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内部統制を強化しよう!!



内部統制(ないぶとうせい)」は、社内のチェック体制のことです。



内部統制はどんな組織にとっても大切です。

それが製品やサービスの品質を上げてくれるからです。



経理なら数字のチェック体制、システムならプログラムのチェック体制、製造業なら製品品質チェック体制、、、などなど。

強化すればサービスの質が上がり、お客様からの信頼も高まります。



企業会計審議会という所から、内部統制の構成図が公表されてます。






















①統制環境

統制環境は「社長の性格」や「社風」のことですね。

誠実、真面目に業務を行う社風があれば、自然とチェック体制も強くなります。



②リスク評価と対応

間違ったりクレームがあったときにどう対応するかってことですね。

いろんな場面を想定しておいて、どうフォローするか決めとくことが大事です。



③統制活動

細かい数字などのチェック作業のことですね。

経理だったら「記帳や申告書の正確性チェック」「税務的な判断チェック」などが該当します。

一人でやると間違うこともあるので、複数人でチェックしあうことが命です。



④情報伝達

社内外のコミュニケーションのことですね。

社内で情報共有して、絶えず勉強し続ける姿勢が欲しいところです。



⑤モニタリング

内部統制自体がちゃんと機能されてるか定期的に見ることですね。

業務の流れを改善していけるよう、年に数回でもモニタリングします。



⑥ITへの対応

まちがいを減らしたり、業務効率を上げるのにITは役立ちますよね。

ITの有効な利用法を考えて、トラブル時の対策も立てておきます。




この6つの要素は経理だけじゃなく、いろんな場面で応用できる考え方です。

  • user 内田
  • time 2010年7月24日
  • tag 税務・会計・経営
  • comment 0