租税教室と税金の大切さ。
- 内田
- 2009年10月10日
- 税務・会計・経営
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少し前に、十勝管内の中学校で税金の授業(「租税教室」といいます。)をやらせていた
だきました。
中学校3年生50人ほどの前で、授業1時限をお借りして、「税金とは何か」「納税の大
切さ」についてお話しました。
授業はけっこう盛り上がり、アンケートをとったら生徒さんも満足されていたのでよかった
です。
私自身は小学校から大学まで税金の授業を受けたことがありませんでした。
お恥ずかしい話ですが税金についてちゃんと知ったのは、公認会計士試験の勉強時と
社会に出てからでした。
しかし多くの方が税金の大切さを知ったのは、私と同じように、働きはじめて自分が納税
してからではないでしょうか。
極まれに「税金なんて1円たりとも払いたくない」という方もいます。
そういう方は、日々の生活で税金の恩恵を受けているのを忘れているのかもしれません。
私たちは日々の生活や仕事の中で、ゴミ・道路・教育・行政・社会福祉・補助金など様々
なことで税金の恩恵を受けています。
みんなが豊かな生活をおくれるように自分も正しく税金を納めようというのが「正しい納税
意識」です。
会社が払う税金も、社会のなかで利益を稼ぐためのコストと考えられるでしょう。
私たち税理士も税金についていろいろお教えできますが、正しい納税意識に基づかない
無理な要望にはお応えできません。
納税の大切さは子供の時から教えてあげることが大事だと思うので、今回のような「租税
教室」はどんどんやるべきです。
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