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脱人口減・とかちの未来
11月の十勝毎日新聞に脱人口減をテーマにした記事があり興味深く読ませて
頂きました。本別町の高橋町長とライフネット生命の西田副社長のコメントが
特に目を引きました。
高橋町長
「本別では起業家を応援している。農村青年は新しいものをつくりたいと
仲間を募り、商工会も一緒になって取り組んでいる。」
「1965年には本別だけで1万6,000人を超える人口があったが、今は
7,600人と半減。人口減の背景には、地域だけでは解決できない大きな
産業構造の変化があった。」
「林業や農業を含めて、UターンやIターンなどの受け皿として政策で
取り組む。今、本別だけでなく十勝全体で取り組んで行こうというのが
移住。」
西田副社長
「インターネットやSNSのネットワーク化で東京にいる意味がなくなり、
地方のポテンシャルが高まる可能性がある。ロボット化やAIの時代では、
最初のアイデア出しが人間の主たる仕事になる。創造的な仕事をするには
良い環境が必要で、北海道や十勝はふさわしい。モバイル化で仕事する
場所に制限がなくなり、20年後には環境の良いところで働くことが普通に
なる。世界の流れを見ると十勝の時代が来ると確信している。」
「リーダーをどう育てていくかも大事になる。そのためには『異質な者と
交わる機会を作る』『修羅場を体験させる』『伝える力を磨く』ことだ。」
国が政策に掲げているだけでなく、そこに住む人がアイデアを出し合って
行動することで必ずや地方が元気になると信じております。
- 内田
- 2015年11月21日
- 北海道・十勝・札幌
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