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21市町村が破綻懸念(北海道は7市町村)
”総務省は2日、今年4月に完全施工された地方財政健全化法に基づき、地方自治体
の2008年度決算の健全度を示す指標(健全化判断比率、速報)を公表した。
財政が破綻した北海道夕張市のほかに21市町村に破綻の懸念があると認定した。”
(2009年10月3日付 日本経済新聞 1面)
日経新聞に載っていた記事ですが、21の破綻懸念のうち7市町村が北海道です。
(7市町村 → 歌志内市、洞爺湖町、江差町、中頓別町、浜頓別町、由仁町、利尻町)
7市町村とも借金返済の比率「実質公債費比率」が高いことが影響しています。
原因は過去の公共投資等による大きな借金です。
例えば、歌志内市は炭鉱閉鎖後のスキー場など地域振興費で借金が増えていました。
洞爺湖町は有珠山噴火の災害復旧事業費が重みました。
今後、これらの市町村は年内に健全化計画を策定し、職員給与削減や住民サービスの
切り詰めなどが強いられることになります。
<参考ページ>
・総務省 – 平成20年度市町村普通会計決算の概要(速報)(PDF)
・北海道庁 – 道内市町村における健全化判断比率等<平成20年度決算>(PDF)
- 内田
- 2009年10月3日
- 北海道・十勝・札幌
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