フィンテック(Fintech)
- 内田
- 2016年9月17日
- 税務・会計・経営
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フィンテック(Fintech)が色々なところで話題になっておりますね。
”フィンテックへ投資急増 世界で2.4兆円”(日本経済新聞)
ファイナンシャル(金融)とテクノロジー(IT)を組み合わせた造語で、ITを融合した新たな金融サービスのことですね。
オンライン融資など様々な場面で利用されますが、会計事務所の業界でも銀行データから直接会計仕訳につなげる
フィンテック技術が注目されております。
会計・決算の業務は一般的に、
①取引発生→②証憑整理→③伝票起票→④データ入力→⑤元帳転記→⑥集計→⑦試算表・決算書
という流れで行われます。
今までの会計ソフトではこの⑤~⑦までを自動化しておりました。
ところが、今回のフィンテック技術で①~④も含めた全てが自動化される可能性が出てきたのです。
これが実現すれば従来の会計事務所のビジネスモデルは崩壊する可能性もあります。
そして他の業界でもビジネスモデルの変更を求められることになるかもしれません。
会計事務所としても今後の動向に注目してきたいと思います。