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この本屋さんはスゴい!
東京に試験を受けに行ったとき、近くにJAビルがあったので地下の本屋さんに行きました。
以前も行ったことがあるのですが「農業書センター」さんという本屋です。
この本屋さんは農業に関しての蔵書量でしたら日本一だと思います。
というか農業の本しか置いてありません (^_^)
他の本屋さんではあまり見ないこんな本を買ってみました。
「乳牛の絵本(そだててあそぼう)」農山漁村文化協会
子供用の絵本と思って甘く見てはいけません。
乳牛の繁殖、出産、育成、肥育、飼料、病気など詳しくわかりやすく書いてあります。
子どもにとっては難しいだろうな~という内容も多いです。
会計事務所が牛屋さんを見させて頂くときにとても役に立ちそうな内容です。
ちなみに肉牛の絵本も買いました。
読みたい方はいつでも本別事務所の方にお申し付けください (^^)
- 内田
- 2014年2月15日
- 本
- 0
レビュー『海賊とよばれた男』
『海賊とよばれた男』 百田尚樹
昨年の本屋大賞に輝いた作品です。
本屋大賞を受賞した作品は何冊か読みましたが、一番好きな作品でした。
第二次世界大戦後、焼野原の日本において経済復興のために心血を注いだ国岡鐵造の話。
今の出光興産の創業者をモチーフにしており、戦後の何もない日本をどうにかしたい一心で
経済復興に取り組んだ海賊とよばれた男。
国岡鐵造は戦時中も戦地に赴いた従業員に給与を払い続け、大戦後の仕事がなくなった後も
従業員をクビにしません。従業員を家族だと言い、従業員を縛るタイムカードも会社にありません。
そんな国岡鐵造には従業員も、命をかけて会社と国のために働きます。
戦後日本を復興させた気概を持った経済人の姿を描いた素晴らしい作品です。
- 内田
- 2014年1月18日
- 本
- 0
タモリさん
30年以上フジテレビ系で放映されていた『笑っていいとも!』が2014年3月をもって終了することが決まりました。
”『いいとも!』終了 ネットと東日本大震災が影響との指摘も”(NEWSポストセブンより)
『笑っていいとも!』と言えば、タモリさんこと森田一義さんの存在で成り立っている番組です。
私も中高生のときから良く番組を見ていて、知的でどんなゲストとも話ができるタモリさんの芸達者ぶりを尊敬していた一人でした。
このニュースが出てから『タモリ論』という本が売れているそうで、私も読んでみました。
『タモリ論』 樋口 毅宏著 新潮新書
この本を読んでいると改めてタモリさんの凄さがわかります。サングラスの奥に隠された狂気と真髄に迫る内容で、
「タモリさんは、生放送の司会を毎日30年も続けてなぜ気が狂わないのか」
「タモリさんは、日本のお昼を鎮護する神である」
などの面白い話が繰り広げられます。
この本で知ったのですが、「いいとも!」が始まって一年ぐらいの時に、テレフォンショッキングに突如男が乱入して
タモリさんの横に座ったそうです。
凶器も所持していたそうなのですが、タモリさんは慌てず騒がず「何、言いたいことがある?」と返し、やりとりをしている
間に男はスタッフに取り押さえられました。
観覧していた客はしばらくざわついていましたが、タモリさんはケラケラと笑っていたそうです。
これは一見その強さや凄さが伝わりにくい武道の達人のようなタモリさんの凄さを表した逸話だと思います。
タモリさんも68歳になっていまだ多くの番組の司会を持っていらっしゃいます。
そんなタモリさんのような知的な笑いを提供できる人物が今後出てきてほしいと願うばかりです。
- 内田
- 2013年11月30日
- 本
- 0
レビュー『伝える力』池上彰
何年か前に読んで以来、何度も繰り返し読み返している本です。
『学べるニュース』などで有名な池上彰さんによる、話す、書く、聞くという伝える力について書かれた本です。
本書P135 第5章「文章力をアップする」に”ブログを書く”という項目があったため、私もブログを始めました。
ブログは何より”他人の目にさらされる”ことで、文章力アップに有効のようです。
この本を読んで以来、何年間も継続してブログを書いておりますが、何となく文章を書くことへの免疫はついているような気がします。
本書は、筆者の体験をもとにとてもわかりやすく書かれており、短時間で読みきることができます。
単なる文章の技術だけでなく、心の部分「どのような感情で人に対すべきか」、にも留意して書かれている点が印象的でした。
このような方の本を読むと、伝える力の鍛えられるマスコミ関係の方をうらやましくも思ってしまいます。
- 内田
- 2013年6月15日
- 本
- 0
レビュー『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹 文藝春秋
好きな作家、村上春樹さんの最新作ということで読んでみました。
前作『1Q84』のどこか幻想的で動きのあるストーリーとは一風異なり、本作は日常の
なかの人間模様を描いています。
村上春樹さんの文章は本当に読みやすいです。自然と物語に引き込まれていきます。
題名の「色彩を持たない」多崎つくる、というのはどういう意味なんだろうと思いながら
読み始めましたが、彼の友人関係の中で色彩が大きな意味を持っていることに気づきます。
主人公、多崎つくる君の高校から大学にかけての友人関係がテーマになるのですが、
自分自身の高校・大学時代を思い出して、やっぱりその時代の記憶は鮮明に残っています。
その時代を思い返して、そこに向き合うための巡礼をおこなう。
なかなかできそうでできないことです。
終わり方といいもしかすると賛否が分かれる作品かもしれませんが、小説らしい小説、
村上春樹さんらしい良い作品だと思います。
- 内田
- 2013年5月18日
- 本
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レビュー『アメリカは日本経済の復活を知っている』
『アメリカは日本経済の復活を知っている』 浜田 宏一
或る公認会計士の先生にすすめられて読んだ本です。
著者は安倍政権の内閣参与で、アベノミクスにとって最強のブレーンの方です。
読んでいて10年くらい前に会計士試験でマクロ経済学を勉強したときを思い出しました。
リーマンショック後、各国が金融緩和を行い通貨量を増加していった中、日本は十分それを行って
こなかったことが、デフレ・円高・3万人超の自殺数などを招いてきた。
要は今まで20年間のデフレ円高不況が日銀の金融政策に原因があり、金融緩和とインフレターゲットの
設定のより物価上昇と円安となり、輸出産業が潤い海外シフトが止まり雇用が増え国内経済が成長する
と書かれています。
人口減少によって必ずしもデフレが進んでいるわけではないとも書かれています。
アベノミクスを理論的に後押しする、日本復活について熱く語った読みごたえのある本です。
- 内田
- 2013年4月13日
- 本
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読書『企業の未来をデザインする』
『企業の未来をデザインする』 公益社団法人日本青年会議所
少子高齢化社会がすすみ労働力人口が減っていく中で、日本の企業はどういった
方向を目指して進むべきなのか。
この本はそのヒントを与えてくれます。
苦しい日本のこれからの経済環境の中で、素晴らしい人財を集めて育て成長していった
企業を紹介しています。
・㈱たねや
主戦力となる女性の力を最大限に発揮するため、会社の敷地内に託児施設を開設。
・㈱加賀屋
社内に母子寮、保育施設などをつくり、シングルマザー雇用率日本一。
・㈱カミテ
柔軟な育児休暇制度の導入などから「第1回ワーク・ライフ・バランス大賞」を受賞。
・㈱長岡塗装店
若年層の雇用体制見直しから特別休暇取得率向上し、仕事の質向上へ。
その他4社掲載。
各社の事例から、ライフワークバランスなど職場環境の整備が必要だと強く感じました。
- 内田
- 2012年12月2日
- 本
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