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ファーウェイと米中5G戦争 ②
前回に引き続き、講談社の近藤大介さんの著書についてのお話です。
(書籍も購入させていただきました。)
アメリカのトランプ大統領が激しく非難しているという点では知っておりましたが、
実際にはとんでもなく凄い会社がファーウェイということがこの書籍からもわかりました。
ファーウェイは、「1+8システム」というものが強みであり、スマートフォン全てのが中心になり、
子会社ハイシリコンが7つのコアチップを作りGoogleを超えていく目論見。
国際特許は2018年で5000件で二位の三菱電機800件をはるかに超えるような、アイデアにより工夫する力。
ファーウェイホテルはAIが接客をしております。
一流大学の大学院生だけを採用して、24歳くらいで初任給年俸が3000万円。株式配当も年間1,000万円以上。
灰色のサイとブラックスワンという2つのリスクを絶えず考えて会社前に置いていることも印象的でした。
ファーウェイのおかげで今の都市部–中国では三つの「カ(カネ、カギ、カミ。)」なくなったそうです。
お財布も売っていない。雑誌や新聞は学校(全国10000校)や役所でも無くなってきた。
米中対立は四段階にて、貿易(2018.3〜)、技術(2018.4〜)、金融(2019.8〜)、軍事(2020?)。
これからはアメリカを選ぶか中国を選ぶかという世界になってくるということがよくわかりました。
- 内田
- 2020年1月25日
- 本
- 0
レビュー『夢をかなえるゾウ2』
『夢をかなえるゾウ2』 水野 敬也 飛鳥新社
昔、よくよく読んだ「夢をかなえるゾウ」の続編を今ごろ、という感じですが読んでみました。
思い起こせば「夢をかなえるゾウ」を読んで5年以上前の下記ブログにも書きましたが、
イチローを基にした「靴をみがく」などの良い習慣を身につけられたように思います。
https://zeirishitap.com/2014/06/08/
今回読んだ『夢をかなえるゾウ2』の印象に残った内容を書いてみます。
P89「自分、ワシと最初に会うたとき言うてたやろ。『僕には才能がない』て。せやったら、それを一番の強みにせえ。自分で才能がないて思うんやったらお客の意見聞いて、直して直して直しまくるんや。」
人の意見を聞いて、すぐに直すことは大事なのですが、なかなかできないことです。
素直さを持って生活をしていけば歯車も合ってくるでしょう。
P136「やっぱり人間ちゅうのは追い込まれると思いもよらん力を発揮するもんやなぁ。」
仕事でもそうですが締め切りを作るという事をしていきたいところです。
いつまでに完成させる、というのが無いといつまでもダラダラと進めてしまうものです。
P157「なぜ職を失うことが苦しいのか。それは『自分だけが苦しんでいる』と考えるからだ。しかし周りを見てみなさい。多くの人が職を失って苦しんでいる。苦しみを持たない人間はいない。そのことを決して忘れてはいけないよ。」
人生には良い事もあれば悪いことも起きるのであって、悪い時に全てを投げ捨てるだけでは成長もできません。
つらいときに、自分と同じ境遇、もっとつらい境遇にいる人を想像すると乗り切れる希望も出てきます。
P209「自分が困っているときに人を助けてあげられる人は、『困っている』感情から抜け出すことができます。そして、そのとき人は―大きく変わります。」
人はえてして自分が困ると視野が狭くなってまわりを助けることができなくなるものです。
自分が困っているときに、困っている人を助けることが、自分自身の道も開きます。
- 内田
- 2020年1月4日
- 本
- 0