内部統制を強化しよう!!
- 内田
- 2010年7月24日
- 税務・会計・経営
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「内部統制(ないぶとうせい)」は、社内のチェック体制のことです。
内部統制はどんな組織にとっても大切です。
それが製品やサービスの品質を上げてくれるからです。
経理なら数字のチェック体制、システムならプログラムのチェック体制、製造業なら製品品質チェック体制、、、などなど。
強化すればサービスの質が上がり、お客様からの信頼も高まります。
企業会計審議会という所から、内部統制の構成図が公表されてます。
①統制環境
統制環境は「社長の性格」や「社風」のことですね。
誠実、真面目に業務を行う社風があれば、自然とチェック体制も強くなります。
②リスク評価と対応
間違ったりクレームがあったときにどう対応するかってことですね。
いろんな場面を想定しておいて、どうフォローするか決めとくことが大事です。
③統制活動
細かい数字などのチェック作業のことですね。
経理だったら「記帳や申告書の正確性チェック」「税務的な判断チェック」などが該当します。
一人でやると間違うこともあるので、複数人でチェックしあうことが命です。
④情報伝達
社内外のコミュニケーションのことですね。
社内で情報共有して、絶えず勉強し続ける姿勢が欲しいところです。
⑤モニタリング
内部統制自体がちゃんと機能されてるか定期的に見ることですね。
業務の流れを改善していけるよう、年に数回でもモニタリングします。
⑥ITへの対応
まちがいを減らしたり、業務効率を上げるのにITは役立ちますよね。
ITの有効な利用法を考えて、トラブル時の対策も立てておきます。
この6つの要素は経理だけじゃなく、いろんな場面で応用できる考え方です。