相続税の生前対策
- 内田
- 2017年10月28日
- 税務・会計・経営
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最近相続税申告業務が増えております。
平成27年1月より相続税の基礎控除が下がった影響が大きいですが、
相続税は相続発生前の対策で節税できる点に特徴があります。
・親の財産を子などに早めに移しておく
生前に所有権を移しておくことで相続財産の対象から外す形とします。
・資産の評価額を下げておく
お金でなく建物など不動産に換えておくと評価額が下がりやすいです。
・課税財産を非課税財産とする
仏壇やお墓は相続税の非課税財産です。
・基礎控除を増やしておく
養子が増えれば基礎控除金額が増えます。
・負債を増やしておく
後で返さなければいけませんが借入金など増えれば相続税対象資産からの控除額が増えます。
・そもそも税金の掛からない非居住者となる
海外にずっと住んでいるなどそもそも日本の相続税の対象にならないケースもあります。
それぞれの方法に条件があり、他にも方法はありますが早めに動くことが大切ですね。