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落語の技術
先日、落語家の三遊亭円楽さんを町に来ていただき寄席を開催いたしました。
笑点の大喜利でも有名な円楽さんですが、落語にも引き込まれました。
若手だと思って昔からテレビでも見ていましたが67歳にもなられるんですね。
落語をお聞きして感じたのは、入りが上手な点でした。
最初の5分くらいは桂歌丸さんの御話しで観客の心をつかんでおりました。
歌丸さんの容体など笑いだけでなく興味惹かれる話を入れておりました。
手ぬぐいと扇子の使い方も落語の凄い所です。
てぬぐいは何かを読むふりをして手元に置き、コーヒーに入ったスプーン
など細長いものは扇子を使っていて上手だなと感心しっぱなしです。
直前まで何を話すか決めず、観客に高齢の方が多いと分かれば病院や健康のお話
を入れてくるという臨機応変さは職人技です。
よどみない話にはただただ圧倒された時間でした。
- 内田
- 2017年11月28日
- 趣味・雑感
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