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公認会計士試験-合格発表

 

先週11月26日に平成21年度公認会計士論文式試験の合格発表がありました。

 

公認会計士試験は”短答式試験”の合格後に”論文式試験”があるのですが、論文式試験に合格すればすぐに

公認会計士”になれるわけではありません。

 

ちょっとわかりにくいのですが、この試験に合格しただけでは”公認会計士試験合格者”という肩書きにしかならず、

そこからさらに2年間の実務補助や補習所終了考査を経て、正式な”公認会計士”になれます。

 

さて、今年の論文式試験の合格者ですが、人数は1,916人、合格率は9.4%でした。

これだけ見てもよくわからないと思いますので、ここ5年間の数字を見てみます。

  平成21年 1,916人(9.4%)
  平成20年 3,024人(15.3%)
  平成19年 2,695人(14.8%)
  平成18年 1,372人 ( 8.5%)
  平成17年 1,308人( 8.5%)

平成19年と平成20年だけ異常に合格者数・率が増え、監査法人が合格者を採用できなくなったため

今年は昔の難しい水準に戻ってしまいました。

国家試験の難しさは合格率と母集団からわかりますが、受験専念組の母集団で10%以下の合格率

は相当厳しいと思います。

 

個人的には、今の監査法人の就職状況を鑑みると、また数年間合格率の低い厳しい時代が続く

のではないかと思います。

 

 <リンク>

公認会計士・監査審査会-平成21年公認会計士試験の合格発表について

  • user 内田
  • time 2009年12月5日
  • tag 税務・会計・経営
  • comment 0