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【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る①(前事務所の歴史)

 

 

 

 

 

税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えます。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。

ここで税理士法人TAPの歴史も何回かにわたって振り返ってまいります。

3つの事務所の歴史について

ホームページにも書かれておりますが、税理士法人TAPは本別・帯広・札幌 三拠点の事務所を事業承継をして生まれました。

・本別事務所 ⇒ タジマ会計事務所 創業者は太島聰 昭和61年創業
京都府出身の太島税理士が39歳で創業。太島は帯広畜産大学を卒業し、本別町の山内会計事務所に勤め、その後自分の事務所を開業。
顧問先ゼロから1軒屋を建てて間もなくだったが、勇気を出して独立開業。妻の実家の会計を見て、自分の家を建ててくれた建築屋さんの会計を見て、商工会担当税理士として陸別商工会を見てから陸別のお客様が増え、そこからは売上は3,000万円まで増え続けた。

・帯広事務所 ⇒ 雨宮会計事務所 創業者は雨宮摂 昭和40年創業
帯広市に昭和29年に創業された、帯広の老舗会計事務所-新田会計事務所出身の雨宮摂は昭和40年に独立開業。新田税理士は凄い人だった、公認会計士、不動産鑑定士、中小企業診断士、帯広でこれだけの資格を持っている人はいなかった。
雨宮税理士は、学術肌、税務を勉強し事務所も大きくし最高人数は11名まで増えた。88歳になった時も、顧問先担当を数社持ち、会計を研究し続けた。

・札幌事務所 ⇒ 桑島会計事務所 創業者は桑島武彦 昭和50年創業
満州生まれの桑島税理士は、若い時は十勝-足寄町の商工会指導員をしていた。当時の十勝は林業が大変盛んで人口も増え続けた。桑島税理士はそのような中で税理士資格を取得し、札幌市で開業をした。札幌に住み事務所を経営をしていても、十勝の製材会社やラーメン屋さんの会計を見続けた。そして、札幌でも運送系の大企業などあらゆる業種の会計を見続けた。税務訴訟にかかわるなど税理士としての矜持を見せ続けた。

このような事務所を引き継がせていただいたことは、本当に光栄なことです。

 

  • user 内田
  • time 2023年6月24日
  • tag TAPの仕事
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【TAPの仕事】残業を無くす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士法人TAPでも10年ほど前は朝まで仕事をする、ということをしておりました。
特に最繁忙期の3月~5月、それ以外の時期の月末でも、朝4時に決算書や納付書が出来上がり、それをお客様の会社のポストに入れに行く。
そのような、どうしようもないことをしていることをしておりました。

会計事務所の仕事は数字を扱います
ですから、頭の動きが鈍る夜に仕事をしても、スムーズに仕事は進みません。
昔は従業員の皆さんにも負担を掛けていたかと思い、今でも申し訳なく思っております。

そこから税理士法人TAPの経営理念を考えに考えて、従業員さんの職場環境を整え、そこからお客様や地域に良いサービスを提供するという方向性に変えました。
「税理士法人TAPは 会計税務のやりがいを追求することにより 働く人の喜びを生み出し その社会的使命を自覚し 地域とお客様に寄り添い 貢献してまいります」

2023年現在、残業は各段に減りました。事前申請をしないと残業を出来ないことにしたこともありますが、従業員さんに家庭やご自身の時間を大切にしてもらえるような事務所にしてきたことが大きいです。

残業は極限まで減らすべきです。いずれはゼロにするべきです。
世の中から残業が無くなることを願っておりますし、そこにTAPも貢献したいと考えております。
会計事務所業界は確定申告など期限がある商売で、ブラックな業界と言われてきたこともあり、その業界のイメージを無くしたい所です。
会計事務所業界は世の中の、さまざまな仕事や仕組みを、お金の観点から見ることが出来る数少ない面白い業界ということを知ってもらい所です。

これからも生産性向上と、残業撲滅に勤めていきたいと思います。

 

 

  • user 内田
  • time 2023年6月10日
  • tag TAPの仕事
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【TAPの仕事】タスク管理

 

 

 

 

 

 

2023年現在、税理士法人TAPでは「jooto」(ジョートー)というタスク管理ソフトを使っております。
タスク管理ソフトとは、所内の仕事(タスク)をクラウド上で見える化することにより、会社業務全体の進捗管理を行うものです。

札幌事務所の所長代理さんのおススメでこのソフトを知ることになり、2021年頃から使っております。

色合いが鮮やかで使いやすいと感じておりますが、どのようなソフトもそうだと思いますが、一人一人がしっかり意識をして使わないと力を発揮しません。
TAPの中でも、定期的にこのタスク管理ソフトがちゃんと使われているか、そして何よりタスク(業務)がしっかりと動いているかを見ていっております。

IT会社の方とお話をしたことがありますが、マネージャーはこのタスク管理ソフトがしっかり運用されているかを見ることが大きな仕事だということです。
IT会社はソフトウェア開発のプロジェクトが同時並行で何個も動いておりますので、運用状況を見ることがとても大切だと言います。

ですが、実はTAPのような会計事務所もIT会社と同じでして、各お客様のお仕事(月次会計、決算、年末調整、償却資産申告、、、etc)がしっかりと期限通りにスムーズにやるべきことが進められているか、しっかりと見ていかなければなりません。

タスク管理ソフト上で「所内での不明点返答が3日以内に行われ、顛末が記載されているか」「現状が概要欄に記載をされているか」「予定⇒資料回収⇒ご依頼⇒製造⇒確認⇒完了 という流れがしっかりと移動しているか」などを突き詰めることが、会計事務所としての質や量を高めていくことは間違いありません。

今後もタスク管理ソフトをうまく使いながら、業務の質を高めていきたいと思います。

<参考>
タスク管理ソフトjooto-導入事例(税理士法人TAP)

 

  • user 内田
  • time 2023年5月27日
  • tag TAPの仕事
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【TAPの仕事】会社説明会

 

 

 

 

 

 

2024年卒業予定の新卒の方向けに、2023年も3月より会社説明会を実施してきております。

内々定が決まれば説明会も終了ですが、比較的秋頃まで実施する事が多いです。

2021年頃からのコロナ感染症が広がった時期からZoom等、インターネット会議方式により説明会を行う機会が増えました。

弊社は北海道十勝にも事務所があり、東京などの都心部に比べて地理的不利もあるため、遠方から会社説明会ができることはありがたいことです。

最初にZoomにて会社説明会を実施し、その後にリアルな面接を行うことで遠方からの新卒採用につながったこともあります。

会社説明会で意識をしていることを書かせていただきます。
・会計事務所の仕事の魅力を伝えること。(世の中の仕組みや多様性をお金の観点から見ることができること)
技術を身につけることが出来る仕事であることを伝える。(簿記。資金調達力。交渉力。金融商品等知識。節税。事業再生力。M&A。。。)
・就活生に大変な就職活動を乗り越えていただけるようエールを贈る。(実際の言葉でも贈る)
・比較的スムーズに進める。(自社の若手が担当する場合は少し不手際があってもリアルで良いです。)
・若手が対応する場合でもフォローするベテランが立ち会う。
・リアル説明会の場合は、ペットボトルのお茶には紙コップを付けるなど配慮を入れる。(笑顔と歓迎)
・エントリーシート送付や面接など、その後のスケジュールもしっかり伝える。

新卒の方にとって、就職活動は一生に一度の大切な時間です。
ぜひ皆さん、良い御仕事と出会えるよう祈っております。

  • user 内田
  • time 2023年5月13日
  • tag TAPの仕事
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【TAPの仕事】現場を想像する力

学生の頃、簿記試験や公認会計士試験を勉強している時、電卓を押す際には電卓の上に建物や機械など、一生懸命に実務を想像しながら問題を解くと理解が深まりました。
実際の税理士法人の仕事でも同じだと思います。
お客様の仕事の現場を一生懸命想像することで、会計処理を的確かつ迅速に進められます。
お客様の方で会計入力を進めていただくことを「自計化」と言いますが、自計化のときにもお客様の入力現場についての想像力が大切になります。
お客様が会計ソフトに入力する場面を想像して、進捗を見て、誤っている場合にはその原因を想像して、お客様の気持ちを想像しながらうまくご指導させていただく。
そんな想像力を発揮したいものです。
  • user 内田
  • time 2023年4月29日
  • tag TAPの仕事
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【TAPの仕事】不況の中で元気づけること

 

今年2023年は日本全体の経済が冷え込み、不況気味になっているように感じます。

2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災の際も同様の空気を感じましたが、コロナウィルス蔓延とロシアウクライナ侵攻による今回の不況の方がよりシビアに感じます。

そんな時、お客様である経営者の方からは現在の経済動向や、今後の展望についてのお話を聞かれます。

銀行系が出している経済指標・東京商工リサーチや帝国データバンクから送られてくる冊子などに目を通し、何より他の経営者の方のお話に耳を傾けて、自分自身で感じたこをお伝えさせていただきます。

現在の北海道はコロナ資金と呼ばれている金利ゼロ/保証なしの借入金の返済がはじまりつつあり、まだ売上が戻ってきていない状況での多額の借入返済が苦しい事業者が多いように感じます。

北海道の東側-道東地方は牛乳を搾る酪農家の経営が大きく傾き、それが経済の冷え込みにつながっております。
中央酪農会議によるアンケートでは85%の酪農家が赤字、酪農の仕事を検討している割合が58%ということでした。

このような状況の事業者を元気づけることが出来るのか、展望をお伝えすることができるのか。
とても悩ましいことですが、やはり私たち税理士法人は会計数値を作り、それをもとに「良い点に焦点を当て」お伝えし元気づけることが大切な役目です。

苦しい中でも会計数値に良い点又は改善出来うる点は現れます。
・収益で増えている点、費用科目で減っている点はお伝えするべきです。(ex.農業:値上げをして増加した野菜売上)
・単発的な収入でもそれが将来につながる可能性はあり、深堀するとよいです。(ex.飲食業:コロナ下で発生したテイクアウト)
・不況の中でこそ、その事業者さんの強みは光るものです。(ex.歯科医院:不況で自費売上が減っていても強みの保険収入は安定)
・人件費が上がってもその分、所得拡大促進税制などの優遇税制で税金のキャッシュアウトが減ったことなど。

少しでも良い点にスポットライトを当て、伝えて元気づけることが出来たらと思っております。

 

  • user 内田
  • time 2023年4月8日
  • tag TAPの仕事
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【TAPの仕事】お客様に寄り添うこと

先日、弊社内の30年以上、この仕事に携わって来られたベテランスタッフの方とお話する機会がありました。
テーマはお客様に寄り添うこと
お客様は経営や税金のことで悩んでいらっしゃいます。
笑顔や柔らかい言葉で、とにかくお話を聞いてあげることが大切だとそのベテランスタッフさんはお話をされておりました。
お客様の個別の事情を覚えておいて、理解者であれ。そのように話を聞いていて感じました。
弊社の経営理念の最後に「お客様に寄り添い貢献してまいりますという言葉があります。

一つ一つの対話や行動の中で、出来る限り寄り添っていけたら良いなと思います。

この経験年数が短い方は「どのようにお客様に寄り添うと良いのだろう」と悩むかもしれません。
いくつかコツを書いてみたいと思います。
・お客様へ送る文書があれば、相手を思いやった言葉をふせんでも、メール文章等でも良いので付け加えましょう。(ex.寒い時期となりましたが、貴社の皆さま体調を崩さぬようご自愛くださいませ。)
前回までのお客様とのお話を振り返り(弊社ではカルテというものがあります)、その内容を伝えることで、「あぁ、この人は前のことを覚えてくれているのだな」と感じていただけます。
・相手のアクション、リアクションを待つのではなく、こちらから先に早めの連絡をしましょう。それが配慮ですし、相手を思いやった行動です。
・相手の良い所を見つけて褒めましょう。喜ばしい出来事を一緒に喜びましょう感謝をいつも言葉で伝えましょう。
・お客様の悩みは千差万別です。まずはお客様の悩みや痛みを素直に理解できるよう努力してみましょう。
・何かお客様でトラブルや困ったことがあった時のために、いつでも寄り添ったクイックレスポンスが出来るよう、少し時間と心に余裕を持っておきましょう。

  • user 内田
  • time 2023年3月18日
  • tag TAPの仕事
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