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【TAPの仕事】決算業務(資料回収編)
お客様の「決算書」は、健康診断の「診断書」、学校でいうところの「通信簿」です。
個人事業でしたら12月末が決算日で3月15日までに決算書をつくります。
会社でしたら自分たちで時期を決めて2ケ月までに決算書をつくります。(ex.6月末が決算日なら8月末までにつくる。)
決算書をスムーズかつ正しくつくるためには、「いかに早くに資料を回収できるか」がポイントになります。
そのためには決算日の2ケ月ほど前から計画を立てて、お客様へ早めのお声がけをします。
そして、決算日から一週間以内に「決算期到来のお知らせ」をお客様に渡し、回収資料の見える化をすすめます。
ですので、この「決算期到来のお知らせ」にどのような回収資料を書くかはとっても大事なのです。
預金や借入金の銀行からの残高証明書、棚卸表は必ず回収するものですが、それ以外にも業種や月次会計のすすめ方の違いで、本当に様々な資料を回収します。
この決算ための資料回収に漏れが無いように色々な工夫をしております。
・前年度の決算調書を見直してどのような資料回収が必要だったかを見直す。
・決算時に漏れが無いように月次の時点で早めに回収しておく。
・お客様ごとの経営カルテを見て回収資料の漏れを防ぐ。
・事務所内ミーティングにて決算のある会社について前もって情報共有をしておくといったところです。
・一回目の資料が届いたときに資料に漏れがないかチェック「前さばき」を行う。
ほかのお仕事もそうだと思いますが、会計事務所内でも製造と販売が連携して資料回収に漏れが無いようコミュニケーションを取ることが求められます。
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内田
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2020年9月19日
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TAPの仕事
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レビュー『ニトリ 成功の5原則』
『ニトリ 成功の5原則』 似鳥 昭雄 朝日新聞出版社
ニトリ創業者の似鳥昭雄さんによる、自分なりのロマンとビジョンを掲げて成功の道へとあゆみを始めようという著書。
①「ロマン」で人は生まれ変われる
似鳥昭雄社長は1972年にアメリカの家具現場を見に行き「日本にもアメリカのような豊かさを広げ、人の役に立つ。」というロマン(志)を持った。
ロマンは自分個人の得失をはるかに超えたところにある願い。「誰かがやるだろう。地盤は便乗していればいいんだ」という人は、人生も変わりません。
自分の心にロマンを刻み込もうと日々コツコツ努力し続けて、ようやく40歳以降に変われるかどうかというところです。
「人のため、世のため」というロマンを抱き、人間も会社も「あの人、あの会社があって助かった」と思われてこそ、存在する意味があるのです。
②「ビジョン」があるから成功できる
ニトリでもロマンを達成するためにビジョン(理想の数字)が必要で、そのビジョンをロマンと共に寝ても覚めても言い続けることが必要。
あきらめずに言い続けることで似鳥昭雄社長とロマンとビジョンを共有する人が出てきた。
数十年先のビジョンがしっかりと頭に入っていて「いずれ必ずこうなる」と確信していれば、いくら大変でもそのビジョンに合わせて動こうとできる。
未来から現在を、全体から部分を決めていくのがニトリ流。
ニトリでは30年計画という大きなビジョンから
「30年計画→10年計画→3年計画→1年(52週)計画→四半期(13週)→週ごと」
という形に分解していき、年52週、店ごと、地域ごと、商品ごとに数字を出して、商況をチェックし、1年間の目標を達成するために週ごとに目標管理をしていく。
③「意欲」は高い目標から生まれる
部下の意欲を伸ばす上司は部下の悩みを相談され、アドバイスをあがられるような関係を作るよう、努力してほしいのです。
仕事への影響が大きいからこそ、上司は部下のビジネス面だけでなく、プライベートについても責任を持たないとダメなのです。
意欲を失わせないように、社員同士も上司と部下も気持ちの上で常に平等、対等でないといけません。もちろん「長」のつく人には責任がついてくるので、仕事に関しては厳しく叱ったりすることも必要ですが、責任が重いことと偉いかどうかは関係ありません。
ニトリでは「変化(Change)」「挑戦(Challenge)」「競争(Competition)」+「コミュニケーション(Communication)」の3C+Cを重んじ意欲的に進むことを重んじている。
④「執念」なくして成功なし
執念というのは、異常な執着という暗いものではなく、目標を達成するまであきらめないことで、そのためには心にロマンとビジョンを抱き、明るく楽天的に工夫し続けることが大切です。
ニトリも当初に工場の赤字がかさんでも、輸入品のトラブルが続いても、あきらめずに続けているうちに、それが海外生産に発展して、ニトリの商品の中核を担うようになり、世界に類例のないビジネスモデルが出来上がった。
苦しい時期を我慢して、逆境を乗り切って初めて、運が出てくるのです。運とはあわせですので、普段から努力し続けていればなぜか必要な時に必要なものがもたらされます。
⑤「好奇心」が革命のもとになる
ニトリでいう好奇心とは、ロマンとビジョンを達成するために、何か仕事に取り入れられるものはないか、と常に考え探し続けることです。
私は今もロマンとビジョンの達成のために「何かいい方法がないかな」といつも探し続けています。
70代の私がやれるんですから、アイデアを出すのに年齢は関係ありません。現状に満足している人がダメでハングリーで、人々が満足してくれることが大事で、ロマンとビジョンが次々と実現していくことにわくわくするのです。
〇グローバルリーダーになるための心得
「会社のために自分がいると思うな。自分のために会社があるのだ。」
「1つの会社で3年以上務まらない者は、どこに行っても長くは務まらない。」
「目標を設定せよ。年間の大目標。3ケ月の中目標。習慣の小目標。それに今日の目標をはっきり決めて、それに向かって爆進せよ。」
「欠点あるを喜び、長所なきを悲しめ。欠点を直しても伸びない。長所を伸ばしてこそ伸びがある。」
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内田
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2020年9月12日
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本
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レビュー『現実を視よ』
『現実を視よ』 柳井 正 PHP出版社
ユニクロの創業者-柳井正さんが日本を愛しているからこそ、現在の危機感を一人でも多くの日本人に伝えるために著した一冊。
・日本も成長しなければ即死する。
ゴールドラッシュのアジアに取り残され稼ぐことを忘れて、国を閉ざす日本。
日本のパブルが弾けて以降の20年間、中国をはじめとするアジア諸国は、物凄い勢いで経済成長を遂げ、ところが日本だけがまったく成長していない。
これは政治の責任も大きく、無駄の是正はなさず、非効率的な組織が温存され、Google・AppleのよくなIT産業を興す努力もしてきてない。
・社員にもベンチャースピリットを
ファーストリテーリングの第一の経営理念は「顧客の要望に応え、顧客を創造する経営」である。
とかく元気がないと評される日本企業、それは戦後の安定の中で経営者がサラリーマン化してしまったことに関係がある。
企業は立ち止まっていたら、一瞬で時代から取り残され衰弱してしまう。生き残るためには社員一人ひとりがベンチャースピリットを持たなければならない。
・志と考え方
若い頃から寝る前に自分の考え(仕事を通じて、どういう人物になり、この世にどのようなことを実現したいか)をノートにまとめてきた。
志=一つのことに一所懸命になって、死ぬ気で頑張ることでしか、人は成長できない。
私なりの普遍的な考え方「起こっていることは全て正しい(全てを躊躇なく受け入れる。世間は正しいと常に思え)」「売れる商品は世界中どこでも同じ(いい商品は買った人が自分で使い方を考えてくれる)」
・2030年、私が夢見る理想の日本
経営の常識を行政に導入せよ、IT化を促進せよ、コンピュータで処理できることを、わざわざ高い人件費を払って人間にやらせる必要はない。
行政組織の効率化のために企業様会計と同じB/SとP/Lを導入し赤字を認めない。
2030年、私が夢見る理想の日本では、稼いだ富は日本のために使われるのはもちろん、世界の企業と個人がさらなる成長を遂げられる事業に再投資される。日本には世界中から優秀な人材が集まり、日本人と一緒になって仕事をしている。
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内田
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2020年9月5日
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本
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【TAPの仕事】事業承継支援
ここ数年、北海道-中小企業経営者の平均年齢は60歳を超えています。
ということは、今後そういった企業の経営者(社長)が事業を辞めていくことも予想され、「働く場」が無くなり、一般消費者も含めた「お客様」も困ってしまいます。
したがって、経営者に最も近い存在の会計事務所が事業が続いていくためのお手伝いをすることが、地域のため、働く人やお客様のためになるのです。
税理士法人TAPも日々こういった経営者さんの事業承継についての毎週のようにご相談を頂きます。
「従業員に社長をやってもらい会社も渡したいのだがどうすればよいのだろう?」
「息子に会社を引き継ぎたいのだが相続税がたくさん掛かりそうで困っている。」
「自分も80歳を超えて会社を引き継ぎたいが、社内に人がいないので、外部で探してほしい。」
などなど。
こちらは中小企業庁のHPにある事業承継マニュアルから転用した「事業承継の5つのステップ」ですが、
事業承継には様々な課題があり手続きも必要になってきます。
良いお仕事が世の中から消えてしまわないよう、税務や会計と共に他の知識も身に付けながら、事業承継の支援業務を行っていければと思います。
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内田
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2020年8月29日
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TAPの仕事
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レビュー『医者が教えるサウナの教科書』
『医者が教えるサウナの教科書』 加藤 容崇 ダイヤモンド社
慶應医学部で日本サウナ学会代表理事加藤意思の著書でサウナ好きという事もあり読んでみました。
ビジネスエリートにはサウナ好きが多い。サウナが好きだから、仕事ができる。
約1年間で延べ300回以上サウナに入り、被験者を集め、データをとり、海外論文を読みあさった所、
サウナに入ると「集中力がアップ」「アイデア発想しやすくなる」「うつ病予防」などビジネスパーソンとして上昇していくための健康メリットが期待できることがわかった。
サウナでしか得られない一番の効果は「脳疲労が取れること」。
サウナに入ると強制的に思考を停止させ脳疲労を取り、脳をスッキリさせて集中のスイッチに切り替わらせることができます。
また、α波が正常化されて「決断力集中力がアップ」することや、自律神経が鍛えられて「メンタルが安定する」ことも効果にあげられます。
実験の結果、サウナに入った日は入らなかった日に比べて、平均1.5倍の「深い睡眠」がとれていること、短時間の睡眠で十分とわかった。
サウナで最強効果を出すためには「サウナ→水風呂→外気浴」を3~4セットが基本です。
サウナも水風呂も体を極限状態に持っていくことでととのう(リラックスしていても眠気なく意識が晴れ五感も鋭敏な状態)ので、特に水風呂から外気浴を速やかに移動することが大切です。
時間の目安としては、サウナは脈数がジョギングの時のように平常時の2倍になり背中の真ん中が温かくなったら、水風呂は脈が平常になり気道がスース―する1分ほど、外気浴は5~10分で足の末端が少し冷たくなったらと考える。
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内田
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2020年8月22日
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本
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【TAPの仕事】知恵袋となること
「知恵袋」(ちえぶくろ)というのは、仲間の中で知恵がある人のことを意味します。
税理士法人TAPのお客様は私たちに対して、お客様にとっての知恵袋であってほしいと考えているように感じます。
その袋の中には知恵がたくさん入っていて、それを開ければ役に立つ知恵を提供してくれる、という物です。
では「知恵」(ちえ)とはどんなものでしょうか。
それは、物事の筋道がわかり、うまく処理して行ける能力のことです。
税理士法人(会計事務所)は税金や会計のプロフェッショナルですが、その内容を筋道だててお客様にご理解いただくことが大切です。(①説明力)
そしてプロフェッショナルのための税金や会計の土台としての知識を身につけることも大切です。(②知識力)
製販の「販」として、知恵袋の袋として活躍していくには、この2つの力①説明力と②知識力を磨いていくことが必要です。
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内田
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2020年8月15日
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TAPの仕事
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レビュー『見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み』
『見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み』 遠藤功 東洋経済新聞社
2005年発刊。ビジネス本で15万分も売れているベストセラー、見える化原点の1冊ということで購入して読んでみました。
・大手化学メーカーE社における「ヒヤリハットの見える化」
工場において事故の芽となるヒヤリハットを自主的に申告し、全員で共有する運動を定着させた。
それまで多数のヒヤリハットが現場で認識されていたが、組織としてそれを明らかにせず、属人的に処理されていた。
そこでE社ではまず「ヒヤリハット」という後ろ向きな言葉を使わず、名称を「安全予防提案」という前向きに変え、
シンプルな記入項目としてシグナル発信を重視して、提案の数を表彰することにしたところ、以前には年間で数十件しか
上がらなかった報告が年間五百件以上となり、組織として共有され自主的に勉強会も定期的に行われるようになり、
ベテランの持つノウハウやコツが伝承されるようになった。
・トヨタにおける「標準作業の見える化」
トヨタの生産現場の標準作業は3つ「①タクトタイム:一個を何分何秒でつくらなくてはならないという標準時間」「②作業順序:モノを作る作業手順とカンやコツ」「③標準手持ち:作業を行ううえで必要かつ最小限の部品」の要素を中心に厳格に作業そのものを規定し「見える化」している。
標準作業所は、例えば「この作業は右手で行う」など細かく明文化されているが、どうしても左手を使わなくてもいけないケースが出てきたときは「こういうケースには左手を使用する」と標準作業書を進化・改善させていく。
トヨタの生産現場に置いてある標準作業書が真新しいものは、絶えず改善しており、品質も高い現場と言われる。
・本当の勝負は「見えたあと」
「見える化」の主目的は問題解決であり、見えるようになっても、それをそのまま放置していたのでは意味がない。
問題を抱えている人に対する指導やコーチングを行うーそういった具体的なアクションに結び付けなければならない。
掲示板(ボード)を作ったり、ナレッジのデータベースを作ることは、あくまで手段であって目的ではない。
さまざまなものが「見える」ようになったあと、人間の意識や行動の様式がどう変わったのかーそれを常にフォローする必要がある。
・「見える化」を「犯人探し」にしないために
重要なのは「見える化」と人の評価を直結させてはならないことで、見える化は「人をつくる」ためのものであって、「人を評価する」ためのものではない。
トヨタや花王といった現場力の強い企業に共通するのは、「人にやさしく、業務に厳しく」という考え方である。
ミスがあれば徹底した指導を行い、再発を防止する。
「見える化」の途上では多少ギスギスすることもあるかもしれないが、人間に失敗はつきもので、失敗から学習して成長するので、それは寛容性と人に対する信頼からもたらされる。
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内田
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2020年8月8日
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本
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