Latest Posts
書評 『最高学府はバカだらけ』
皆さんこんにちは、内田勇介です。
今日は太島所長からお借りした本を紹介したいと思います。
これは所長の知り合いの息子さんが書かれた本だそうです。
なかなかインパクトのある書名ですが、内容は現在の大学事情を面白く分析しています。
「調べたけどネットにありませんでした」 努力しない学生
「就職活動はコンサル大好き・営業嫌い」 プライドだけが高い学生
「大学にとって負の情報は公開しない」 情報を隠す大学
「日本の大学業界を引張る気なし」 ジコチュー難関大学
どれも最近の学生さんと大学業界を如実にあらわしていますね。
本の後半では、東大・京大・早大・慶大・関関同立など有名大学の現状が
わかりやすく書かれています。
最後には、入学前教育・補修システムのある大学、面倒見のよい大学などを紹介し、
将来の大学像・学生像について語られています。
私も大学を卒業してけっこう経ちますが、それでも大学の内情を楽しく読むことができました。
先日、初の株式会社大学-LEC大学が学生募集停止を発表し、立ち行かなくなる大学も増えています。
今後さらに大学環境は厳しくなるでしょうが、大学業界はこれからどこへ向かっていくのでしょう。
<<リンク>>
-
内田
-
2009年6月27日
-
本
-
0
書評 『売掛金完全回収のルールと習慣づくり』
『売掛金 完全回収のルールと習慣づくり』 小野寺勇史郎 中経出版
★概要
「社内の与信管理体制が確立されていない」「売掛金管理の社員教育が不十分」など、社内体制の不備により売掛金の未回収が発生する。
売掛金を完全回収するためには、
与信管理規程をつくり、与信管理方針を社内に啓蒙することで社内体制を構築する。
得意先の信用調査を徹底し、手形ジャンプに気をつけることで得意先の信用不安に対応する。
自社に有利な取引基本契約書をむすび、公正証書にすることでトラブルを回避できる。
得意先に黄色信号が出たときは、商品引揚げ・相殺・内容証明郵便等で対応する。
営業部と管理部という社内の連携、残高確認という得意先との連携から回収モレを防止する。
★感想
会社にとってモノを売ることが1番大切ですが、そのあとにお金をきっちりいただくことも同様に大切です。
トラブルや勘ちがいで、請求書どおり入金されないこともけっこうあります。
この本は「与信管理規程」「営業部との連携」など大企業を想定して書かれておりますが、
それでも全ての会社さんに役に立つノウハウが詰まっています。
このほか、実務のなかで私が大事だなと思うのは、
①売掛金台帳を定期的に見て未回収がないかチェックする。
②得意先の財務状況をできる限り把握して、危険な所とは多額な手形取引をしない。
③回収できない時の手段(支払督促・商品引揚げなど)を知っておく。
ことの3つです。
-
内田
-
2009年6月20日
-
本
-
0
書評 『事業承継 成功のポイント50』
★概要
事業承継は、「後継者不足・育成」「相続税」「遺産分け」「経営資源承継」という問題をはらんだ、今そこにある危機である。
税理士などの専門家を存分に利用し、積極的に情報収集をして早めに取り掛かることが、事業承継成功のポイントである。
発行株式の3分の2まで、課税価格の80%相続税が納税猶予できるという税制が新設された。
これには、認定後5年間の報告義務や雇用維持などさまざまな要件が必要になる。
各相続人に最低限の相続を保障する「民法遺留分制度」が、遺産分割トラブルをまねくことがある。
これについては、民法特例の「除外合意(生前贈与した株を遺留分減殺請求から除外)」
と「固定合意(相続評価額を贈与時価格に固定)」でトラブルを回避できる。
相続税等の資金が足りないときのために、金融支援措置制度というものも用意されている。
経済産業大臣の認定、金融機関・信用保証協会の審査を経て、政府系金融機関からお金を借りることができる。
これら新事業承継制度活用のためには、緻密な承継計画にもとづく実質的な事業承継が求められる。
★感想
このブログでもよく取り上げてきた「事業承継」に関する本です。
ページ数も150ページ未満で読みやすく、新事業承継制度のポイントをよくついた内容でした。
それにしても、新事業承継制度は奥が深いですね。
納税通信など読んでいても、「ハードルが高い」「現実的でない」などの意見も見られますが、
納税猶予80%と聞くと、お客様のメリットになるのでぜひぜひ使いたいところです。
この本を見てても、作成する書類はかなり細かいですし、経済産業大臣の確認・認定というのも厳格と見えます。
さらなる情報収集が社長様・会計事務所ともに必要になってきます。
-
内田
-
2009年5月23日
-
本
-
0
書評 『格差是正の地方財源論』
●要約
地方-市町村会計は、公務員給与・生活保護給付・地方債などの増加で行き詰まりを見せている。
2002年からの三位一体改革により、地方への税源移譲がすすんだが、国庫支出金・地方交付税の削減額は大きかった。
人口増減の格差により、地方ごとの税収にも格差が出てきている。
地方財政に国からの交付税が必要にもかかわらず、国の財源や中央からの声によりその維持が難しくなってきている。
また、地方債の額も他国に例を見ない増加を見せている。
これらの問題への対応策は、まず地方税体系の変革である。
筆者は地方税のバラツキを抑えるために国税との税交換を提案する。
また、道路特定財源を環境付加税として地方財源化することも提案している。
●感想
本別町の平成19年度決算状況(市区町村)を見ますと、歳入73億円のうち、地方交付税が31億円と約43%を占めています。
近隣の町を見ましても、池田町-歳入61億円のうち28億円(約46%)、足寄町-歳入101億円のうち41億円(約41%)、
陸別町-歳入52億円のうち22億円(約43%) と地方交付税は比較的高い水準にあります。
これらの地方交付税の維持が難しくなってきている、という本著の内容には驚かされます。
税源交換という考えた方も斬新です。
本書では「法人地方税を国税化して、消費税等を地方税化する。」ことで地方財源のバラツキを無くすことが提言されています。
この不況のせいで豊田市の法人地方税9割減と聞くと、確かにこの提言にもうなずけます。
また、「道路特定財源を地方財源にあてる」という提言も面白いものです。
形骸化した道路特定財源を一般財源化するのは既に国会で決まりましたが、それを年金や社会保障などに持っていくのか、
それとも本書にあるように地方財源に持っていくのか、これからの動向が注目されます。
-
内田
-
2009年4月12日
-
本
-
0
”世界のトヨタ”のカイゼン技術
① ② ③
トヨタ自動車の今年を含めた5年間の(連結)業績を見ますと、
H17.3月期 売上18兆5515億円 最終利益1兆1172億円
H18.3月期 売上21兆 369億円 最終利益1兆3721億円
H19.3月期 売上23兆9480億円 最終利益1兆6440億円
H20.3月期 売上26兆2892億円 最終利益1兆7178億円
H21.3月期 売上21兆0000億円 最終損失△3500億円(平成21年2月6日発表-業績予想より)
となっており、今期は59年ぶりの最終赤字になる見通しです。
GMも破綻寸前、みんな自動車に乗らなくなった、代表権が創業家に戻りトヨタはどうなるのか、という話が出ています。
しかし、今期は偶発的な円高と需要減で業績が下がっただけで、トヨタが世界有数の経営改善手法を持っていることにかわりはないでしょう。
そこで前々から読んでみたかった3冊の本を手に取ってみました。
② 『トヨタ式 生産力』 近藤哲夫・若松義人 ダイヤモンド社
③ 『トヨタの上司は現場で何を伝えているのか』 若松義人 PHP新書
これらの本の中には、いかに”ムダをなくし(カイゼン)“、いかに”価値を生み出して”仕事をするかというトヨタのエッセンスが書かれています。
一部、印象的だった内容を抜粋しますと、
「現場から7つのムダ、すなわち、つくりすぎのムダ、手待ちのムダ、運搬のムダ、 加工のムダ、在庫のムダ、
動作のムダ、不良品のムダ、をなくそう。」 ①P29より
「ムダなものをつくらず、お客様が必要なものを、必要なときに、必要なだけつくる。 これがトヨタのジャストインタイ
ム(JIT)の始まりです。」①P58より
「トヨタでは人の動きを中心として、ムダのない順序で効率的に生産する作業の お手本-標準作業票を作成し、
これをモノサシに、自分で考え自分で解決していけるように人を育てる。」①P90より
「一気通貫のモノづくりに必要な5S 1.不要なモノを思い切り捨てる整理 2.欲しいものをいつでも取り出せる整頓
3.ゴミ一つないようにする清掃 4.整理整頓を維持継続させる清潔 5.ルールを守るための躾」②P120より
「監督者に必要な5つの条件は、1.仕事の流れをとらえるための業務知識 2.社内方針・経営計画等、職責の知識
3.部下をよく訓練するための教える技術 4.人間関係を円滑にする人を扱う技術 5.ムダを見つけ排除する改善技術」
②P196より
「いい失敗のルール 1.失敗したら自分で直す 2.同じ失敗は二度としない 3.失敗の理由と対策を記録しておく」
③P70より
「問題や課題が多いのは、決して悲観すべき状況ではない。それだけ改善し、伸びる余地があるということだからだ。
トヨタ式では問題がないことの方が問題ありなのである。」③P82より
「探す、運ぶは仕事にあらず。付加価値をもたらさない動作はすべてムダと考える。」③P153より
最近、弊事務所の仕事も忙しくなってきましたが、自分自身の仕事もできる限り”カイゼン”していければと思います。
-
内田
-
2009年2月7日
-
本
-
0
会計事務所のホームページ
こんにちは。
タジマ会計事務所スタッフの内田勇介です。
今回のHPリニューアルに先だって、私は200以上の会計事務所HPをいろいろ見てみました。
私は大学のときの卒論で「HP情報の信頼性」をテーマにしたので、ちょっと得意分野だったりします。(卒論本文はこちら)
太島所長の話にもありましたが、会計事務所のHPは面白くないものも少なからずあります。
「デザイン・内容が異常に古い」「決まりきった内容を形式的に書いているだけ」「顔写真を出さず事務所のイメージが湧かない」
「言いたいメッセージがわからない」etc….
最近、税理士事務所に関する本をよく読んでいるのですが、この本がHP作成にけっこう役に立ちました。
P91「立地条件よりホームページが重要」
「HPをつくるのは名刺をつくるようなもので、もはやHPがない税理士事務所というのはあり得ない時代になりました。」
P93「もしあまり出来のよくないHPだと、事務所のレベルもその程度だろうと思われるかもしれません。」
「税理士事務所のHPは検索したときにいかに多くの知りたい情報が掲載されているかが基本です。」
P97「気をつけなければならないのは、あくまで経営者・社長が見るHPを目指さなければならないということです。」
今回のHPは私と太島所長で内容を考え、東京のKanさんというWebデザイナーの方に作っていただきました。
Kanさんに感謝したいと思います。(KanさんのHPはこちら)
このHPは周りの方のおかげで、なかなかよくできたと思っておりますが、本当によいものにするためにはこれからの更新が重要になってきます。
時間が経っても質のよい情報を発信できるページにするため頑張っていきたいと思います。
(ただ、繁忙期は更新頻度が少なくなるかもしれません。そうなったら、、スイマセン。。。)
-
内田
-
2008年11月6日
-
本
-
0