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レビュー『シンプルに考える』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルに考える』遠藤保仁 プレジデントムック

2023年現在でも43歳で現役プロサッカー選手、日本代表でもJリーグでも歴代最多出場、ワールドカップ三大会出場の遠藤保仁さんの2023年発刊の書籍ということで、読んでみました。
・小さなことでも自分で決める習慣をつける
自分で決断する習慣がついてくると、言い訳をしなくなります。人のせいにしなくなります。まさにいいことづくめなのです。ビジネスパーソンなら、会議で意思決定をするときに、上司まかせにしていませんか?結果が伴わなかった時に、上司は責任をとる必要はあるかもしれませんが、現場の担当者である自分が上司のせいにしているだけでは、その失敗から学んで自らの成長や糧にするのはむずかしいです。
・失敗することを恐れない
簡単に言えば、物事をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるか、ということでしょう。とはいえ、仕事の場面で失敗を恐れている人にこの話を理解してもらうのは簡単ではないでしょう。サッカーも同じです。そこで僕は、「なんとかするから、困ったら自分にパスを出して」と伝えるようにしています。こうやって一言声をかけるだけでも、失敗を恐れる選手には心の余裕が生まれます。

・要求に応えたうえで自分を出していく
サッカーも仕事も、一人でやるものではなく、そこに人間関係や上下関係が発生します。監督(上司)の要望に応えられなければ、試合に使ってもらうこともできません。まずは相手の要求に応えてから、自分のやりたいことに求めていく。それが、チームや組織で生きる術です。経営者としておもしろいのは、気づいたらその人の策にハマっちゃう人。自分が部下ならそういう人に付いてきいきたい。

・弱点は他のことでカバーする
自分は走るのが遅いです。それにヘディングが弱いです。ただ、自分のチームにはそれが得意な選手がいて、せっかくチームで戦っているのだから、得意な仲間に任せればいい、というのが僕の考えです。仕事を何でも自分でやってしまおうと思っているみなさん。じつは、僕も昔はそう思っていたので、気持ちはすごくわかります。ですが、その「志」は手放してしまいましょう。とはいえ、苦手なことから逃げるべきではありません。一度受け入れてみましょう。
・地球の80億人、誰もがマイペース
「遠藤はマイペース」と、よく言われます。個人的には、マイペースと言われてもまったく気になりません。他人に指示されたペースに従って生きている人なんて、どこにもないでしょう。悪しき体育会系の象徴のような「若手は集合時間の30分以上前に到着」という慣習もいまだにあると聞きます。個人的にはこういうこは反対ですね。「集合時間に間に合っていればいいでしょう」と思ってしまう。ただし、ギリギリに到着して準備が間に合わず、仕事であれ、試合であれ、力を十分発揮できなければ、それば「自己責任」です。
・笑顔がその人をつくる
笑顔でいることは、自己肯定感や免疫力を高め、脳を活性化するなど、プラスの効果ばかりだと聞きます。「苦しい時こそ笑顔で」。サッカーをしているときも、そうでないときも、僕が心がけていることです。僕が笑顔を続けているのには理由があって、笑顔になると心に余裕が生まれ、冷静になれるからです。笑顔は、意思表示でもあります。笑顔でいるだけで、周囲の人に「だいじょうぶ」「できる」とポジティブな思いを伝えることができるのです。そして、笑顔には人を引き寄せるパワーがあります。笑顔と闘志を兼ね備えた人がいたら、最強ですよね。
  • user 内田
  • time 2023年6月3日
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【TAPの仕事】タスク管理

 

 

 

 

 

 

2023年現在、税理士法人TAPでは「jooto」(ジョートー)というタスク管理ソフトを使っております。
タスク管理ソフトとは、所内の仕事(タスク)をクラウド上で見える化することにより、会社業務全体の進捗管理を行うものです。

札幌事務所の所長代理さんのおススメでこのソフトを知ることになり、2021年頃から使っております。

色合いが鮮やかで使いやすいと感じておりますが、どのようなソフトもそうだと思いますが、一人一人がしっかり意識をして使わないと力を発揮しません。
TAPの中でも、定期的にこのタスク管理ソフトがちゃんと使われているか、そして何よりタスク(業務)がしっかりと動いているかを見ていっております。

IT会社の方とお話をしたことがありますが、マネージャーはこのタスク管理ソフトがしっかり運用されているかを見ることが大きな仕事だということです。
IT会社はソフトウェア開発のプロジェクトが同時並行で何個も動いておりますので、運用状況を見ることがとても大切だと言います。

ですが、実はTAPのような会計事務所もIT会社と同じでして、各お客様のお仕事(月次会計、決算、年末調整、償却資産申告、、、etc)がしっかりと期限通りにスムーズにやるべきことが進められているか、しっかりと見ていかなければなりません。

タスク管理ソフト上で「所内での不明点返答が3日以内に行われ、顛末が記載されているか」「現状が概要欄に記載をされているか」「予定⇒資料回収⇒ご依頼⇒製造⇒確認⇒完了 という流れがしっかりと移動しているか」などを突き詰めることが、会計事務所としての質や量を高めていくことは間違いありません。

今後もタスク管理ソフトをうまく使いながら、業務の質を高めていきたいと思います。

<参考>
タスク管理ソフトjooto-導入事例(税理士法人TAP)

 

  • user 内田
  • time 2023年5月27日
  • tag TAPの仕事
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レビュー『アドラー心理学―人生を変える思考スイッチの切り替え方』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アドラー心理学―人生を変える思考スイッチの切り替え方』 八巻秀 ナツメ社

お世話になっている社会保険労務士さんにオススメされて読んでみました。

著書は、アドラー心理学が本当の幸せが見えにくくなっている現代社会の中で、幸せに暮らしていくための方法を教えてくれるものと言います。

「勇気の心理学」といわれるアドラー心理学は、あらゆる人の生きるヒントになります。

・ついつい感情的になってしまう人へ(P96)
怒りは対人関係を悪化させるだけ、怒りを捏造していることに気づきましょう。
怒りには「自分の正義を発揮したい」「主導権をとりたい」「自分の権利を擁護したい」などの目的が隠れていることを知りましょう。
多くの場面で怒りは必要ないことが多く、正しいことは伝えるにせよ、目の前にどのように立ち向かうか、相手と考えるべきですね。
怒るよりもまず、優先すべきことに立ち返りましょう。「今、何をすべきか」などという相手とのコミュニケーションに力を注ぐことで、怒りをコントロールできることを知っておきましょう。

・自分はダメな人間だと思ってしまう人へ(P114)
劣等感は、だれもが持っているものですので、劣等感を感じるのは、健全な心の証(あかし)と思ってよいのです。劣等感は、目標に向かって努力をし、人生をよりよいものにしようとしている結果、あらわれる感情なのですから。
劣等感にうまく対処するためには、自分を高めるための目標を新たに設けましょう。これがアドラーのいう「優越性の追求」です。そして努力を続けたら「ここまでがんばれた」と自分を認めましょう。結果よりも過程を重視するようにしましょう。

・なんでも一人で抱え込んでしまう人へ(P132)
一人で抱え込むのはやめて、相手に声を掛けて、共同の課題を設定しましょう。
共同の課題を設けるときに留意したいのは、お互いが心地よいと思える課題にすることです。納得のいく課題であれば、その課題に加わったメンバーは、自分にできること、貢献できることを探し、積極的に取り組むことができるからです。
各人に建設的な発想ができれば、自然に自分や他者を勇気づけることができます。

・どうしても嫌いな人間がいる人へ(P156)
だれしも、世の中の二割の人に苦手意識を持っているとも言われています。ただここで気を付けたいのは、苦手意識を自ら増大してしまう危険です。いったんは自分の認知論に気づいて、できるだけ新鮮な気持ちで相手を見てみましょう。
それでもダメなときは、無理に仲よくならなくてよいと考えて、楽な気持ちになりましょう。
自分を苦手と思う人がいる一方で、自分を好んでくれる人も必ずいます。
自分が大切に思う人、自分を大切に思ってくれる人との付き合いに力を注いだほうが、建設的でしょう。

・うまく自分の意見が言えない人へ(P186)
人間関係は争わないのが一番です。その通りかもしれませんが、それを第一に考えていると、相手の要求にふり回されてしまうことがあります。何でも言う事を聞いてくれる便利な人と思われてしまうかもしれません。
そして、相手からの理解を得るためには、自分を主張することが必要です。では相手に対してどんなふうに主張したらよいでしょうか。最高の主張とは、相手の言い分を受け入れつつ、自分の言い分も受け入れてもらう主張です。よくウィンウィンの呼ばれます。
攻撃的主張では競争を生み、人間関係が壊れます。ウィンウィンか折衷案の関係を目指しましょう。

  • user 内田
  • time 2023年5月20日
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【TAPの仕事】会社説明会

 

 

 

 

 

 

2024年卒業予定の新卒の方向けに、2023年も3月より会社説明会を実施してきております。

内々定が決まれば説明会も終了ですが、比較的秋頃まで実施する事が多いです。

2021年頃からのコロナ感染症が広がった時期からZoom等、インターネット会議方式により説明会を行う機会が増えました。

弊社は北海道十勝にも事務所があり、東京などの都心部に比べて地理的不利もあるため、遠方から会社説明会ができることはありがたいことです。

最初にZoomにて会社説明会を実施し、その後にリアルな面接を行うことで遠方からの新卒採用につながったこともあります。

会社説明会で意識をしていることを書かせていただきます。
・会計事務所の仕事の魅力を伝えること。(世の中の仕組みや多様性をお金の観点から見ることができること)
技術を身につけることが出来る仕事であることを伝える。(簿記。資金調達力。交渉力。金融商品等知識。節税。事業再生力。M&A。。。)
・就活生に大変な就職活動を乗り越えていただけるようエールを贈る。(実際の言葉でも贈る)
・比較的スムーズに進める。(自社の若手が担当する場合は少し不手際があってもリアルで良いです。)
・若手が対応する場合でもフォローするベテランが立ち会う。
・リアル説明会の場合は、ペットボトルのお茶には紙コップを付けるなど配慮を入れる。(笑顔と歓迎)
・エントリーシート送付や面接など、その後のスケジュールもしっかり伝える。

新卒の方にとって、就職活動は一生に一度の大切な時間です。
ぜひ皆さん、良い御仕事と出会えるよう祈っております。

  • user 内田
  • time 2023年5月13日
  • tag TAPの仕事
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レビュー『40代にしておきたい17のこと』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40代にしておきたい17のこと』 本田健 だいわ文庫

20代の時から好きだった本田健さんの本。
2011年に発刊されましたが、ただいま40代前半で読んでみました。

17つ、一つ一つ噛みしめながら拝読しました。

1.できること、できないことを見極める
得意なことと不得意なことを見直し、大事なことにフォーカスする。

2.自分史を書いてみる
家族、一族、自分の過去を見直し、人生の棚卸をする。

3.60代、70代のメンターに教えを請いてみる
人生の先輩から自分の可能性を教えてもらい、自分自身もメンターとなって若い人に教える。

4.先立つ後悔を今してみる
死ぬ時に後悔する10の事を思い浮かべ、できない言い訳と対峙する。

5.健康と時間を資産と考える
人生で最も大切なものと認識し、健康と時間に投資をする。

6.お金とどう付き合うかを決める
複数の収入減を持ち、お金に支配されない生き方を選ぶ。

7.ノーという勇気を持つ
自分を抑え込まず、ふだんの役割も手放す。

8.世界に自分が何を残せるかを考える
自分にとっての仕事の意味を考え、自分が生きた証を残す。

9.自分のサンクチュアリ(聖なる場所)をもつ
一人になれる場所を見つけ、騒音をシャットダウンして心の声を聴く

10.家族とつながる最後の10年を大切にする
元気なうちに親戚に会っておき、家族や友人との思い出を意図的に作る。

11.パートナーシップと向きあう
幸せの意味を教えてくれるパートナーとの静かに温かく育っていく愛を知る。

12.新しいことに挑戦する
仕事以外で楽しめることを見つけ、趣味を仕事にする可能性も考えてみる。

13.現在の人生の中にある祝福をかぞえる
感謝が次の幸せを呼ぶことを知り、健康など今の人生にある素晴らしいものに気づく。

14.手が届く夢をかなえる
絶えず夢リストを更新して、定期的にそれが実現しているかチェックする。

15.絶対にあきらめない
自分の可能性と未来を信じ、イギリスのチャーチル首相が行った「ネバーネバーネバーネバーネバーネバーギブアップ」を心に刻む。

16.正しいことよりも楽しいことを選択する
苦しい状況でも楽しむことはできるので、人生はよくなるようにできていることを知る。

17.人生の意味を見出す
人生の目的は、ただ楽しむこと。いまの自分を好きになる。

 

 

  • user 内田
  • time 2023年5月6日
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【TAPの仕事】現場を想像する力

学生の頃、簿記試験や公認会計士試験を勉強している時、電卓を押す際には電卓の上に建物や機械など、一生懸命に実務を想像しながら問題を解くと理解が深まりました。
実際の税理士法人の仕事でも同じだと思います。
お客様の仕事の現場を一生懸命想像することで、会計処理を的確かつ迅速に進められます。
お客様の方で会計入力を進めていただくことを「自計化」と言いますが、自計化のときにもお客様の入力現場についての想像力が大切になります。
お客様が会計ソフトに入力する場面を想像して、進捗を見て、誤っている場合にはその原因を想像して、お客様の気持ちを想像しながらうまくご指導させていただく。
そんな想像力を発揮したいものです。
  • user 内田
  • time 2023年4月29日
  • tag TAPの仕事
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レビュー『夢をかなえるゾウ0(ゼロ)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢をかなえるゾウ0』 水野敬也 著  文嚮社

2022年5月に発刊された『夢をかなえるゾウ』シリーズの最新刊。パワハラ上司に悩まされながら夢も無い主人公のもとに現れたガネーシャが「人間が夢をかなえる理由」を語り掛けます。小説風な内容は前作同様引き込まれます。

ストーリーがいろいろと展開をしていきますがその中で印象に残った言葉を書いていきます。

 

昔人が生きる上で一番大事にせなあかんのは、勉強することでも、仕事することでもないねん。人が生きる上で一番大事なことはな、本当につらい時に『助けて』と口に出して言えることやねんで。」P23清掃のおじさん
人生も仕事も一人で抱え込んで進んでいくものではありません。周りと協力しながら進んでいくことの大切さを教えてくれる言葉です。

夢にはな、ものごとの『意味』をまるっきり変えてまう力があるんや。これまでは面倒でしかなかった作業、ありふれた風景や出来事・・・何の変哲もなかったものが特別な意味がを持ち、とてつもない輝きを放ち始める。それはつまり、人生が輝き出す、ちゅうことや。」P83ガネーシャ
日々の生活や仕事の業務に飽きてしまうこともあるでしょう。それでもその先に輝く夢があると分かると一つ一つの事に意味が与えられていきます。

ガネーシャの課題:日の出を見る。発明家のエジソンくん、音楽家のベートーヴェンくん、小説家のゲーテくん・・・今も語り継がれる偉人の多くが、早朝に起きて活動しとった。現代では、アマゾンのジェフペゾスくん、アップルのティムクックくん・・・IT企業の名だたる経営者たちが早起きの習慣を持っとる。これは、誰の邪魔も入らへん自由に使える時間だからや。」P115ガネーシャ
確かに早起きをして日の出を見ることは、自分の時間も持てるし、スタートをしっかりして良い一日になっていきます。

ガネーシャの課題:初めてをとりいれる。いつもと違う道を歩く、普段とは違うものを買う。見知らぬ店に入る・・・・どんなささいなことでもいい。日々の生活に『初めて』を取り入れなさい。そして、人間は、未知なるものにこそ喜びを見出す存在であることをー未知の要素がないのなら最高の楽しさは決して得られないことをー実感するのだ。」P189ガネーシャ
確かに、人には初めて、という刺激があると良いのかもしれません。人間とは不思議なもので、一方で安定を求めながら、もう一方で刺激を求めることがある。初めての体験が夢へ対する視野を広げてくれます。

ガネーシャの課題:苦手な人の信念を読み取る。怒りの気持ちを伝えるのと同じくらい大事なことがあんねん。それは、苦手な人の信念を読み取ることや。相手を許せへんのやったら無理に許す必要はあらへん。時間が解決してることもあるやろし、何よりも大事なんは、自分を大切にして、正直に生きることや。・・・ただ、このことは忘れんといてな。どれだけ嫌やと感じられる人間にも、必ず、愛おしく思えるような欠点や弱さがあるもんやで。」P339ガネーシャ
日常や仕事中でも自分を攻撃してきたり、なぜか受け付けない、苦手な人はいるものです。そのような中でも相手の懐に入り、相手の立場になって物事を考えてみると、許すことができ、そこから自分への学びを頂けることもよくあります。

ガネーシャの課題:欠点や負の感情を自分の一部だと思う。自分の中で好きになれへん部分や、消してしまいたくなるような嫌な感情ってあるやろ。そういう欠点や負の感情を否定したり排除したりするんやのうて、これも自分の一部だて受け入れるようにしてみいや。そうすることで、等身大の自分に自信が持てるようになる。夢を見つける力も、かなえる力も強まるんやで。」P415ガネーシャ
確かにあまり完璧主義するのもよくない面だあります。他人を許すように時には自分も許すことができれば、自分に自信を持ちやすくなります。

ガネーシャの課題:自分と同じ痛みを持つ人を助ける。エゴの力だけでは、できることが限られてしまう。でも、自分と同じような境遇の他社を救いたい、他社を救うことを通して自分を救いたいちゅう、自分と他社の境界線がなくなったときーできることの範囲も無限になるんや」P415ガネーシャ
痛みや悲しみは実は自分自身を成長させてくれます。そして、人の幸せというのは他の人の痛みに寄り添い、助けてあげることにあるのかもしれません。

  • user 内田
  • time 2023年4月22日
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