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レビュー『小山昇の失敗は蜜の味~デキる社長の失敗術』

 

 

 

 

 

 

 

小山昇の失敗は蜜の味~デキる社長の失敗術』小山昇 日経BP

・経営者として失敗してよい仕組みを作る
「社員に対し、クレームの発生の責任は一切追求しない。発生の責任は社長にある。
クレームは本来、社長が全て受けるべきであるが、社長では受けきれないので、
社員が代わって対処している」と社員に明言する。
現場の社員がどれほど大きなクレームを受けても、その人を採用し、その業務に配置
したのは会社の責任で合って、社長個人の責任ではない。

・情報は上から下に取りに行くもの
よく部下に「何かあったら言ってこい」という上司がいるが、私はこれを許さない。
上司が現場にしつこく情報を求めて初めて、情報が入る体制ができる。
大切なことは賞と罰の基準が明確でルールが明文化されていること。上司が恣意的に処遇を決めてはならない。

・敗者復活の仕組み
失敗した社員には罰を与える。失敗を心に刻んで成長の糧にしてもらうためである。
ただそれだけでは更迭された社員はやる気を失うだけなので、敗者復活の仕組みを作る。

・社員に向けて
ビジネスで重要なのは一発で100点を出すことではない。何度0点をとってもいいので、
制限時間内に合格点に達することである。
決断に求められるのはスピード、正しさではない。
どんなに悩みを解決しても新しい悩みが生まれる。失敗や悩みとは一生の友達である。

  • user 内田
  • time 2019年2月9日
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