mv-icon
税理士法人
TAPブログ

mv

Latest Posts

【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る③(札幌の地へ)

 

 

 

 

 

税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えました。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。

ここで税理士法人TAPの歴史も、前回までに引き続き何回かにわたって振り返ってまいります。

「税理士法人TAP(ティーエーピー)」(2015年1月~現在)の時期

2015年1月、札幌の地に支店を出させていただくことになりました。

メインで使っております会計ソフトの会社-㈱ミロク情報サービスのお世話になっていた方から、
札幌の桑島会計事務所をご紹介いただきました。

なぜ弊社にそのようなお話を頂けたのか聞いてみましたところ、
「これまでの本別事務所と帯広事務所を見事に切り盛りしている姿を見て、札幌の方に進出するべきだ。」
と考えたから、とのことでした。

その少し前には帯広の別の10数名規模の事務所承継のお話を税理士会から頂いておりましたが、雰囲気や相性を鑑みてお断りをしておりました。

続けての札幌案件という事でありがたいお話でしたが、距離的な遠さもあり不安もあったため、何人かの方にご相談をしました。
メンターでもある太島先生にご相談をしたところ「ぜひやるべきだ」というお話。メインバンクの支店長にご相談をしたところ「帯広の他の案件に比べても良く、ぜひ受けるべきだ。」というお話。

正直、自分自身ではよく分からない部分もありましたが、せっかくお話を頂いたのだからと思い、お引き受けすることにしました。

初めて先方の桑島税理士先生とお会いしたのは札幌でのホテルの会議室、一回お話をしましてお互いに前に進めていける気持ちになりました。

札幌に拠点を出すという事で、桑島先生からは「絶対に法人名称を変えるべきだ」というご意見で、まだ2年しか使っていない名称は変えました。

事業承継のタイミングで何件かの顧問先が離れてしまったことが残念でしたが、遠隔の地で本当に多くの顧問先様をまわりご挨拶をさせていただきました。

桑島先生には強い信念を持つこと、(税務訴訟も経験をされていて)国家権力とも戦う事の必要性、筋を通すことの大切さを、学ばせていただきました。
ただ、長い間、色々と教えていただくことが出来ず、ご病気で承継後半年ほどでご逝去されたことが残念でなりません。

ありがたいことに、同じくらいのタイミングで札幌の拠点長となっていただける斎藤税理士先生にお会いできたことに深く感謝しております。

北海道といえば中心地は札幌。情報や人材、さまざまな人との出会いは事務所にとって大きなことでした。
十勝と違い、さまざまな勉強会や交流会に出ても、なかなかお客様が増えず承継の当初は苦労をいたしました。

  • user 内田
  • time 2023年7月22日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0

【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る②(税理士法人の設立からの2年間)

 

 

 

 

 

税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えます。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。

ここで税理士法人TAPの歴史も何回かにわたって振り返ってまいります。

「とかち会計パートナーズ」(2013年1月~2014年12月)の時期

税理士法人を創業した2013年1月時点では、法人名は「とかち会計パートナーズ」という名称でした。

実はこちらは本別事務所の創業者である税理士-太島(タジマ)先生と話して決めました。

太島先生は常日頃「中小企業のパートナーになることが大切」とお話をされておりました。
また、太島先生の尊敬する税理士さんで、網走市で税理士法人を経営している方の事務所名が「トップ | 税理士法人みらいパートナーズ会計 (mirai-partners.com)」という名前でしたので、そこから名前を取らせていただいたという経緯もあります。

地域のために貢献するという点で「とかち」という言葉を法人名に入れ、また柔らかさを重視するため平仮名にしたと記憶しております。

この「とかち会計パートナーズ」を設立して10か月ほど経った頃の㈱ミロク情報サービスのホームページにインタビュー記事が残されておりました。
2013年10月号 CHANNEL WEB|ミロク会計人会 (mirokukai.ne.jp)

ここでは、内田が北海道に来て仕事をしようか迷っていたことや、太島会計事務所(現・本別事務所)と雨宮会計事務所との統合では同じソフトを使っていたため統合しやすかったこと、お互いの顧問先さんで距離が近い所は近い事務所で監査訪問をするようになったこと、税理士法人内に身近な相談相手がいることのメリット、お客様より事業承継のご相談が増えていること、農業会計への支援へ積極的なこと などは今でも興味深い内容でした。
この時、本別事務所が6名、帯広事務所が5名と、合計11名の事務所としてはじまりました。

札幌事務所が一緒になるまでの期間は2年間と短かったですが、本別と帯広、という二か所での会計事務所業務は非常にやりがいがあったものと感じております。

太島先生には帯広事務所の事務所長を務めていただき、税務の要を担っていただきました。
複数拠点における、拠点長の方の役目の重要性を感じました。

二拠点の統合では、看板から、お客様ご挨拶や、会計システム、事務所の小口現金や預金、給与体系の考え方、スタッフ同士のコミュニケーション、などなど、検討して進めるべきことは数多くなりました。
そのような時でもお互いの事務所の幹部陣が本当によく一緒になることに前向きで動いていただいたことで、既存顧問先様もほとんど離れずに業務が続けられたことを今でも感謝しております。

昔から残っている慣習や、前所長の顔をつぶさず、前向きな業務承継に務めること。全てがうまく出来たとは言えませんが、良い経験をさせていただいた2年間でした。

 

 

  • user 内田
  • time 2023年7月8日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0

【TAPの仕事】自社の歴史を振り返る①(前事務所の歴史)

 

 

 

 

 

税理士法人TAPは、今年2023年、10周年を迎えます。
その企業を知ることは、その場所で働くために大切なことと思います。

ここで税理士法人TAPの歴史も何回かにわたって振り返ってまいります。

3つの事務所の歴史について

ホームページにも書かれておりますが、税理士法人TAPは本別・帯広・札幌 三拠点の事務所を事業承継をして生まれました。

・本別事務所 ⇒ タジマ会計事務所 創業者は太島聰 昭和61年創業
京都府出身の太島税理士が39歳で創業。太島は帯広畜産大学を卒業し、本別町の山内会計事務所に勤め、その後自分の事務所を開業。
顧問先ゼロから1軒屋を建てて間もなくだったが、勇気を出して独立開業。妻の実家の会計を見て、自分の家を建ててくれた建築屋さんの会計を見て、商工会担当税理士として陸別商工会を見てから陸別のお客様が増え、そこからは売上は3,000万円まで増え続けた。

・帯広事務所 ⇒ 雨宮会計事務所 創業者は雨宮摂 昭和40年創業
帯広市に昭和29年に創業された、帯広の老舗会計事務所-新田会計事務所出身の雨宮摂は昭和40年に独立開業。新田税理士は凄い人だった、公認会計士、不動産鑑定士、中小企業診断士、帯広でこれだけの資格を持っている人はいなかった。
雨宮税理士は、学術肌、税務を勉強し事務所も大きくし最高人数は11名まで増えた。88歳になった時も、顧問先担当を数社持ち、会計を研究し続けた。

・札幌事務所 ⇒ 桑島会計事務所 創業者は桑島武彦 昭和50年創業
満州生まれの桑島税理士は、若い時は十勝-足寄町の商工会指導員をしていた。当時の十勝は林業が大変盛んで人口も増え続けた。桑島税理士はそのような中で税理士資格を取得し、札幌市で開業をした。札幌に住み事務所を経営をしていても、十勝の製材会社やラーメン屋さんの会計を見続けた。そして、札幌でも運送系の大企業などあらゆる業種の会計を見続けた。税務訴訟にかかわるなど税理士としての矜持を見せ続けた。

このような事務所を引き継がせていただいたことは、本当に光栄なことです。

 

  • user 内田
  • time 2023年6月24日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0

【TAPの仕事】残業を無くす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士法人TAPでも10年ほど前は朝まで仕事をする、ということをしておりました。
特に最繁忙期の3月~5月、それ以外の時期の月末でも、朝4時に決算書や納付書が出来上がり、それをお客様の会社のポストに入れに行く。
そのような、どうしようもないことをしていることをしておりました。

会計事務所の仕事は数字を扱います
ですから、頭の動きが鈍る夜に仕事をしても、スムーズに仕事は進みません。
昔は従業員の皆さんにも負担を掛けていたかと思い、今でも申し訳なく思っております。

そこから税理士法人TAPの経営理念を考えに考えて、従業員さんの職場環境を整え、そこからお客様や地域に良いサービスを提供するという方向性に変えました。
「税理士法人TAPは 会計税務のやりがいを追求することにより 働く人の喜びを生み出し その社会的使命を自覚し 地域とお客様に寄り添い 貢献してまいります」

2023年現在、残業は各段に減りました。事前申請をしないと残業を出来ないことにしたこともありますが、従業員さんに家庭やご自身の時間を大切にしてもらえるような事務所にしてきたことが大きいです。

残業は極限まで減らすべきです。いずれはゼロにするべきです。
世の中から残業が無くなることを願っておりますし、そこにTAPも貢献したいと考えております。
会計事務所業界は確定申告など期限がある商売で、ブラックな業界と言われてきたこともあり、その業界のイメージを無くしたい所です。
会計事務所業界は世の中の、さまざまな仕事や仕組みを、お金の観点から見ることが出来る数少ない面白い業界ということを知ってもらい所です。

これからも生産性向上と、残業撲滅に勤めていきたいと思います。

 

 

  • user 内田
  • time 2023年6月10日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0

【TAPの仕事】タスク管理

 

 

 

 

 

 

2023年現在、税理士法人TAPでは「jooto」(ジョートー)というタスク管理ソフトを使っております。
タスク管理ソフトとは、所内の仕事(タスク)をクラウド上で見える化することにより、会社業務全体の進捗管理を行うものです。

札幌事務所の所長代理さんのおススメでこのソフトを知ることになり、2021年頃から使っております。

色合いが鮮やかで使いやすいと感じておりますが、どのようなソフトもそうだと思いますが、一人一人がしっかり意識をして使わないと力を発揮しません。
TAPの中でも、定期的にこのタスク管理ソフトがちゃんと使われているか、そして何よりタスク(業務)がしっかりと動いているかを見ていっております。

IT会社の方とお話をしたことがありますが、マネージャーはこのタスク管理ソフトがしっかり運用されているかを見ることが大きな仕事だということです。
IT会社はソフトウェア開発のプロジェクトが同時並行で何個も動いておりますので、運用状況を見ることがとても大切だと言います。

ですが、実はTAPのような会計事務所もIT会社と同じでして、各お客様のお仕事(月次会計、決算、年末調整、償却資産申告、、、etc)がしっかりと期限通りにスムーズにやるべきことが進められているか、しっかりと見ていかなければなりません。

タスク管理ソフト上で「所内での不明点返答が3日以内に行われ、顛末が記載されているか」「現状が概要欄に記載をされているか」「予定⇒資料回収⇒ご依頼⇒製造⇒確認⇒完了 という流れがしっかりと移動しているか」などを突き詰めることが、会計事務所としての質や量を高めていくことは間違いありません。

今後もタスク管理ソフトをうまく使いながら、業務の質を高めていきたいと思います。

<参考>
タスク管理ソフトjooto-導入事例(税理士法人TAP)

 

  • user 内田
  • time 2023年5月27日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0

【TAPの仕事】会社説明会

 

 

 

 

 

 

2024年卒業予定の新卒の方向けに、2023年も3月より会社説明会を実施してきております。

内々定が決まれば説明会も終了ですが、比較的秋頃まで実施する事が多いです。

2021年頃からのコロナ感染症が広がった時期からZoom等、インターネット会議方式により説明会を行う機会が増えました。

弊社は北海道十勝にも事務所があり、東京などの都心部に比べて地理的不利もあるため、遠方から会社説明会ができることはありがたいことです。

最初にZoomにて会社説明会を実施し、その後にリアルな面接を行うことで遠方からの新卒採用につながったこともあります。

会社説明会で意識をしていることを書かせていただきます。
・会計事務所の仕事の魅力を伝えること。(世の中の仕組みや多様性をお金の観点から見ることができること)
技術を身につけることが出来る仕事であることを伝える。(簿記。資金調達力。交渉力。金融商品等知識。節税。事業再生力。M&A。。。)
・就活生に大変な就職活動を乗り越えていただけるようエールを贈る。(実際の言葉でも贈る)
・比較的スムーズに進める。(自社の若手が担当する場合は少し不手際があってもリアルで良いです。)
・若手が対応する場合でもフォローするベテランが立ち会う。
・リアル説明会の場合は、ペットボトルのお茶には紙コップを付けるなど配慮を入れる。(笑顔と歓迎)
・エントリーシート送付や面接など、その後のスケジュールもしっかり伝える。

新卒の方にとって、就職活動は一生に一度の大切な時間です。
ぜひ皆さん、良い御仕事と出会えるよう祈っております。

  • user 内田
  • time 2023年5月13日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0

【TAPの仕事】現場を想像する力

学生の頃、簿記試験や公認会計士試験を勉強している時、電卓を押す際には電卓の上に建物や機械など、一生懸命に実務を想像しながら問題を解くと理解が深まりました。
実際の税理士法人の仕事でも同じだと思います。
お客様の仕事の現場を一生懸命想像することで、会計処理を的確かつ迅速に進められます。
お客様の方で会計入力を進めていただくことを「自計化」と言いますが、自計化のときにもお客様の入力現場についての想像力が大切になります。
お客様が会計ソフトに入力する場面を想像して、進捗を見て、誤っている場合にはその原因を想像して、お客様の気持ちを想像しながらうまくご指導させていただく。
そんな想像力を発揮したいものです。
  • user 内田
  • time 2023年4月29日
  • tag TAPの仕事
  • comment 0