【TAPの仕事】複式簿記について
- 内田
- 2020年12月4日
- TAPの仕事
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会計事務所で通常扱う簿記は「単式簿記」でなく「複式簿記」となります。
単式簿記:取引を1つの勘定科目に絞って記載する方法(お家のお小遣い帳のような感じ)
複式簿記:取引を2つの勘定科目の組み合わせで記載する方法(会計事務所で行う記帳)
入出金だけを記帳していく単式簿記は情報として不十分なので、その欠点を補うために複式簿記が活用されております。
例えば、上の画像にも書いたように、複式簿記であれば「どれだけ借入金があるのかな」などの財産状況もわかることが大きいのです。
この複式簿記は15世紀ごろに、イタリアで商人たちが本格的に使いはじめ複式簿記の理論が体系化されたそうです。
日本では福沢諭吉が翻訳した「帳合之法(ちょうあいのほう)」が最初に複式簿記を紹介した書物とのことで、日本に入ってきてから150年程経つ歴史ある方法なんですね。