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税金教室
今年も何校かの中学校で税金の授業を行いました。
こちらのテキストの内容をお話しますが、野球選手の年俸や訪れる市町村の財政などオリジナルも入れます。
税金が小学校や中学校で使われています。町の中の消防署や警察署やごみ収集にも使われています。
日頃あたりまえに恩恵を受けていますが、大人でも日頃忘れがちな事です。
各市町村で1年間で少なくても何十億円〜という税金が使われています。
日本の借金は1,000兆円を超えております。(地方債含む)
それでも日本は世界で3番目に経済的に豊かな(GDP世界3位)国です。
お互いに助け合って稼いで借金も減らしていけたら良いことです。
アニメーションも授業で流させて頂きますが、私は『アナザーワールド』という作品が好きでいつもそれを流しています。
もし税金が無かったらどんな世界になってしまうか、というちょっと怖いお話です。
日本中の税金の金額に比べたら私たち会計事務所が携わらせて頂いている金額は小さいかもしれませんが、
大切な税金に関わる仕事が出来ているのは価値あることです。
- 内田
- 2017年7月23日
- 税務・会計・経営
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レビュー『税理士のための百箇条』
『税理士のための百箇条ー実務と判断の指針ー』関根稔 財経詳報社
税理士の仕事をする身として気になる題名で読んでみました。
・税理士は何を学ぶべきか
定期同額給与であれば利益調整の防止という趣旨があるように、立法趣旨を学ぶべき。
・必要なのはストーリー
税務処理にはストーリーが必要で、司法の世界での事実認定と同じ。
・信じて託す
税理士の業務は依頼者との契約で決められ、信じて託された信頼に応えられているかという視点が大切。
・予防法学
事案をとにかくシンプル化し、弁護士が登場しない予防的な処理を心がける。
・決断せずに流れをよむ
自分のこだわりを捨て辛くても待って流れが見えるようにする。
などなど。
- 内田
- 2017年7月1日
- 税務・会計・経営
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経営事項審査
経営事項審査は経審(けいしん)と呼ばれることもあり、公共工事の元請け建設土木業者が必ず受ける審査です。
公共工事の発注組織(国・都道府県・市町村等)は、競争入札に参加しようとする建設土木業者に資格審査を行い
審査結果を点数化し、順位付け、格付けを行っています。
こちらのページから元請け建設土木業者の財務数値を見ることが出来て不思議な感じもします。
一般社団法人 建設業情報管理センター ⇒ こちら
こちらから見られる経営事項審査の数字が良ければ、仕事が取りやすくなる面があり、
この数字を見ていくと地域ごとの景気もある程度わかってきます。
支払利息を減らしたり、総資産をシンプルにするなど、点数を良くするための施策も
大切になってきます。
- 内田
- 2017年6月25日
- 税務・会計・経営
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日商簿記検定
よく「役に立つ資格」として日商簿記検定が挙げられます。
明日6月11日も全国で試験が行われます。
「日商」(にっしょう)というのは日本商工会議所の略ですね。
2級まで取れると履歴書でも目立ち、1級まで取れると会計士試験などにも繋がるという感じでしょうか。
今年2017年の4月から1~3級以外に「初級」というのが出来たのをご存知でしょうか。
実はこちらはインターネットでいつでも受けられる級なのです。
簿記教育に対する企業および教育機関(大学・高校・専門学校等)のニーズが高くて、簿記学習を始めるきっかけのために出来たそうです。
短期間で必要な簿記の基礎知識を習得できるよう、試験項目は3級に比べて内容を絞り(簿記の基礎知識・期中取引中心)、試験時間も40分です。
私も20代の時に日商簿記の資格を取りましたが、合格した時はとても嬉しいものです。
明日の試験を受けられる方はぜひ合格を目指して頑張ってください。
- 内田
- 2017年6月10日
- 税務・会計・経営
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経理経験のある社長さん
大企業の社長さんはどこの部署出身なのかというのは注目されます。
私も上場会社の会計監査をしている時には、たまに経理部署出身の社長さんと出会う機会があり、
そんな会社はやっぱり係数能力が高く、業績も良い会社が多かったです。
今、日経新聞-私の履歴書が掲載中のオリエンタルランドCEO加賀見俊夫さんも経理部署の経験がある方です。
あのオリエンタルランドに入ったのは良いけれど、最初に配属になったのが経理部。
全てがチンプンカンプンで仕事が終わった後に、週3回も簿記学校に通ったそうです。
3年間の簿記学校通いで資格も取り、経理の基礎をみっちり叩き込み、仕事に精通
するにつれて仕事の面白さもわかってきたとのこと。
資金は血液と同じ、滞ると人が病気になるのと同じように会社も傾く、
という言葉が印象的です。
- 内田
- 2017年6月3日
- 税務・会計・経営
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ファイナンシャルプランナー(FP)とは
ファイナンシャルプランナーとは、人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く専門家です。
人生の夢や目標をかなえるためのお金の使い方をマスターするためには様々な分野の知識を持つ必要があります。
例えば、税金、金融商品、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度、などなど。
私はFP技能士2級とCFPの資格を持っておりますが、家計のご相談にも対応できるようになり、
会計事務所の仕事にとても役立っております。
FP技能士3級と2級はHP上で過去問と解答が載っておりますので、こちらの過去問を解くと
概ね全般を勉強できて、私も本試験はこちらだけで対応できました。
CFPは国家資格ではありませんが、世界24カ国で導入されている「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」です。
こちらは6科目も試験科目があり、私も冊子の過去問を毎日勉強して何とか全課目を2年ほど掛けて取ることができました。
ぜひおすすめの資格の一つです。
- 内田
- 2017年5月21日
- 税務・会計・経営
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非常用食料品
昨年、北海道や東北が大きな台風被害にあい、非常用食料品の
備蓄を考えた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
3月決算法人の決算を行わせていただいている中でも法人で
非常用食料品を買っていらっしゃる関与先様もちらほら見かけます。
この非常用食料品はモノとしては残るので、棚卸計上して損金
にならないような気もしますが、基本的には損金になります。
理由は消耗品と性質を持ち、又、備蓄をもって事業の用に供した
と考えられるからです。
国税庁の質疑応答は → こちら
ただし、消費期限が長く残るものを配ったり、特定の役員だけ
に配ったりすると給与課税の可能性もあるので注意が必要です。
私自身も昨年の災害を見て非常食ドットコムなどで探して
買おうか検討中です。
- 内田
- 2017年5月13日
- 税務・会計・経営
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