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『折れない心』 野村 忠宏
『折れない心』 野村忠宏 学研新書
高校時代に柔道をしているときに好きだった選手が野村忠宏選手です。
オリンピック柔道60kg級を3連覇したことで有名な方です。
その野村忠宏選手による2010年2月の著書。内容を少し抜粋させていただきます。
「僕は一見、豪快そうに見えて実は関西弁でいうビビリである。」(14頁)
ビビリだからこそ自分をとことんプレッシャーで追い込んで折れそうな心を立ち直らせていく。
「負けて強くなるということを何度も経験してきている。」(28頁)
負けた経験を元にして絶対に負けてはいけない試合に勝つ。
ここだけは負けてはならないという試合で結果を出せる人間であり競技者でありたい。
「背負い投げは、調子を測る上での一番のバロメーターである。」(77頁)
半身で釣り手と引き手で体を入れるスペースを作り、大事なのは相手のバランスを崩して技に入る瞬間肩の力を抜く。
「限界からさらに突き抜けるステージを乗り越えてこそ成長につながるのだ。」(172頁)
柔道の乱取り練習でも時間を気にせず、限界と感じたところからさらに5分10分とチャレンジしてみる。
「座右の銘を聞かれれば執念と言うことにしている。」(183頁)
母校天理高校柔道部の応援旗にも書かれている「執念」という言葉。
勝負するという生き方を選んだ時点で「執念」は常に心の中に持っておかねばならない。
執念とは自分自身の心の戦いなのだ。
<リンク>
- 内田
- 2011年8月26日
- 本
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コスト節減の本
①中小企業のための経費削減②経費削減1181の具体策③コピー用紙の裏は使うな!
コスト削減の本を3冊ほど読んでみました。
面白いなと思った内容をいくつか抜粋してみます。
「固定費を変動費に変える」(①より)
コストカットの鉄則ですが、本のなかでは賞与の業績連動化などいろんな具体例があって面白いです。
「理想的な売上構成比率を決めて収める」(①より)
各コストの売上に対する割合を決めて、それ以内に収めるよう作業を行います。
「まず社長から経費を削減する」(①より)
まず最初に社長給与のカットを公表して、社用車や社長交際費の廃止を行わないと成功しないようです。
「ノー残業デーを設定し幹部自ら守る」(②より)
だらだら残業の悪習慣を断ち切り、時間外労働を減らすことができる。
「加入団体のリストをつくりメリットが少ない団体から脱会する」(②より)
意外と目がいかない諸会費削減の方法です。
「棚卸資産の増加は利益の足を引っ張る」(②より)
在庫が溜まっているのは資金の滞留となるので、できるだけ在庫は減らす。
「すべてのコスト削減の源は契約書の中身にある」(③より)
通信・コピー・清掃など会社のあらゆるコストは契約から成り立っている。
「削減可能性マップを作成する」(③より)
各削減対象の可能性をマップに書き込み、削減目標と達成期日を記入する。
- 内田
- 2011年8月20日
- 本
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