フランチャイズ支援⑦(研修費用の設定について)
- 内田
- 2022年5月7日
- 税務・会計・経営
- 0
税理士法人TAPでは、フランチャイズを展開したいという事業者様への会計税務面の支援をしております。
今回はフランチャイズ本部(フランチャイザー)が加盟店(フランチャイジー)へ研修費用の設定方法について解説いたします。
●研修費用を設定するポイント
研修費用の設定のポイントは、次のとおりです。
①原価を算出する
最初に、研修にかかる原価を計算します。
研修費の原価は、まず人件費です。また、研修で使用するテキスト代も必要です。さらに研修場の費用も考慮に入れなければなりません。さらに、加盟店の希望エリアで実施する場合には、出張旅費や宿泊費用なども考慮に入れる必要があります。
②他社の研修費用を研究する
次に研修費用の検討内容としては、他社の研修費用を研究することです。それは、いくらの売価をつければよいかという視点で重要となります。
しかし、最終的には、加盟初期に掛かる総額に照らして妥当であるかを評価しなくてはなりません。原価の積み上げや費用の積み上げだけでは、フランチャイズ本部の仕組みが実際購入される加盟者の購買範囲を超えていては全く意味がないからです。
しかし、最終的には、加盟初期に掛かる総額に照らして妥当であるかを評価しなくてはなりません。原価の積み上げや費用の積み上げだけでは、フランチャイズ本部の仕組みが実際購入される加盟者の購買範囲を超えていては全く意味がないからです。
<参考>
税理士法人TAP-フランチャイズ支援ページ