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お客様に向き合うこと
弊社の経営理念の後半は、お客様に貢献することが書かれてあります。
すなわち、お客様の方を向いて仕事をする事か大切で、時にそれが出来ているだろうかと考えます。
弊社は北海道内でも一定の規模になっているようで、リンク先によると30番以内には入っているようです。
経営方針の1番目にありますように、むやみに規模を追っているつもりは無いのですが、以前より人数が増えている中で、事務所としてお客様に向き合った仕事が出来ているだろうかと自問する事があります。
お客様の立場になって考えられているか、自分たちの目線だけで行動していないか、いつも意識したいと思います。
- 内田
- 2023年10月14日
- TAPの仕事
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【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る⑥(事務所移転・改装の時期)
税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えました。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。
ここで税理士法人TAPの歴史も、前回までに引き続き何回かにわたって振り返ってまいります。
「事務所移転・改装を行った」時期(2017年12月~2020年12月)
たまたまという事がありますが、3年程の間に三拠点とも移転をすることになりました。
2017年12月に本店の本別事務所が移転をしました。
もともとあった旧・タジマ会計事務所の建物が手狭になり、新たな場所を探しているところ、駐車場が広い国道沿いから少し入ったところの建物を見つけ、大きく改装をしまして移転をしました。
お手洗いが男女別になったこと、駐車場が広くなったこと、国道沿いでお客様が来やすくなり知名度も上がったこと、総務機能を持てたこと、調書スペースが広くなったこと、など諸々良い面があったと思います。
2020年8月に札幌事務所が移転をしました。
札幌市西区山の手も住宅街で良い場所でしたが、札幌市中央区の中心地に移れたことは、事務所のブランディングや新卒採用の面でも良かったです。
それ以来、新卒採用の募集を出しても、立地の良さもあり、5名以上の募集は来るようになりました。
事務所として設置した「札幌相続相談室」にとっても、地下鉄から直結の立地が功を奏したと思います。
まだまだ生かし切れていないかもしれませんが、他士業との連携もしやすくなりました。
2020年12月には帯広事務所も改装し、3階建ての3階にあった事務所を1階に移動しました。
帯広市の街中の中心地の建物で、1階に移動できたことは、知名度を上げることにつながり、職員にとっても仕事がしやすくなったと思います。
事務所の移転や改装は、事務所機能を改善させ、思った通りの動きが出来るようにすることに役立ちます。
- 内田
- 2023年8月12日
- TAPの仕事
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【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る⑤(相続・事業承継業務との出会い)
税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えました。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。
ここで税理士法人TAPの歴史も、前回までに引き続き何回かにわたって振り返ってまいります。
「相続・事業承継業務が増えていった」時期(2015年頃~現在)
ありがたいことに、弊社の相続・事業承継関係のお仕事は年々増えていきました。
事務所の経営理念の後半に書かれております「地域とお客様に貢献」の体現がまさにこの仕事ではないでしょうか。
次の世代に財産や仕事がうまく引き継がれないと、その地域は衰退し、お客様による雇用や付加価値提供は無くなってしまいます。
まさに相続や事業承継業務は世の中の役に立つ仕事だと思うのです。
2016年に「札幌相続相談室」を立ち上げました。
コンサルティング会社に依頼をして、専門のホームページを立ち上げました。
今でもそのホームページは更新がされ、SEOでも上位に表示がされます。
日本全体が少子高齢化社会となり、北海道でも年々、相続税の相談業務はニーズが増してきております。
相続税に絡む業務ほど個々人の人生に深く入り込み、人間的なある種、泥々とした世界が見られる仕事は無いのかもしれません。
仲が良かった家族が財産を奪い合う争う相続、配偶者が横から出てきて上手くいかない相続。
最もその内容はすでに亡くなっていて、だから難しいのが相続税申告業務です。
事業承継業務について、こちらのブログに書いたことがあります。
いつか良い形で事業を引き継ぎたい、というのが社長さん方の大きな夢です。
出来れば親族内に代表権や株式を引き継ぎたい、難しければ従業員か、それも難しければ外部へのM&Aという選択が出てくるわけです。
相談業務の段階であまり多額の報酬は頂けないのですが、その話を聞いたり、方向性を一緒に探っていくだけでも良いと思うのです。
そのような業務が出来るように、日ごろの業務の生産性を上げて、時間と余裕を作っていきたいものです。
- 内田
- 2023年8月5日
- TAPの仕事
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8月 本別事務所-臨時休業(本別事務所のみ) / お盆休業日 のお知らせ
【件名】臨時休業/お盆休業日のお知らせ
いつも格別のご愛顧をいただき、誠にありがとうございます。
弊社では、下記の期間を臨時休業/お盆休業日とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
臨時休業期間: 【開始日】:令和5年8月1日(火曜日) 【終了日】:令和5年8月3日(木曜日)
⇒本別事務所のみ水漏れによる改装工事により3日間のお休みを頂きます。(帯広事務所・札幌事務所は通常どおり営業しております。)
お盆休業期間: 【開始日】:令和5年8月10日(木曜日) 【終了日】:令和5年8月18日(金曜日)
⇒三拠点とも、長期のお盆休みを頂きます。
休業期間中は、電話・メールによるお問い合わせに対応できない場合がございます。ご不便をおかけいたしますが、休業明けに順次対応させていただきますので、ご了承ください。
夏季休業期間中は、社員一同リフレッシュし、より一層のサービス向上に努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
何かご不明点やご質問等がございましたら、休業期間前までにお気軽にお問い合わせください。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
税理士法人TAP
- 内田
- 2023年7月30日
- TAPの仕事
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【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る④(農業会計との出会い)
税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えました。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。
ここで税理士法人TAPの歴史も、前回までに引き続き何回かにわたって振り返ってまいります。
「農業会計顧問が増えていった」時期(2012年頃~現在)
本当にありがたいことに、弊社は農業関係の会計顧問先が多く、大変お世話になっております。
弊社が北海道で会計事務所の仕事をさせていただけている中では、この農業会計との出会いは大きいことでした。
実は、事業承継をさせていただいた3つの事務所はそれぞれ農業会計顧問は多くはありませんでした。
なぜ、農業会計顧問が増えていったか、理由は4つほどあったかと考えております。
理由① 代表者が農業に興味があったから
「北海道といえば農業」。この単純な考えがずっと頭の中にありました。
車で北海道の道を入っていても豊かな大地に囲まれ、牛さんがたくさん見られ、畑を大きなトラクターが走っている。
それを見ていると、自然と「農業会計顧問をやりたい」という気持ちに駆られました。
もちろん、この会計事務所の仕事は「いろいろな業種の仕事をお金の観点から見ることが出来る」ことが最大の面白味なのですが、その中でも農業が最も興味惹かれる分野でした。
自然豊かな北海道を象徴するもの、そして牛さんの可愛さは魅力的でした。
従来より北海道農業の税務申告は、税理士資格を持っていない「農民連盟(農民同盟)」と呼ばれる互助団体が作成している例が多かったようです。(ここ数年でそれが問題となり、最後は税理士に申告をしてもらうことが増えているようです。)
2010年頃だったと思いますが、農業会計税務に興味がある、でも何もわからない。とりあえず農民連盟に行ってみようと思い、飛び込み営業のような形で突然訪問したことがありました。その時は完全にバカにされ、「あなたでは絶対ムリでしょう」と言われ相手にされませんでした。
実はその時に悔しさをバネに色々とたくさん勉強をして、今につながっているかと思います。
理由② mixiで知り合った公庫職員が農業経営アドバイザーの資格をすすめてくれたため
2008年頃、「mixi(ミクシィ)」というSNSが大流行していたのですが、そのような中で突然「本別町に公認会計士がいると知ってぜひお会いしたいのですが」というメッセージを頂きました。
本別町の焼肉屋でお会いしたのですが、その方が今でも深いお付き合いのある「日本政策金融公庫 農林水産事業」の職員さんで、当時はまだ知名度が低かった公庫-農業経営アドバイザーの資格をその焼肉屋ですすめてくれたのでした。
不思議な出会いでしたが、その時に直観的にこの資格は取るべきだと考えて、一週間、東京に行き「農業経営アドバイザ」資格を取得できたことは今につながっております。
その5年後、上級農業経営アドバイザーの資格を取り、また農業コンサルタント協会への加盟もいたしました。
理由③ 事業再生に絡む良い出会いがあったため
弊社のHPの別のページにも書かせていただきましたが、本格的に農業会計税務に携わったきっかけは、肉牛農家の事業再生でした。
その時の社長様には本当に色々なことを教えていただきました。
私たち会計事務所は、数字のことをお客様に教えているようでいて、実はお客様からたくさんのことを教えていただいております。
とてもありがたいことです。
この事業再生のお仕事では、農協さんや様々な関係者の方と協力しながら良い方向へ進むことができ、そこから畜産関係のお客様を多くご紹介していただけたことはターニングポイントでした。
理由④ 農業会計に詳しい、取り組もうとしてくれたスタッフがいてくれたため
新たに農業分野の会計税務業務に取り組んでいく際に、本当にスタッフには助けられました。
クミカン取り込みを進めるために、Excelでマクロを組んで業務をスムーズに進められるようにしてくれたり、
金融機関対応のために牛農家の事業計画を作ってくれたり、
実家が農家という事もあり元々農業に詳しく、数多くの農家会計を処理をしてくれたり、
数え上げたらキリがありません。
農業は税務も会計もかなり特殊です。今後も農業新聞を読んだり、研修会に参加をして研鑽を積んでいきたいと思います。
- 内田
- 2023年7月29日
- TAPの仕事
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【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る③(札幌の地へ)
税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えました。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。
ここで税理士法人TAPの歴史も、前回までに引き続き何回かにわたって振り返ってまいります。
「税理士法人TAP(ティーエーピー)」(2015年1月~現在)の時期
2015年1月、札幌の地に支店を出させていただくことになりました。
メインで使っております会計ソフトの会社-㈱ミロク情報サービスのお世話になっていた方から、
札幌の桑島会計事務所をご紹介いただきました。
なぜ弊社にそのようなお話を頂けたのか聞いてみましたところ、
「これまでの本別事務所と帯広事務所を見事に切り盛りしている姿を見て、札幌の方に進出するべきだ。」
と考えたから、とのことでした。
その少し前には帯広の別の10数名規模の事務所承継のお話を税理士会から頂いておりましたが、雰囲気や相性を鑑みてお断りをしておりました。
続けての札幌案件という事でありがたいお話でしたが、距離的な遠さもあり不安もあったため、何人かの方にご相談をしました。
メンターでもある太島先生にご相談をしたところ「ぜひやるべきだ」というお話。メインバンクの支店長にご相談をしたところ「帯広の他の案件に比べても良く、ぜひ受けるべきだ。」というお話。
正直、自分自身ではよく分からない部分もありましたが、せっかくお話を頂いたのだからと思い、お引き受けすることにしました。
初めて先方の桑島税理士先生とお会いしたのは札幌でのホテルの会議室、一回お話をしましてお互いに前に進めていける気持ちになりました。
札幌に拠点を出すという事で、桑島先生からは「絶対に法人名称を変えるべきだ」というご意見で、まだ2年しか使っていない名称は変えました。
事業承継のタイミングで何件かの顧問先が離れてしまったことが残念でしたが、遠隔の地で本当に多くの顧問先様をまわりご挨拶をさせていただきました。
桑島先生には強い信念を持つこと、(税務訴訟も経験をされていて)国家権力とも戦う事の必要性、筋を通すことの大切さを、学ばせていただきました。
ただ、長い間、色々と教えていただくことが出来ず、ご病気で承継後半年ほどでご逝去されたことが残念でなりません。
ありがたいことに、同じくらいのタイミングで札幌の拠点長となっていただける斎藤税理士先生にお会いできたことに深く感謝しております。
北海道といえば中心地は札幌。情報や人材、さまざまな人との出会いは事務所にとって大きなことでした。
十勝と違い、さまざまな勉強会や交流会に出ても、なかなかお客様が増えず承継の当初は苦労をいたしました。
- 内田
- 2023年7月22日
- TAPの仕事
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【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る②(税理士法人の設立からの2年間)
税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えます。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。
ここで税理士法人TAPの歴史も何回かにわたって振り返ってまいります。
「とかち会計パートナーズ」(2013年1月~2014年12月)の時期
税理士法人を創業した2013年1月時点では、法人名は「とかち会計パートナーズ」という名称でした。
実はこちらは本別事務所の創業者である税理士-太島(タジマ)先生と話して決めました。
太島先生は常日頃「中小企業のパートナーになることが大切」とお話をされておりました。
また、太島先生の尊敬する税理士さんで、網走市で税理士法人を経営している方の事務所名が「トップ | 税理士法人みらいパートナーズ会計 (mirai-partners.com)」という名前でしたので、そこから名前を取らせていただいたという経緯もあります。
地域のために貢献するという点で「とかち」という言葉を法人名に入れ、また柔らかさを重視するため平仮名にしたと記憶しております。
この「とかち会計パートナーズ」を設立して10か月ほど経った頃の㈱ミロク情報サービスのホームページにインタビュー記事が残されておりました。
2013年10月号 CHANNEL WEB|ミロク会計人会 (mirokukai.ne.jp)
ここでは、内田が北海道に来て仕事をしようか迷っていたことや、太島会計事務所(現・本別事務所)と雨宮会計事務所との統合では同じソフトを使っていたため統合しやすかったこと、お互いの顧問先さんで距離が近い所は近い事務所で監査訪問をするようになったこと、税理士法人内に身近な相談相手がいることのメリット、お客様より事業承継のご相談が増えていること、農業会計への支援へ積極的なこと などは今でも興味深い内容でした。
この時、本別事務所が6名、帯広事務所が5名と、合計11名の事務所としてはじまりました。
札幌事務所が一緒になるまでの期間は2年間と短かったですが、本別と帯広、という二か所での会計事務所業務は非常にやりがいがあったものと感じております。
太島先生には帯広事務所の事務所長を務めていただき、税務の要を担っていただきました。
複数拠点における、拠点長の方の役目の重要性を感じました。
二拠点の統合では、看板から、お客様ご挨拶や、会計システム、事務所の小口現金や預金、給与体系の考え方、スタッフ同士のコミュニケーション、などなど、検討して進めるべきことは数多くなりました。
そのような時でもお互いの事務所の幹部陣が本当によく一緒になることに前向きで動いていただいたことで、既存顧問先様もほとんど離れずに業務が続けられたことを今でも感謝しております。
昔から残っている慣習や、前所長の顔をつぶさず、前向きな業務承継に務めること。全てがうまく出来たとは言えませんが、良い経験をさせていただいた2年間でした。
- 内田
- 2023年7月8日
- TAPの仕事
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