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レビュー『赤城乳業のすごい仕事術』
『赤城乳業のすごい仕事術』 遠藤功・著 PHP出版
本の題名に惹かれてついつい購入してしまいました。
赤城乳業で最も有名な商品であるガリガリ君は4つの仕事術に支えられ
国民的アイスにより売れ続けているようです。
①あそぶ仕事術
2012年の大ヒット商品「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」はうまい棒で人気の
味をアイスにしてみたらどうだろうかという遊び心から生まれたそうです。
1984年えび天アイス、1985年ラーメンアイスなど昔からあそび心を持って常に
あたらしいことに挑戦する社風があり、失敗に寛容な組織です。
②小ネタ戦術
2006年大雪の降る札幌で待ち行く人にアイスを配って大きく話題になりました。
こんな小ネタを年間100件以上仕掛けているのが赤城乳業であり、マンガ掲載
ゲーム共同開発、携帯ストラップ、文房具、入浴剤、カキ氷機、冷却シート、東京
ラーメンショーなども異業種とのコラボレーションも行っている。
③言える化発想術
垣根のないフラットな人間関係と雰囲気から、年齢肩書に関係なく現場に眠って
いる知恵を自由に言える組織となり、若手がリーダーに抜擢される。
5S委員会やPR委員会などで目の前の仕事だけでなく、会社をよくするための
委員会の仕事で言える化が実践される。
④みんなが伸びるチーム術
上司が常に社員の立場を考え、社員の目線からモチベーションが上がる組織
を目指し「下から目線」で仕組みを作るから自由闊達なチームができる。
ゆるいけどぬるくない組織なので、社員をプロとして扱い、挑戦・失敗には寛容
だが、手抜きや物真似は絶対に許さない。
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内田
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2015年11月7日
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本
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財務デューデリジェンス
「財務デューデリジェンス(財務DD)」というのは企業の実態を把握するための
財務諸表の詳細な調査のことをいいます。
主に公認会計士が行うことが多く、私もM&Aや事業再生で携わらせて頂く
ことがあります。
『専門家を使いこなすためのM&Aの知識と実務の勘所』 木村直人・著 日本法令
この本はM&Aに特化したDDに関する本で、財務DDだけでなく法務DD
についても書かれております。
最初の取っ掛かりから最終的な報告の方法まで分かりやすく書かれてあり参考
になる内容です。主に財務諸表の誤りを明らかにするのを目的とします。
一方、その企業がいくらかという企業価値評価の場合、こういった著書も
参考にしたりします。
ガイドラインといいましても、やはり実際には各企業に合った評価方法を
検討することにはなりますが。。。
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内田
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2015年10月31日
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税務・会計・経営
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農園
今年は自宅の庭で家族が農園を行っておりました。
とうもろこし、大根、ニンジン、トマト、ブロッコリー、枝豆、などなど。
特にナスとキュウリは格別な味がします。
せっかく北海道で自宅を持ったので、自宅の庭で家庭農園が出来て恵まれております。
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内田
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2015年10月24日
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北海道・十勝・札幌
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出光美術館
顧問先様のおすすめもあり、東京丸ノ内にある「出光美術館」に行ってまいりました。
出光興産の創始者-出光佐三氏がはじめた美術館ということでとても重厚感の
ある美術館でした。
今回の特集は桃山の美術。
長谷川等伯の、竹と鶴を真っ白い紙に水墨画で描いた作品は和風で素敵でした。
狩野派の、金色に輝く数百年前の町の風景を描いた作品も素敵でした。
陶器で言うと日本特有の釉流れ(ゆうながれ)に目を奪われました。
海外では水滴が陶器に残っていると良くないとされても、桃山時代の釉流れは
なぜか美しさを感じさせます。
出光美術館は実は皇居の隣にあって、そこからは皇居が見ることが出来ます。
お茶も無料で配っているのがいいですね。
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内田
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2015年10月17日
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趣味・雑感
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相田みつを美術館
東京国際フォーラムの中にある「相田みつを美術館」に行ってきました。
素敵な言葉が多く、良い時間を過ごさせて頂きました。
葉書も買った「馴れ」「いのちの根」の2つの文章が心に残りました。
(クリックすると大きくなります。)
その他にも「うまれたときは」「観音様のように」が良かったです。
ぜひ近くを通りかかったら行って見ることをおすすめいたします。
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内田
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2015年10月10日
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趣味・雑感
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スパカツの泉屋
釧路のソウルフードとして有名なスパカツ。
その中でも有名なのが「泉屋(いずみや)」さんです。
以前から行ってみたかったのですが、ようやく行くことができました。
スパカツだけでなく本当にいろいろな種類のメニューがあって大人気のお店です。
鉄板の上にスパゲティが乗っているので、絶妙なコゲも美味しいですし、
やはりトンカツと素晴らしいソースとのマッチングが溜まりません。
量が多いのでお腹を空かして行かれることをオススメします。
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内田
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2015年10月3日
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北海道・十勝・札幌
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レビュー『あたりまえだけどなかなかできない 仕事のルール』
『あたりまえだけどなかなかできない 仕事のルール』 浜口直太 明日香出版社
仕事というものにもやはりルールがあると思うのですが、私が20代半ばで読みはじめ
一番参考になったのがこの本です。何十回も読み込み、今でもたまに見ることもあります。
私自身が参考になった文章を何カ所か書いてみます。
・「できません」「不可能です」「無理です」は禁句(12頁)
こんな発言をする社員さんが周りにいたら何だか情けないですよね。
伸びる人、成果を出す人は、まず何事にでもチャレンジします。
初めからできるとわかっていることをやっても力は付きません。
・絶えず会社への貢献度を考えて行動しよう(44頁)
会社において成果が出る出ないにかかわらず、会社に貢献できるよう一生懸命やっている
社員は誰からも見ても本当にかわいいものです。
絶えず冷静かつ客観的に自分が会社に貢献できる言動をとっているか自問自答しましょう。
・言われる前に自分から率先してやろう(114頁)
自分の仕事以外のことでも、何かできることはないか、常に考えて行動する。
これは会社のため、人のためのようであって実は自分のためになっております。
何事も率先してやることがまわりの評価になり、必ず自分の得になるのです。
・聞く前にまず自分で答えを出してみよう(174頁)
何でもまず人に答えを聞くのではなく、自分で考える癖をつければ、創造力や
問題解決力が飛躍的に伸びるでしょう。
自分なりの答えを見つけ自分なりの方法で実行することも、一人前の社会人と
して当たり前のことです。
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内田
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2015年9月26日
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本
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