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このドラマがおもしろい!!
2009年8月29日(土)夜9時からはじまったNHKドラマ『再生の町』(全5回シリーズ)が面白いです。
2007年3月に財政破たんした「夕張市」をモチーフとして、財政破たんした町の再生を題材にしています。
このドラマでは、市町村の財政とからめて「独居老人」「低所得家族」などの社会問題も扱っています。
『あすなろ白書』で一世風靡した筒井道隆が、主人公の市役所職員を演じます。
主人公は、生まれ故郷の大阪府「なみはや市」の市役所に就職しますが、
財政再建プロジェクトチームに抜擢され、困難な仕事に立ち向かいます。
このような地方公務員・地方財政にスポットライトを当てたドラマというのも
珍しいのではないでしょうか。
空知地方を中心に財政が悪化した市町村は北海道にもあります。
そして、不況により今後、法人税を中心とした税収も減るでしょう。
さらに市町村財政が苦しくなると予想されるなか、このドラマはとてもタイムリーなドラマです。
会計的な観点からいえば、市町村財政でも正しい会計を行うことが一番大切です。
「夕張市」もこのドラマで出てくる「なみはや市」も赤字を隠す粉飾決算をしていて、財政が立ち行かなくなっています。
毎年正しい会計をしていれば、赤字が出はじめの少額なときに対応することができます。
これからはじまる市町村の「財務4表」も、正しく作ってこそ財政破たんの予防につながります。
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- 内田
- 2009年8月29日
- 趣味・雑感
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