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レビュー『エッセンシャル思考』

  • user 内田
  • time 2021年4月30日
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エッセンシャル思考~最少の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューン かんき出版

自分のエネルギーを最も大切な事に使い、最高のパフォーマンスを発揮する。
エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものであり、そのために3つの思い込みを克服しなければならない。
人を非エッセンシャル思考の罠へと誘う3つのセリフを言い換える。
「やらなくては」⇒「やると決める」(無力感⇒充実感)
「どれも大事」⇒「大事なものはめったにない」(やることを増やす⇒やることを計画的に減らす)
「全部できる」⇒「何でもできるが、全部はやらない」(みんな・すべて⇒より少なく、しかしより良く)

エッセンシャル思考の人は、たっぷりと時間をかけて選択肢を検討する。
やるべきことを正しく選べば、その見返りはとてつもなく大きいことを知っているからだ。
非エッセンシャル思考の人は大多数のものごとが重要だと考えるが、エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが不要だと考える

多数の瑣末なことのなかから少数の重要なことを見分けるためには、誰にも邪魔されない時間が不可欠だ。
ただし、この忙しい世の中で、そんな余裕が自然に生まれるわけがない。あえて時間をとらなければ、誰も考える余裕など与えてくれない。
集中は向こうからやってくるものではない、だから、集中できる状況に自ら飛び込んでいくことが必要なのだ。
マイクロソフト社のビル・ゲイツも1週間の「考える週」を定期的にとっていたことで知られている、じっくりものを考え、本を読むための時間である。

〇見極める技術
睡眠⇒1時間の眠りが数時間分の成果を生む
選抜⇒悪くない程度の選択肢は、すべて拒否したほうがよく、90点ルールを採用する。

〇捨てる技術
目標⇒「かなり明確」を「完全に明確」にして5年後やその日一日の完全な予定を明確にする。
拒否⇒断り方のレパートリーを増やし、上手にノーを言える技術を身につける

〇しくみ化する技術
集中⇒過去や未来にとらわれず、今ここを生きるために今を楽しむ。
エッセンシャル思考のチームをつくる⇒目的が完全に明確になるまで話し合う。

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