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業界地図
毎年9月くらいに『業界地図』という冊子が発売されます。
日本(世界)経済の業種ごと全体像がつかめるのでだいたい毎年、東洋経済と日経のものを読んでいます。
こんな感じでその業界のガリバー企業が載っているのですが、それでも業界の現状未来を知ることが
中小企業の今後に役立ちます。(一冊1,200円ほどです。)
東洋経済の方は最初に「注目業界」というコーナーがあってタイムリーな情報が面白いです。
2018年版には「AI業界」「宇宙開発」「ビッグデータ」などが取り上げられています。
毎年の経済環境の変化に驚かされます。
- 内田
- 2017年10月14日
- 本
- 0
レビュー『世界一の生産性バカ』クリス・ベイリー
『世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと』クリス・ベイリー著 TAC出版
生産性のために命をかける必要はないと思いますが、FORTUNEベスト・オブ・ザ・イヤーにも
選ばれているという事で読んでみました。
・”時間””集中力””活力”を支配する
いつの間にか時間が経ってしまった、そんなことがありますが、時間をコントロールできればそんな
力強いことはありません。活力レベルは一日中絶え間なく変動しています。目覚ましのアラームは
セットしないで自然に目覚め自然に眠ることが良いそうです。
・インターネットは生産性を奪う
なるほどなと思う内容です。スマホやEメールも含めてインターネットは生産を根こそぎ奪い取るそう
です。重要かつ厄介なタスクに取り組むときは接続を切ると浪費する時間が減り良いそうです。
・運動という名の特効薬
ほかのことに費やす時間を削ってでも運動をすると活力と集中力が驚くほど向上します。運動不足は
脳がストレスに対処しづらくなるため仕事パフォーマンスにも悪影響を与えます。運動で活力を蓄える
ことが時間の節約になります。
・瞑想の効果
瞑想には集中力を高める効果もあります。瞑想により集中マッスルの筋トレができ、それが脳を奮起
させます。仕事から一歩引いて、自分は何を達成したいのか、いまどう感じ何を考えているのか気付く
ことで生産性が上がっていきます。
- 内田
- 2017年10月13日
- 本
- 0
儲かる農業
『週刊ダイヤモンド』に儲かる農業という特集があり読んでみました。
JA解体でチャンス到来という言葉も題名に書かれておりましたがどうなのでしょうか。
農協改革をしても農協は必要でしょうし、全農の資材価格は下がってきている地域もあるようです。
2019年5月がJAグループ改革集中推進期限ということで、
2015年2月に農協法改正を政府が決定され(JA全中、農協への監査権限が廃止され一般社団法人へ。
JA全農、株式会社への組織変更が可能に。)、このまま2019年5月までに自主改革が不十分であれば
政府が介入する予定とのことです。
稼げる農家の共通点は「①JAに依存していない」「②サラリーマンを凌駕する所得」
「③拡大に向けた備えが充実」「④社長は生産よりマネジメント」とのことです。
茨城のワールドファームさんの耕作面積400ha以上、売上3億円以上などは凄いですね。
- 内田
- 2017年10月7日
- 本
- 0
レビュー『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ!』
『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ!』 ダイヤモンド社 井ノ上陽一
特に資金的にピンチの時にはこの本の題名の通り、経理はもの凄く大切になりますね。
経理は会社を守るための「盾(たて)」となってくれるため知らないと危険ということです。
・9割の社長がハマる3つの落とし穴(P48)
B/Sが読めずこれまでの業績や会社の全体像がつかめない。
節税のあまりお金が減ってお金が貯まらない。
税金支払いを過度に怖がって使うべきものに使えず投資のタイミングを逸する。
・出来る社長は5つの分析で課題を見つける(P112)
「前年同月比較」「同業他社比較」「予算との比較」「月別推移」「年別推移」
・B/Sは体幹を鍛えて引き締めることで資金繰りが楽になる(P148)
売掛金、商品、借入金という体幹をスリムにすることで会社のお金を守れるようになる。
・銀行からお金を借りる7つのコツ(P184)
利益を出して税金を払う。B/Sをキレイにする。銀行に対して自分の言葉で業績を説明する。
計画書など資料をしっかり作る。お金の使い道を明確に説明する。
先の見通しを明確に説明する。過度に苦手意識を持たず取引先と考える。
- 内田
- 2017年8月27日
- 本
- 0
レビュー『働く君に贈る25の言葉』
『働く君に贈る25の言葉』佐々木常夫 WAVE出版
東レ(株)に入社された著者の佐々木常夫さんは39歳の時に奥さんが肝臓病を患い、
妻の看病をしながら、自閉症の長男さんを含めた子ども3人の世話をするように
なりました。
天下の東レ(株)さんですから仕事は多忙を極める中、業務を最大限に効率化して
毎日18時に会社を退社するようにしておりましたが、奥さんがうつ病になられ、
自殺未遂を起こして絶望感に陥ったこともあるとのことです。
そのような中でも東レ経営研究所の社長にまでなられた佐々木さんの言葉は
仕事や生活を確かなものにすることについて説得力があります。
「目の前の仕事に真剣なりなさい。きっと見えてくるものがある。」
会社なんてどこに行っても同じようなもの。目の前の仕事にどう向き合うかが大切です。
「よい習慣は才能を超える」
まず早く起きること(妻が倒れたときから習慣化)。9時から30分間集中して電話。
会議やアポは必ず10分前にその場にいる。
「せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ」
まず何よりも誠心誠意謝罪するしかありません。あらゆる失敗に成長のタネが隠されています。
クレームは色々なことに気付かせてくれるので感謝し相手との人間的距離を縮めるチャンスです。
「逆風の場こそ、君を鍛えてくれる」
どんな仕事でも面白いところと面白くないところがありますが、力を尽くせば道が拓かれます。
不遇な場所にいる時が伸びるチャンスで、いちばん危険なのは順風満帆の時です。
「人を愛しなさい、それが自分を大切にすることです」
憎しみは憎しみからしか生まれません。私はもっと幸せになりたい。
そのためには相手を許し人を愛する努力を捨ててはならないのです。
- 内田
- 2017年7月8日
- 本
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社員が誇れる会社
『社員が誇れる会社を作る』 岩崎 剛幸 秀和システム
企業はそこに勤める社員さんが誇れる存在であるべきです。
それは生活の多くを占める仕事というものがやりがいのある時間になってほしいという希望にも繋がります。
この本の165ページから「誇りを持てる会社を作るための10か条」というものが載っておりました。
①不況期型の経営体質を前提としている(新業態開発チャンス、一体化再構築チャンス)
②会社は社員が楽しむことが大前提と考えている(自分たちを褒める、悪口を言わない)
③ちょっと変なくらいがちょうどいいと思っている(掃除・挨拶・接客など当たり前を徹底的にやる)
④優秀な社員を採用するのではなく、成長しそうな社員を見抜く目を持つことが必要であると認識している。(企業の中で成長してもらう)
⑤社員同士をほめあい、認め合う風土がある。(自社で働く同士を褒める)
⑥トップが成功の3条件(勉強好き・素直・プラス発想)を持ち合わせている。(船井幸雄さんの発見)
⑦モノではなくコトを売る会社になろうとしている。(お金や見栄だけではない)
⑧ツイていないものと付き合うのはやめて、ツイているものと付き合うようにしている。(良いことを引き寄せる)
⑨.数字は作られるものではなく、作るものであると認識している。(自ら未来をつかむ)
⑩.今の自社の経営に危機感を持っている。(絶え間ない改善思考)
他にも長寿企業の共通項として「本業重視」「身の丈に合った経営」「従業員重視」という言葉も印象に残りました!
- 内田
- 2017年6月1日
- 本
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レビュー『仕事はうかつに始めるな』
『仕事はうかつに始めるな』 石川善樹 プレジデント社
面白い書名を見て気になり読んでみました。
表紙がなぜか猫なのも不思議な感じです。
・メールや電話でそもそも集中がしづらい状況ではある。
・一日のうち高い集中力を発揮できるのは4時間が限界。
現代人の仕事での集中力は決して高くなく、飽きないようにする工夫が大切なようです。
・気を散らせるものを遠ざける(電話、HP)
・いやいや始めない(小さな目標を立てる、深呼吸とリラックス)
・終わりの時間を決める(25分仕事したら5分休む)
本では「フロー」と呼ばれる超集中状態について書かれてありました。
・フロー状態に入る2ステップ「強いストレス(感情)を感じる」→「一気にリラックスする」
・感情というのはどんな感情でもよく、リラックスは背筋を伸ばした深呼吸により起こせる
少しでも参考にしながら集中できる時間を作っていきたいなと思います。
- 内田
- 2017年4月22日
- 本
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