フランチャイズ支援④
- 内田
- 2022年1月3日
- 税務・会計・経営
- 0
税理士法人TAPでは、フランチャイズを展開したいという事業者様への会計税務面の支援をしております。
ここ最近で顧問先様からありました、フランチャイズ(加盟店様・本部様)を行う時のメリット・デメリットについての御相談事例を書かせて頂きます。
・Qご質問内容:
フランチャイズ加盟店になってラーメン屋さんをはじめようかと思いますが、注意すべき点(失敗事例)を教えてください。
・Aご返答内容:
弊社のお客様でもフランチャイズ(FC)加盟店となって飲食店をされている事業者さんがいらっしゃいます。
全体的にうまくいっている事業者さんが、利益が出ていない失敗事例には次のような特徴があります。
全体的にうまくいっている事業者さんが、利益が出ていない失敗事例には次のような特徴があります。
「FC本部へのロイヤリティが高すぎる」
ロイヤリティとは、加盟店が本部の商品やノウハウを利用する時に支払う料金ことで、著作権や特許権の使用料のことを意味します。飲食店ですと売上の3~10%といわれておりますが、10%近くになると利益が出なくなる傾向があります。
「銀行借入がうまくいかない」
ラーメン店を開業する場合、居抜きだとしましても100万円~200万円はかかりますし、ゼロから厨房機器や内装にお金をかけると1,000万円以上かかることもあります。そのような中、銀行から借入をしようとしますとフランチャイズ本部の信用性がなく、借入ができない事例も見受けられます。
ラーメン店を開業する場合、居抜きだとしましても100万円~200万円はかかりますし、ゼロから厨房機器や内装にお金をかけると1,000万円以上かかることもあります。そのような中、銀行から借入をしようとしますとフランチャイズ本部の信用性がなく、借入ができない事例も見受けられます。
「多角化のしすぎ」
自社で別の仕事をしながらFC加盟店展開を進める事業者さんも多いのですが、その中には色々なことに手を出しすぎて、FC展開もうまくいかないという事業者さんもいらっしゃいます。
全ての事業者さんがうまくいかないわけではありませんが、できるだけ上記のような形にならないようお気をつけていただければと思います。
<参考>
税理士法人TAP-フランチャイズ支援ページ