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十勝川を見ると・・・
私は本別町から帯広に行くとき、途中で十勝川沿いを車で通ります。
今日は帯広に行く途中、十勝川沿いの千代田堰堤(ちよだえんてい)で車を停め、散歩をしました。
下の写真は、千代田堰堤の橋から撮った十勝川の写真です。
天気もよく、川沿いは赤・黄に染まった木々に囲まれとても綺麗でした。
ふと川の中を見ますと、大量のサケ・マスがいてビックリしました。
(ちょっと写真だと見にくいかもしれませんね。。。)
今の時期(9月~10月下旬)は、十勝川でサケ・マスの遡上が見ることができるのです。(釣りは禁止です。)
千代田堰堤という場所は、北海道屈指のサケ・マスの捕獲場らしく、見物に来ている人も多かったです。
サケ・マスが川から跳ねるたびにどよめきが起こっていました。
- 内田
- 2009年10月25日
- 北海道・十勝・札幌
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百 貨 店
札幌に出張で行き、街なかを歩いているとこんなポスターを見つけました。
前回、札幌に行ったとき札幌西武は開いていて買い物で寄っていたので、
閉店のお知らせを見てとても寂しい気持ちがしました。
北海道では百貨店の倒産や閉店が続いています。
2009年1月18日 札幌ロビンソン閉店
2009年1月29日 ㈱丸井今井倒産
2009年7月20日 丸井今井旭川店閉店
2009年9月30日 札幌西武閉店
2010年1月20日 丸井今井室蘭店閉店予定
北海道の地方百貨店の苦しさは凄まじいものがあります。
例えば、㈱丸井今井の最新の財務諸表を見てもそれがわかります。
B/S:借入金270億円 純資産▲6億円 流動比率53%
P/L:売上高382億円 営業損失▲6億円 純損失▲12億円
倒産時の財務諸表だけあって、かなり厳しいです。
売上は減り、赤字が出続ける一方、流動比率100%ほしいところ53%という状況です。
北海道経済産業局の調査結果でも、今年8月の百貨店売上高は前年同月比▲14.2%
となっております。イオンやネット通販など消費者の低価格指向・多様化志向が原因です。
低価格志向が進んで地方百貨店は苦しくなり、大手百貨店の支援を受け傘下に入る地方
百貨店が増えるのではないでしょうか。
一方で伊勢丹のように、ここ数年も売上と利益を着実に出している百貨店もあります。
個人消費の回復する見込みが少ない今、他の小売店とちがう経営戦略をとらないと地方
百貨店が生き残るのは難しくなるでしょう。
- 内田
- 2009年10月18日
- 北海道・十勝・札幌
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21市町村が破綻懸念(北海道は7市町村)
”総務省は2日、今年4月に完全施工された地方財政健全化法に基づき、地方自治体
の2008年度決算の健全度を示す指標(健全化判断比率、速報)を公表した。
財政が破綻した北海道夕張市のほかに21市町村に破綻の懸念があると認定した。”
(2009年10月3日付 日本経済新聞 1面)
日経新聞に載っていた記事ですが、21の破綻懸念のうち7市町村が北海道です。
(7市町村 → 歌志内市、洞爺湖町、江差町、中頓別町、浜頓別町、由仁町、利尻町)
7市町村とも借金返済の比率「実質公債費比率」が高いことが影響しています。
原因は過去の公共投資等による大きな借金です。
例えば、歌志内市は炭鉱閉鎖後のスキー場など地域振興費で借金が増えていました。
洞爺湖町は有珠山噴火の災害復旧事業費が重みました。
今後、これらの市町村は年内に健全化計画を策定し、職員給与削減や住民サービスの
切り詰めなどが強いられることになります。
<参考ページ>
・総務省 – 平成20年度市町村普通会計決算の概要(速報)(PDF)
・北海道庁 – 道内市町村における健全化判断比率等<平成20年度決算>(PDF)
- 内田
- 2009年10月3日
- 北海道・十勝・札幌
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