
農業に関しては、畑作は生育順調、生乳は前年の猛暑によりやや不調という感じでした。
特に肉牛に関してはセシウム、安愚楽牧場の問題で市場価格が急落し厳しい状況となりました。
★2011年 後半
消費・設備投資・雇用ともに、震災の影響が和らぐ中で、景気は戻ってきています。
旅行観光も持ち直しを見せています。
ただし、公共事業は例年と比較して少し弱めの動きです。
農業に関しては、畑作は長雨の影響でややトーンダウン、生乳生産は持ち直しを見せています。
今後の経済に関しては目下のところ、TPPの動向から目が離せない状況なのは言うまでもありません。
<参考リンク>
・日本銀行-帯広事務所(PDF)
・帯広信用金庫-管内経済指標(PDF)
・帯広財務事務所-とかち経済情報(PDF)
- 内田
- 2011年12月4日
- 税務・会計・経営
- 0
平成23年公認会計士試験合格発表。
本日11月14日(月)、平成23年度公認会計士試験の合格発表がありました。
合格された皆様、本当におめでとうございました。
合格率は脅威の6.5%。
論文式試験合格者数1,511人(対前年比530人減)の減り方が厳しさを物語っています。。。
未就職者の問題も影響しているのでしょうか、司法試験といい少しずつ試験は厳しくなっているようです。
<リンク>
・ 公認会計士・監査審査会-平成23年公認会計士試験の合格発表について
- 内田
- 2011年11月14日
- 税務・会計・経営
- 0
移 動 時 間
会計事務所の仕事には移動時間がつきものです。
東京や札幌の会計事務所では電車で顧問先へ移動することが多いですが、十勝ではもっぱら
車で移動します。
(仕事で使っているダイハツのパイザー。)
仕事のために年間25,000km~走っているのでなかなかの距離です。
これだけ車に乗っていると時間がもったいないと思うと同時にその時間を有効活用できないか
考えます。
時間がもったいないので出来るだけ移動回数を少なくするべく、複数の顧問先を1回でまわる
こともあります。
顧問先だけでなく税務署や法務局など何らかの訪問先も同時にまわることも意識します。
車のなかでは税金や業務のセミナーCDを聞くことが多いです。
本を読んだり動画を見ることはできないので、逆にいえば耳から聞くことしかできません。
移動時間を減らすのと同時に移動時間の有効活用も考えなければと思います。
- 内田
- 2011年9月17日
- 税務・会計・経営
- 0