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【本】レビュー『白洲次郎 一流の条件』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白洲次郎 一流の条件』 秋山圭男 宝島社

敗戦後日本において吉田茂と共にGHQや海外と交渉を行った白洲次郎さんについての書籍。
都合の悪い問題こそきちんと正視せよ
本当のことを言って初めて解決につながっていくし、自らのためになる。そのための第一歩が空気に流されず、誰に対しても言うべきことを伝える。
他人事にしない覚悟
他人様が起こした火事であろうが、自分のうちで始まった火事であろうが、燃えてしまえば只の灰になるだけで、なすり合いしても灰になってしまえば手のつけようが無い。責任の所在を自身の問題として覚悟を決めること。
煙たがられて本物
人に好かれようと思って仕事をするな、むしろ半分の人間に積極的に嫌われるように努力しないとちゃんと仕事はできねえぞ。ほんとに国家のことを考えて、ガムシャラに邁進する様な人々が指導者に就くべきではないだろうか。私心の無い人、大所、高所に立って、自分の考えや行動すらも客観的に捉えられる人、本当の愛情のある人。
物言う勇気
日本の若い人に一番足らんのは勇気だ。そう言ったら損をするとばかり考えている。
素朴な正義感を持ち、私心の無い相応の覚悟とともに、意見を翻さず堂々と物申し続けるからこそ、大きな相手からもある種の畏怖と共に尊敬も受けた。
  • user 内田
  • time 2025年2月1日
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税務経理記事-デジタルツール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前の話でありますが、時事通信社さんが発刊されている「税務経理」に執筆記事を載せていただきました。(上記画像をクリックしますと大きくなります。)

テーマはデジタルツール。税務行政・税理士事務所でのAI、SNS、キャッシュレス、タスク管理ソフト、スケジュール、クラウドコミュニケーション、などなど。

これからの繁忙期にも有効活用をしてまいります。

  • user 内田
  • time 2025年1月25日
  • tag メディア情報
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【本】プロ経営者・CxOになる人の絶対法則

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ経営者・CxOになる人の絶対法則』 荒井裕之 クロスメディア

社内で経営者的な目線を持つ人材(CFO,CIOなど含む)になるにはどうすればよいのか、について書かれた一冊。

もしも経営人材として活躍していきたいなら、20〜30代といった若いうちから社内でも居心地の良い場所ではなく、より厳しい環境に身を投じる経験が必要不可欠です。これは私たちが20年以上、人材紹介業を行ってきた中で必ずお伝えしたいアドバイスです。失敗が許される若いうちから厳しい環境でチャレンジする経験は、その後のキャリアに多大な影響を与える、正しい選択とだけは言い切れます。

何事も他責にしてしまうメンタリティの人がいます、これはプロ経営者やCxOの適正から、最も遠い人と言わざるを得ません。現在の戦力で戦うことを受け入れた上で自分の責任で会社を良くしていくことを丹念に考えられるか。「もっと優秀な社員がいれば」など、ないものねだりの思考ではプロ経営者は務まらないのです。また、経営者とは、会社という船の行き先を決める船長の役割を担います。経営理念は経営者が社員に対して行う約束、それを表明しなければ、社員は何を信じなければわからなくなる、経営理念が社員からの求心力を生むことになるのだ。

かつては会社の中でのトップとして振る舞い、強いリーダーシップを発揮するトップが主流でした。しかし、最近では、ハラスメントやコンプライアンスに対する世の中の風潮も受け、社員のことを十分に尊重しながら、協調して経営を行うリーダーが増えています。CEOがトップダウンで組織を動かしていくよりも、CEOとその他のCxOがチームを組成して会社を運営していく。そのためには、多様な人たちを束ね良好な人間関係を築ける人間性が問われています。また、IQだけではなく、「心の知能指数」EQが必要で、自分や他者の感情を知覚し、自分の感情をコントロールできる能力、傾聴力や共感力が高く、ストレス耐性にも強いといった特徴があります。成功した時は「君の手柄だよ」と言い、失敗したときは「私の責任だ」と言えるリーダーでなければなりません。
たとえエースストライカーが組織にいなかったとしても、現状の戦力での戦い方を考え、新たな仲間を集めていく、それが経営人材の腕の見せ所です。人間には、自分と異なる価値観を持つ人や相反する意見を持つ人を排除したいという本能があります。しかし、会社でその本能を出してしまうと組織が成り立たなくなるだけでなく、多角的な視点が排除され、経営に影響を与える危険な兆候や不正を見過ごしたり、間違った方向へ走ってしまうケースもあります。様々な経験を積んだ50代の経営者が、20代の若手から謙虚に話を聞く姿勢がまさに求められます。こうしたリーダーのいる会社の業績は、高い確率で好調なはずです。
CxOの中でも、CFOには3つのタイプがあり、資金調達やIPOを得意とする人、スーパー経理部長として迅速なレポーティングができる人、FP&Aを得意とし戦略を数値にして提案できる人。CFOという存在は社長にとってイエスマンでありつつ、強力な意見対立者であるべきです。CFOはつぶさに数字を見ている立場から、社長が見えていないことを参謀として議論を誘発していかなければならないのです。
経営人材として求心力を生み出すためには、組織としてのビジョン」を掲げて周りの人たちに伝え続けること、修羅場で逃げないこと、背中で見せること、常に納得感のある解を示し続けること、人間として寄り添うことなど、いろいろ方法があります。役員だからと肩書を持つ権限を求心力の源泉と勘違いしないで、ただの人気取りを求心力の醸成と勘違いしない、これが大切です。火中でも人がついてきてくれる存在であることここぞというときにだけ手を出すことが大切で、経営者とは基本はチームの仲間に仕事を任せていくものです。社内の優秀な人を見つけて抜擢し、自分で積極的に情報発信して社外から人材を引きつけるのもチームを作る上で大切です。
  • user 内田
  • time 2025年1月18日
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【本】この国を出よ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この国を出よ』 大前研一・柳井正 小学館

2010年発刊の書籍ですが、少子高齢化で沈む日本にとって非常に力強いメッセージが書かれた一冊。

今や世界では、アジアを中心とした新興国が著しい経済成長を持続しています。にもかかわらず日本では、グローバル人材としての活躍が期待される若者の海外志向は弱まっています。こうした認識の甘さは、競争を避ける日本の教育と無縁ではないと思います。しかし、古今東西、競争のないところに進歩は生まれません。北欧のような家族・地域貢献・地球環境への教育により世界のリーダーにもなれず、韓国のような詰め込み教育を徹底するでもなく、ぬるま湯の日本教育は劣っていきます。
借金増の日本のバラ撒き政策が日本の沈没を招くのは数の多い収入平均以下の人の要望ばかりを聞いて高収入企業・人から高い税金を取り、さらに平均が下がっていくから。そのような国は国際競争力を持ち得ないし、国全体がますます貧乏人なっていくのは必然です。天井を高める人、富を生み出す人々が元気でいて初めてバラ撒く資金が出てくるのです。国家レベルで「稼ぐ力」をつけたよい例が、1人当たりGDPで日本を抜いたシンガポールです。税率を安くしたら、世界中からマネーと優秀な人材が集まって繁栄し、結果として国家財政も潤った。ところが、日本の税制はその逆に、国民や事業の稼ぐ力を失わせ、皮肉なことに日本の財政をも危機に立たせている
ここ10数年、もてはやされているベンチャー企業を見ていると、残念ながら、草創期の松下電器産業やソニーのような「変化し続けようという姿勢」を感じる会社がほとんどありません。そもそも「自分たちのビジネスや商品で世の中を良くしたい」「社会を変えたい」といった志があまりにも希薄に見えて仕方がないのです。バブル前30年も前の1970年頃より若い人にとって「モノ」に対する憧れが強くなり、表面的な格好良さだけが重視され親や他人に甘えて買ってもらえれば満足し自立心が無くなりました。また、戦後数十年が経ち安定した時代に生まれ育ち、若者もハンガリー精神を無くしました他人任せにするばかりで、自ら答えを探したり行動する人もいません。
「企業は、社会の公器である」このドラッカーの言葉には、企業のあるべき姿が集約されています。顧客が望む新しい価値を提供し、社会に良い変革をもたらし雇用を創出し、従業員の自己実現を図る。ここから、自分は何をしたいのか、しなければいけないのかが見えてくるのではないかと思います。僕(柳井)はいつも社員たちに「未来は現在よりも必ず良くなると信じて、必死になれとハッパをかけています。
今の日本は少子高齢化が進み年々人口が減少し経済も停滞しています。であるならば、企業は日本には期待せず、日本を飛び出して新しい市場を開拓するしかないでしょう。重要なのは「慣れない海外は不安だ」という恐怖心を払拭して、とにかく一歩を踏み出すことです。そのためには、グローバル化に対応できる人材育成が不可欠、外部に丸投げせずGEのように毎週社長がリーダー候補と会食したり、サムスンのように海外に1年間住まわせるなど、時間と費用を掛けること。
教育の本質を「どの企業も欲しがるような人材」を育成する方向へと転換すべきです。これまでのような受験を念頭に置いた画一的な教育を行う高校や、勉強をしなくても卒業できる大学は全く論外で、実務経験がなく学者に過ぎない教授が自分の得意分野の話をするだけの今の大学は無用の長物です。リーダーシップについては、位が上がってからつければいい、と考えている人がいますが違います。育つ教育の過程で身につけるものなのです。例えばヨーロッパのある有名企業では、一流大学を出ているだけてば採用せず学業以外の特筆すべき経験が大切で、リーダーシップを取った経験が22歳までに5つないと採用しないのです。なぜなら、リーダーシップを取る傾向がある人は、人生で必ずそれを反復するからです。日本も、リーダーシップのある問題解決型の人材を育成する教育に力を入れるべきです。
  • user 内田
  • time 2025年1月11日
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【ご挨拶】2025年を迎えるにあたって

2025年(令和7年)新年おめでとうございます。新春のお慶びを申し上げます。
謹んで初春のお慶びを申し上げます。謹んで年頭のご祝詞を申し上げます。

新年を迎えるに当たりまして、本年、税理士法人TAPの3つの目標を述べさせていただきます。

1つ目に「①クイックレスポンス」に事務所として力を入れたいと思います。業務内容の充実を経営方針に掲げ毎月の所内MTGでも伝えるビジョンでも伝えている中で、1 時間でも早く返答することを大事にしますので、もし弊社担当者のレスポンスが悪いと感じられたら、私までご一報いただければ大変ありがたいです。

2つ目に「②新卒採用に力を入れる」ことであり、弊社が2年に一回本格的な新卒採用活動を行う中での該当年で、ぜひ税理士法人という会計税務を基礎として事業者/納税者に貢献できる仕事に、一人でも多くの人に応募してきてもらえるよう学生さんへの働きかけをしてまいります。

3つ目に「③海外取引の研究」を少ししていきたいと思います。地域のお客様に寄り添う中で、最近は海外取引や海外富裕層向けの仕事に力を入れ始めるお客様が増えており、私たちも勉強をしていかないといけないと感じております。日本全体が少子高齢化で力を失ってきている中で、グローバルな視点を持たないといけないでしょう。

今年一年間も、どうぞよろしくお願い致します。

  • user 内田
  • time 2025年1月4日
  • tag ご挨拶
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【ご挨拶】2024年を振り返って

本年も一年お世話になりまして、ありがとうございました。
2024年で関わらせていただきました社内外の皆様に、心より感謝申し上げます。

代表社員の私事としましては、11月13日に35年ぶりの入院を伴う身体の手術を行いました。
鼻の蓄膿に伴う頭痛や詰りが酷くなったための手術でしたが、痛み出血も伴い、改めて健康や従業員、家族の大切さを感じる出来事でした。

アメリカの大統領が変わりました。それに伴い株価が上がる日本企業、警戒する日本行政、様々な変化が見られますが、日本全体としてこの海外を見てビジネスも日頃の生活もしていかなければいけない気が致します。

いくつか弊社として達成できたこと、できなかったことを記載します。

DXjootoを使ったタスク管理やNXsmartを使ったスケジュールクラウド化ができたのはよかったです。一方で、コミュニケーションの進化は11月にACELINKと共有フォルダの3拠点統合が完了したばかりのため、これからの課題です。

事務所全体のレベルアップ」文字通り、全員がレベルアップすることが望まれる中で、偏りがあったように感じます。初めて年に2回の個人面談を行えましたが、それを全員のレベルアップにつなげたい所です。

人格主義重視」人格主義とは人として大切にすべき、誠実さ・勇気・忍耐強さ・勤勉・謙虚などを常に大切にすることです。弊社のあらゆる面でこれらを第一にできたか、レスポンスが遅く誠実さが見られない、お客様の要望に勇気を持って踏み込まない場面が多々あったかと思います。

新年、改めて事務所としてのレベルアップを進めてまいります。

 

 

  • user 内田
  • time 2024年12月28日
  • tag ご挨拶
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【本】レビュー『道は開ける』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道は開ける』 デール・カーネギー 創元社

人生の困難を乗り越える時も、仕事で大変なことをクリアしていくときも、人間関係でも、人には悩みがつきものです。
その「悩み」をいかに克服して成長していくかを教えてくれる、書籍です。

●今日、一日の区切りで生きる
息絶えた昨日を閉め出し、まだ生まれていない明日を閉め出そう、そうすれば今日一日安泰です。昨日の重荷に加えて、明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、どんな強い人でも体がもたないであろう。エネルギーの消耗、心痛、神経衰弱は、未来のことを気づかう人に合わせてつきまといます。あすのことを考えるな、あすのことはあす自身が考えるであろう、一日の苦労はその一日だけで十分だ。
人生を砂時計と考えてみるんだ。砂時計の上部には無数の砂が入っていて、ゆっくりと一定の速度で中央のくびれた部分を通過していく。この砂時計を壊さないためには余計な手出しをせずに、砂の一粒一粒が通過するままにしておくほうがいい。朝、仕事を始める時には、その日に片付けてないとように思われることが山ほどある、けれども一度に一つのことしかできないし、砂時計のように一定の速度で仕事を片付けるしか手はない。さもないと、肉体や精神の働きが狂ってしまうのだ。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの言葉
「自分の荷物がどんなに重くても、日暮れまでなら、だれでも運ぶことができる。自分の仕事がどんなにつらくても、一日なら、だれでもできる。太陽が没するまでなら、だれでも快活に、辛抱強く、親切に、貞淑に生きられる。そして、これこそが人生の秘訣そのものだ。」
著名なインドの劇作家カーリダーサの言葉
「夜明けへのあいさつ
今日という日に目を向けよう!これこそ生命、生命の中の生命なのだ。その短い工程の中には、君の存在の心理と現実とがすべて含まれる。生まれ育つ喜び、行動の栄光、美の輝き。昨日は夢にすぎず、明日は予感でしかない。精一杯に生きた今日はすべての昨日を幸せな思い出に変え、すべての明日を希望の見取図とする。だから目を開こう、明日に向かって。」

●悩みを解決するための魔術的公式
不安な気持ちを振り捨てて、目前の事態に対処する具体的な方法。
①「起こり得る最悪の事態とは何か」と自問すること。(逮捕されたり射殺されることはないか。それは確実。)
②やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟とすること。(覚悟ができれば怒りや妄想混乱が消え集中力決断力が増す。)
③それから落ち着いて最悪状態を好転させるように努力すること。(エネルギーが解放され行動ができる)

●悩みがもたらす副作用
悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは早死にする。苦悩、不安、欲求不満、憎しみ、怨恨、反抗、恐怖などが心臓病・潰瘍・高血圧などで、どれほど私たちの肉体を破壊しているか。感情が自信、成功、勝利といった彩りを帯びると即座に全快する。緊張をゆるめ、英気をよみがえらせるものは健全な睡眠、音楽、笑いである。神を信頼せよ、よく眠れ。良い音楽を愛せよ。人生のおどけた面に目を向けよ。そうすれば健康と幸福が得られる。

●悩みの分析と解消法
混乱こそ悩みの第一理由。このようの悩みの大半は判断の根拠となる知識が十分でないのに判断を下そうとするから生じる。必要な時まで気をもんだりせず事実の把握のみに努め、それができれば問題はたいてい自然に解決している。ウィンストン・チャーチルは責任の重大さに頭を痛めることがないか質問されたとき「私は忙しすぎる。悩んだりする暇がない。」と答えた。将兵たちが戦場で衝撃的な体験を重ね神経症と呼ばれる状態で戻ってくると軍医は処方箋に「多忙にしておくこと」と書き込んでいた。悩みに対する治療法は、何か建設的な仕事に没頭することだ。

●小事にこだわらない
私たちが人生の大きな災難に雄々しく立ち向かう例は珍しくない。そのくせに、ささいな出来事、いわば「気分をいらつかせるもの」を気に病むのだ。シカゴの名判事が「不幸な結婚生活の根底には、ささいなことがらが存在する」「刑事裁判所の訴訟の過半数は、つまらぬことが原因である。酒場での空威張り、家庭内での口論、侮辱的な言葉遣い、罵詈雑言、無礼なふるまい―この種のつまらぬことが、暴力事件や殺人にまで発展する。世の中の傷心の半ばは、われわれの自尊心がちょっと攻撃を受けたり、侮辱されたり、虚栄心がチクリと刺激されるために生じるのである。」。イギリスの政治家ディズレーリは言う、「人生は短すぎる。小事にこだわってはいられない。」私たちがこの地球上に生きるのは、わずか数十年にすぎない。それなのに、一年もすれば皆から忘れられてしまう不平不満を悩みながら、かけがえのない多くの時間を無駄にする。もうごめんだ。私たちの人生を、価値ある活動、感覚、偉大な思想、真実の愛、永久の事業のために捧げよう。とにかく、小事にこだわるには人生はあまりにも短すぎる。

●非難を気にしない方法
相手が大物であればあるだけ人間はそれを非難して意地の悪い満足を求めるのであり、低俗な人々は偉人の欠点や愚行に非常な喜びを覚えるのである。そうである、不当な非難はしばしば擬装された賛辞であることを忘れてはならない。
私たちの多くは自分に向かって投げられる悪口をあまりにも気にしすぎるのである。実は皆が自分の事しか考えていない。だからバカにされ裏切られてもそのために自己憐憫に陥るのは愚の骨頂である。不公平な批判で傷つくかどうかは私しだいなのだ。食って掛かってくる相手には反論することに意味はなく「ただ笑う」だけで良い。だれかに悪口を言われても自己弁護をしないようにしよう。私たちはもっと独創的に、謙虚に、手際よくやろう、おそらく自分も少なくとも80%は誤っているかもしれない。そうとしたら、むしろ感謝すべきだ、そしてそれを有効に役立てるように努めるべきだ。

●疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
疲労が悩みを引き起こすので、たびたび休養すること、疲れる前に休息せよ、である。第二次世界大戦の際、ウィンストン・チャーチルは一日16時間働いて軍事行動を指揮していたが、昼食後に2時間眠り疲労を予防し何回も休息をとったおかげで、元気よく深夜まで働けた。5分間の昼寝でも効果がある。エジソンによれば、彼の驚くべきエネルギーと忍耐力は、寝たいときに眠る習慣のおかげだったという。もっとも重要な器官は目である、シカゴ大学のジェイコブソン博士は全身の神経エネルギーの4分の1を目が消費しているため、もし目の筋肉を完全にリラックスさせることができたら、人間はあらゆる悩みを忘れるだろうと言っている。

 

  • user 内田
  • time 2024年12月21日
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