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レビュー『働く君に贈る25の言葉』

 

hataraku

 

 

 

 

 

 

 

 

働く君に贈る25の言葉』佐々木常夫 WAVE出版

東レ(株)に入社された著者の佐々木常夫さんは39歳の時に奥さんが肝臓病を患い、

妻の看病をしながら、自閉症の長男さんを含めた子ども3人の世話をするように

なりました。

天下の東レ(株)さんですから仕事は多忙を極める中、業務を最大限に効率化して

毎日18時に会社を退社するようにしておりましたが、奥さんがうつ病になられ、

自殺未遂を起こして絶望感に陥ったこともあるとのことです。

そのような中でも東レ経営研究所の社長にまでなられた佐々木さんの言葉は

仕事や生活を確かなものにすることについて説得力があります。

 

目の前の仕事に真剣なりなさい。きっと見えてくるものがある。
会社なんてどこに行っても同じようなもの。目の前の仕事にどう向き合うかが大切です。

よい習慣は才能を超える
まず早く起きること(妻が倒れたときから習慣化)。9時から30分間集中して電話。
会議やアポは必ず10分前にその場にいる。

せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ
まず何よりも誠心誠意謝罪するしかありません。あらゆる失敗に成長のタネが隠されています。
クレームは色々なことに気付かせてくれるので感謝し相手との人間的距離を縮めるチャンスです。

逆風の場こそ、君を鍛えてくれる
どんな仕事でも面白いところと面白くないところがありますが、力を尽くせば道が拓かれます。
不遇な場所にいる時が伸びるチャンスで、いちばん危険なのは順風満帆の時です。

人を愛しなさい、それが自分を大切にすることです
憎しみは憎しみからしか生まれません。私はもっと幸せになりたい。
そのためには相手を許し人を愛する努力を捨ててはならないのです。

  • user 内田
  • time 2017年7月8日
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レビュー『税理士のための百箇条』

hyakkazyo

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士のための百箇条ー実務と判断の指針ー』関根稔 財経詳報社

 

税理士の仕事をする身として気になる題名で読んでみました。

・税理士は何を学ぶべきか

定期同額給与であれば利益調整の防止という趣旨があるように、立法趣旨を学ぶべき。

・必要なのはストーリー

税務処理にはストーリーが必要で、司法の世界での事実認定と同じ。

・信じて託す

税理士の業務は依頼者との契約で決められ、信じて託された信頼に応えられているかという視点が大切。

・予防法学

事案をとにかくシンプル化し、弁護士が登場しない予防的な処理を心がける。

・決断せずに流れをよむ

自分のこだわりを捨て辛くても待って流れが見えるようにする。

などなど。

 

  • user 内田
  • time 2017年7月1日
  • tag 税務・会計・経営
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経営事項審査

 

経営事項審査は経審(けいしん)と呼ばれることもあり、公共工事の元請け建設土木業者が必ず受ける審査です。
公共工事の発注組織(国・都道府県・市町村等)は、競争入札に参加しようとする建設土木業者に資格審査を行い
審査結果を点数化し、順位付け、格付けを行っています。

こちらのページから元請け建設土木業者の財務数値を見ることが出来て不思議な感じもします。

一般社団法人 建設業情報管理センター ⇒ こちら

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こちらから見られる経営事項審査の数字が良ければ、仕事が取りやすくなる面があり、

この数字を見ていくと地域ごとの景気もある程度わかってきます。

支払利息を減らしたり、総資産をシンプルにするなど、点数を良くするための施策も

大切になってきます。

 

  • user 内田
  • time 2017年6月25日
  • tag 税務・会計・経営
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小樽マラソン2017

 

はじめて小樽マラソンに参加いたしました。

天候は暑く道もアップダウンが多く苦しいコースでしたが、目標の10㎞50分をギリギリですが切れたのでよかったです。

 

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  • user 内田
  • time 2017年6月18日
  • tag 趣味・雑感
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日商簿記検定

 

よく「役に立つ資格」として日商簿記検定が挙げられます。

明日6月11日も全国で試験が行われます。

「日商」(にっしょう)というのは日本商工会議所の略ですね。

 

2級まで取れると履歴書でも目立ち、1級まで取れると会計士試験などにも繋がるという感じでしょうか。

今年2017年の4月から1~3級以外に「初級」というのが出来たのをご存知でしょうか。

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実はこちらはインターネットでいつでも受けられる級なのです。

簿記教育に対する企業および教育機関(大学・高校・専門学校等)のニーズが高くて、簿記学習を始めるきっかけのために出来たそうです。

短期間で必要な簿記の基礎知識を習得できるよう、試験項目は3級に比べて内容を絞り(簿記の基礎知識・期中取引中心)、試験時間も40分です。

 

私も20代の時に日商簿記の資格を取りましたが、合格した時はとても嬉しいものです。

明日の試験を受けられる方はぜひ合格を目指して頑張ってください。

 

  • user 内田
  • time 2017年6月10日
  • tag 税務・会計・経営
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経理経験のある社長さん

 

大企業の社長さんはどこの部署出身なのかというのは注目されます。

私も上場会社の会計監査をしている時には、たまに経理部署出身の社長さんと出会う機会があり、

そんな会社はやっぱり係数能力が高く、業績も良い会社が多かったです。

 

今、日経新聞-私の履歴書が掲載中のオリエンタルランドCEO加賀見俊夫さんも経理部署の経験がある方です。

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あのオリエンタルランドに入ったのは良いけれど、最初に配属になったのが経理部。

全てがチンプンカンプンで仕事が終わった後に、週3回も簿記学校に通ったそうです。

 

3年間の簿記学校通いで資格も取り、経理の基礎をみっちり叩き込み、仕事に精通

するにつれて仕事の面白さもわかってきたとのこと。

資金は血液と同じ、滞ると人が病気になるのと同じように会社も傾く、

という言葉が印象的です。

 

  • user 内田
  • time 2017年6月3日
  • tag 税務・会計・経営
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社員が誇れる会社

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社員が誇れる会社を作る』 岩崎 剛幸 秀和システム

 

企業はそこに勤める社員さんが誇れる存在であるべきです。

それは生活の多くを占める仕事というものがやりがいのある時間になってほしいという希望にも繋がります。

 

この本の165ページから「誇りを持てる会社を作るための10か条」というものが載っておりました。

①不況期型の経営体質を前提としている(新業態開発チャンス、一体化再構築チャンス)

②会社は社員が楽しむことが大前提と考えている(自分たちを褒める、悪口を言わない)

③ちょっと変なくらいがちょうどいいと思っている(掃除・挨拶・接客など当たり前を徹底的にやる)

④優秀な社員を採用するのではなく、成長しそうな社員を見抜く目を持つことが必要であると認識している。(企業の中で成長してもらう)

⑤社員同士をほめあい、認め合う風土がある。(自社で働く同士を褒める)

⑥トップが成功の3条件(勉強好き・素直・プラス発想)を持ち合わせている。(船井幸雄さんの発見)

⑦モノではなくコトを売る会社になろうとしている。(お金や見栄だけではない)

⑧ツイていないものと付き合うのはやめて、ツイているものと付き合うようにしている。(良いことを引き寄せる)

⑨.数字は作られるものではなく、作るものであると認識している。(自ら未来をつかむ)

⑩.今の自社の経営に危機感を持っている。(絶え間ない改善思考)

 

他にも長寿企業の共通項として「本業重視」「身の丈に合った経営」「従業員重視」という言葉も印象に残りました!

 

  • user 内田
  • time 2017年6月1日
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