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レビュー『課長 島耕作』
『課長 島耕作』 弘兼 憲史
この著作は漫画なのですが監査法人時代に尊敬する先輩が
「サラリーマンのバイブルだ」
と言っていたのを聞いて、全巻読破しました。
確かに会社組織がどのようなもので、いかに上司や部下の中で生き残っていくかが描かれていて面白いのです。
女性や探偵に助けられたりするのが少し非現実かなと思うときもありますが、そこはご愛嬌。
何だかんだで出世していくのも読んでいて爽快なところです。
部長・取締役・社長などのシリーズもありますが、やはり最初の課長シリーズが一番好きです。
- 内田
- 2016年7月31日
- 本
- 0
財界さっぽろ2016年7月号 その2
前回の続きで財界さっぽろの記事で事業承継についてもう少し。
事業承継をした石屋製菓の石水社長(1982年生れ)の言葉も書いてあり印象に残りました。
「物心がついたときから石屋製菓の社長になることが夢でした。父がいつも本当に楽しそうに仕事をしていましたから。」
「社長交代を切り出したのは私からでした。」
同様にサツドラの富山社長(1976年生れ)の言葉もなるほどなと思える内容でした。
「入社にあたって、自分自身では後を継ぐ覚悟を決めていました。店の仕事を早く覚えようとレジに立ったし、店長も経験。」
「社長に就任したのは昨年5月。この時も、会長から何か言われたことはありません。」
私自身、講演も聞いたことがある事業承継のスペシャリスト-吉川孝さんの言葉も説得力がありました。
「創業者は冷静に第三者目線で見つめて、自分と会社の関係を客観視するところから始まります。自分があって会社があるという現実を会社があって自分があるという理解と現実に変える。」
「社長は自分の持っている人脈や知識、経験を惜しみなく後継者に伝えることです。師匠と弟子の関係のように必ずこいつを社長にするという覚悟で教えてほしい。」
- 内田
- 2016年7月17日
- 本
- 0
財界さっぽろ2016年7月号 その1
今月の財界さっぽろ7月号は「特集 北海道の社長」という特集があり、道内会社の情報や事業承継の現状などが書かれていて面白かったです。
・いい社長の条件とは?
「業績を上げること」「先見の明を持つ」「リーダーシップを発揮する」「バランス感覚がある」
・平均年齢の上昇がみられる
2015年の道内企業社長の平均年齢59.7歳。1990年は54.3歳。
・札幌以外の地方の事業承継が進んでいない
札幌:社長の平均年齢は57.2歳。平均現職在籍年数は13.9年
札幌以外: 〃 58.1歳。 〃 15.4年
・休廃業解散が多い
北海道は休廃業解散する企業の割合が東京に次いで全国2位。
・後継者不足が顕著
全国9地域の内訳を見ると北海道の後継者不在率は74.0%で最も高い。
社長年齢別:60代では2社に1社、80歳以上でも3社に1社が後継者決まっていない。
年商規模別:1億円未満では後継者不在企業が8割弱。
(いずれも財界さっぽろ7月号より)
私自身もよくブログ等で書かせて頂いておりますが、やはり今の時代は後継者や参謀の育成を中心として事業承継がとても大切になっております。
(まだ書き足りないので続きは来週へ。)
- 内田
- 2016年7月9日
- 本
- 0