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レビュー『1440分の使い方』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1440分の使い方』 ケビン・クルーズ PanRolling社

筆者は以前、仕事が忙しすぎて、物思いにふけってしまい、走るパトカーを車で130kmで抜いて捕まったり、ガソリンスタンドでノズルを抜かずに走って大変なことになるような毎日だったが今は変わった。

それは成功をしている友人たちに時間管理法を訪ねるようになってからだった。
さらに、大成功をした数百もの人々を取材したところ、判明したことがある。
大成功した人々はToDoリストによる優先順位の管理をせず、時間は気にせず、価値や優先順位、継続的な習慣を重視することだった。

めったに先延ばしをしない人の方が、高い生産性、幸福度、気力を持つことができる。
そのために、強く意識する「これをやったら、どんないい思いをするだろうか?」「これをやらなかったら、どんな嫌な思いをするだろうか?」と。
そして、理想の自分を想像し、なりきることだ。自分に語り掛けると、価値観が刻まれる。ただなりたい人間になりきるだけでいい。

すべてやろうとしたら切りがない。やるべきことは常にいくらでも、どんな分野にも存在する。
そういうわけで、適当なところで切り上げる習慣を身につけなければならない。
誰しもすべてをやることはできない。いつだって、やろうと思えばやれることはいくらでもあるからだ。
この事実を受け入れられたら、どれだけ心が軽くなることか。

メールなどの処理は3210方式を取り入れよう。すなわち一日3回(朝・昼・晩)だけにし、携帯電話などのタイマーを21分にセットして、その時間内に受信箱のメールを0にする。
そしてメールを開くたび即座に、今やる(Do)、人に任せる(Delegete)、後でやる(Defer)、削除する(Delete)のいずれかの行動を取ろう。「後でやる」はすぐスケジュールに入れる(ToDoリストに入れるのではない)ことと同義だ。

 

  • user 内田
  • time 2021年3月26日
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